エンジンを完璧に!(INPAによる完全な診断)
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
INPAをつないでエンジン始動しましょう
Additive Adaptionsfaktor BankX
これはLTFE(Long Term Fuel Trim)です
エアインテーク以外からの空気の摂取により数値が大きくなりますが
限りなく0に近いのが正常です
Multiplikative Adaptionsfaktor BankX
これはSTFT(Short Term Fuel Trim)です
基本的にこちらも0が望ましく、許容値はMax5%程度です
これら数値は燃料の補正値で
燃料吹きすぎだと当然に良くないわけですよ
おじいちゃんのくじらは3%程度のSTLTで、これは僅かなエア吸いを示しています、後ほどエア吸い箇所を探します
以上から、エンジンの状態がきちんと把握できます
この数値から外れている車は、基本性能は発揮出来ていない筈です
排ガスも汚いしいけませんねえ
2
お次もINPAより
ラフランです
こちらはアイドル時のエンジンの振動を
ノックセンサーが検値、演算して
TDC時の燃焼を数値化したものだと聞いています
機械効率ってやつですよ
1~6気筒のバラつきが±5%程度はジッタリング
それ以上はスパークプラグやイグニッションコイルに問題ありです
許容値は5以下(緑枠)ですが
例えば一本だけ突出しているようですと、その気筒は燃焼が上手くいっていない可能性があります
1~6気筒のばらつきが少ないほうが
良いでしょう
おじいちゃんのくじらは、まぁ悪くはないけど
気持ち悪いので後日イグニッションコイルを入れ替えてみます
因みに
ラフラン項目はあくまでもアイドル時のみ!
通常走行では全ての気筒が0になります
3
次もINPAで
VANOSです
エンジン始動して数秒で落ち着かないものは
ジッタリングや磨耗の可能性
そしてアライメントがセンターにないものは、多分壊れてます
INPAやISTAでアジャストは出来ますのでアライメントに不具合があるエンジンは
再設定してみましょう
テストで油圧が作動しなければバルブが壊れているかもしれませんが
早急な判断を控えましょう
余分なお金の出費となりかねませんのでね
尤も、アライメントの不具合はほとんどがアジャストでは治らない筈ですのでアッシー交換が良いです
予防措置
VANOSを動かすように!たまには全開で走りなさい!
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