セカンドタンブルシート修理(ホンダ 4代目 ステップワゴンスパーダ RK5)
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
DIY第二弾、いつのまにか跳ね上がらなくなった2列目のシートを修理していきます。
セカンドタンブルシートを装備しているステップワゴンスパーダ(4代目・RK5)は、2列目のシートがおよそ6:4で分割して前方に跳ね上がるのですが、助手席側がいつのまにか跳ね上がらなくなってしまいました。
画像の通り、背もたれが倒れるとこまではいきますが、どれだけ勢いをつけても座面が跳ね上がりません。
2
この世代(4代目前期型・2009年~2012年)のシートによく起こる故障らしく、以前運転席側も跳ね上がらなかったことがあったらしく(父情報)、当時はディーラーで修理してもらったそうです。
背もたれが倒れることによってワイヤーが引っ張られ、ジョイントを経て座面と床を固定しているロックを解除するという仕組みなのですが、途中のジョイントが弱いのか脆いのか、円筒上のパーツを引っかけている部分が開ききってしまい、ロックが解除できず、座面が跳ね上がらないようです。
3
今回、該当する部品を入手することができたため、DIYで修理することにしました。
モノタロウで販売していましたが、個人での購入ができず、ネットで探していたところ、Amazonで957円で出品されていました。
ホンダの純正部品で、品番は81351-SLJ-J01です。
画像の上の部品が元々ついていたもので、下の部品がAmazonで購入したものです。
4
作業を始めていきます。
座面が跳ね上がらないので、まずは座面と床を固定しているロックを解除します。
内張りはがしを使って力ずくで座面下を覆っているパーツを外していきます。
すべて外れたら、床に寝そべり、下から開ききっているジョイントを強く引っ張ります。
すると、ロックが解除され、座面が跳ね上がります。
5
跳ね上がりました。
ワイヤーと開ききったジョイントを外します。
6
リクライニングレバーの反対側の可動部に固定されているワイヤーの片端を外し(赤丸部分)、ワイヤーを完全に取り除きます。
7
新しいワイヤーパーツを先にリクライニングレバーの反対側の可動部に引っかけます。
8
取り外しと逆の手順で取り付けます。
ワイヤーパーツの取り付けが終わったら、座面下を覆っているパーツを組み付けていきます。
9
跳ね上がるようになりました。
以前運転席側をディーラーで直していただいたときは、工賃が3万前後したそうですが、今回は部品代+送料の1,367円だけで済みました。
両側とも跳ね上がるようになり、3列目へのアクセスしやすさも、積載性も上がりました。
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