さて、来年7回目の車検を通すか悩ましいところです。
家内と一緒にGR86を試乗しました。
家内もGR86自体は気に入ってくれました。
家内も免許を取ってから16年程はレビン、カリーナGTの5速MTを運転してきたので86自体はいいのですが、どうしても折り合いがつかなかったのがMTにするか ATにするか、でした。
家内は絶対にATと譲らないし、私はどうしてもMTに乗りたい…
話は平行線を辿り、とりあえずマークXを乗り続けていました。
当たり個体で、駆動系は全く衰え知らずでしたが、外装・内装の劣化は進んでいました。
車高調も2回目の交換後2年でしたから走りは全く問題ありません。
ただ内装のスイッチや外装のゴムパーツはボロボロになっていました。
エコとは無縁の車ゆえに税金も上がっています。
MT車に乗れないなら欲しい車はない。
私は家内にいいました。
「86、ATなら要らないよ。ただXをこれ以上乗ると大きな故障なんかでお金がかかるかもしれないから車は買い換えよう。ヤリスハイブリッドあたりが候補かな。」
そんな話をして日々を過ごす一方で私の楽しみはGR 86のカタログを眺めては欲しいオプションに付箋を貼り、支払い額をシュミレートすることでした。
13年毎に買い換えてきたので10年過ぎると3年間はこの繰り返しで欲しい車をピックアップしてディーラーさんとの商談に備えるのが習慣化していました。
「今は納期もままならない。値引きの交渉自体も出来ない時代だしな。」
カリーナGTを買った頃が懐かしく思い出されました。
支払い額が折り合いつかず諦めて家に帰るとその晩、ディーラーさんから電話がかかってきました。
「今、決めて頂けたら希望の価格でやります。納車は2週間後です!」と。
とても車好きなセールスさんでレーダー、カセット、スピーカーと社外品の取付も全部彼が自分で取付てくれました。
勿論、無料で。
すぐに店長さんになって家内とビックリしたものです。
「ありゃ、販売会社オーナー一族の御曹司じゃないか?あの若さで店長ってのは縁故だろ。ただひたすらにクルマ好きだな、彼は。」と家内と話したものです。
カタログを眺めては価格をシュミレートする中、地元紙のネット記事で自動車販売会社の経営方針として値引きを一切しないというニュースが出ました。
納期の問題もあるし、いいお客様が損をする商習慣をなくす、という経営方針は実に正論だと思いました。
越境して相見積もりを取って安く買う、なんて手のかかる買い方はしたくなかったのでヤリスハイブリッドATを定価で買うつもりでした。
家内と家でお茶をしていると、ディーラーさんから電話がきました。
今にして思えばなるほど、なのですが。
確か8月の終わり頃でした。
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2024/02/17 18:57:23