2011年03月21日
群馬でも色々と原発の影響が出ていますが、気になったので転載しておきます。
今年の関東の桜はどうなるのか?
桜に異常が出て人間に異常が出ないわけないでしょう?・・・とは思いますが。
今回菅が行くのを止めたのも被爆するのが分かったから行かなかったのでしょうか?
たんぽぽ舎です。【TMM:No662】
転送歓迎です
たんぽぽ舎に連絡先住所を置いている「サクラ調査ネットワーク」
より7/29サクラ記者会見の報告です。
☆☆★5年目のサクラ調査結果の発表会をおこないました★☆☆
柏崎刈羽原発周辺でサクラの大異変を発見
国会内での記者会見が充実内容で盛況
1.7月29日(火)午後、国会内(参議院議員会館会議室)で、サクラ
調査5年目の全国結果について、報道陣や一般の関心者に発表す
る会がおこなわれました。
全国で市民が連携して5年間しらべてきた結果、今年はじめて
新潟県内の柏崎刈羽原発の付近でサクラの大量の異変が発見され
たこともあり、その原因も含めて、関心を呼んで、当日は報道関
係12社(うちテレビ局2社)と関心を持つ人など50名弱の参加で盛
況でした。
中味も新潟現地からの報告も含め、4名の方から発表があり、
充実した内容であった(参加者から)と好評でした。
2.資料として配布されたのは次の3点。
イ.サクラの調査結果の発表(A4判、6頁)
ロ.柏崎刈羽原発7号機の放出したヨウ素-槌田敦(A4判、2頁)
ハ.『サクラと環境・原発調査報告集 第5集』
(カラー4頁含む40頁の小冊子-有料)
3.はじめに「サクラ調査ネットワーク」の世話人の柳田が、記者
会見の趣旨を話しました。
イ.5年間、全国各地で「サクラと環境・原発」を調査してきま
したところ、今年、新潟柏崎刈羽原発周辺で「サクラの大異常」
が発見されました。サクラの正常形は、花ビラ5枚、ガク5枚で
すが、そうでないものが多数みつかったのです。それは、花ビラ
の変形、重なり、矮小化、花ビラ4枚や6枚、ガクの異常などな
ど…。変形の数量は、昨年は5本の樹、4609花を調べて異常は143、
異常花率は3.1%でしたが、今年は4本の樹、4000花を調べて、
異常は912、異常花率は22.8%とグーンとはね上がりました。
全国平均は2.89%です。
ロ.5年間、全国を調べて、今年、新潟柏崎刈羽のみが異常に高
い異変サクラを検出した原因は何でしょうか。サクラの芽が育つ
といわれている昨年の6月~8月頃のできごととしては、新潟県
中越沖地震と柏崎刈羽原発の重大事故(火災、放射能放出)があり
ます。東京電力の発表でも通常時を上回る、かなり大量の放射能(
ヨウ素など)を出しました。サクラの大異変と原発事故との関連を
考えざるをえません。本日の4人の発表によって内容が具体化し、
鮮明になることと思います。
ハ.サクラが咲くのは4月なのにサクラ調査の発表がなぜ7月か?
-と疑問の声も寄せられましたので経過を説明します。九州から北
海道までのサクラ調査が4~5月、6月に集計(6月に中間発表もし
ました)して、7月一杯、編集・原稿あつめにかかりました。皆、
ボランティアの市民ばかりなので、多少、時間がかかりました。
4.全国のサクラの調査結果について奥田智子さん(前東洋大学教授)
が発表。2008年は全国44地点で118本のサクラの樹、12万9658の花
を調べた。その内訳は、原発現地は25本の樹2万7954の花、異常花
率は5.63%(2007年は2.64%)。原発より遠隔地(30km外)
は、93本の樹、10万1944の花ビラを調べ、異常花率は1.95%(
2007年は1.67%)。
両者を足すと、118本のサクラの樹、12万9658の花を調べ異常花
率は2.89%(2007年は1.86%)。
今年の異常花率が高かった理由としては、柏崎刈羽原発周辺のサク
ラの異常花率が突出して高くなったことがある。
5.新潟県柏崎刈羽原発周辺のサクラの調査結果について、現地刈
羽村「生命を守る女性の会」の近藤ゆき子さんが多くの写真と地
図をもとに説明。今年は本当に異常花が多かった。昨年とは大違
いだった。色もおかしかった。又、サクラ以外の色々なものが巨
大化していると感じている。サクラ調査の数字的には、4本の樹、
4000花を調べて、912の異常花を発見、異常花率は22.8%(
2007年は3.1%)。
なお、今年7月16日(昨年、中越沖地震の起きた日)にサクラの枝
を念のため調べたところ、芽がついていた。
6.3番目に物理学者、元理化学研究所の槌田敦氏が「柏崎刈羽原
発7号機の放出したヨウ素」についてA4判、2頁のレジメに基
づいて説明。それによると、7号機の放出放射能(ヨウ素)は、東
京電力発表で約4億ベクレル。これに半減期の短いヨウ素132
と134は東電発表がないがこれらの発生確率はほとんど同じ値
なので約3億ベクレルを加算してヨウ素の放出量の合計は約7億
ベクレルとなる。
原発は常時ヨウ素を放出している。その放出実績は、1年間で100
万ベクレル程度である。これと比較すると、7号機は、1年で放
出する量の700倍ものヨウ素を2007年7月16日と17日の2日間で放
出したことになる。
東京電力は、ヨウ素が大気によって十分に薄まると仮定して、生
体への影響はなかったと断定する。大気中での煙の密度に濃淡が
できるのは常識である。東京電力の希望的説明は当てにならない。
そして、ヨウ素は甲状腺以外の遺伝子に関係する器官も攻撃する。
その証拠が今回発表のサクラの異常である。生体への影響はあっ
たのである。
サクラの遺伝子がやられた、それが今回のサクラの異常だ。
7.菅井益郎(國學院大學教授、市民エネルギー研究所)さんが「米
国スリーマイル島原発事故での植物の異常」について、現地で撮っ
た写真映像で説明。(米国スリーマイル島原発事故は1979年3月28
日2号炉でメルトダウン事故が発生したもの)
次々に見つかってしまう異常な植物の数々-茎がキノコみたいに
太くなってしまったたんぽぽの花や、メーブルの葉の異常、そし
て切られてしまった木の写真など、実物映像で説得力ある説明で
した。―詳しく知りたい方へ『スリーマイル島原発事故―安全神
話の崩壊とまきちらされた放射能』広瀬隆、菅井益郎共著(たん
ぽぽ舎刊、1999年、32頁の小冊子、400円)をごらん下さい。
8.会場から6人の質問と発言
会場からの質問・発言は6人。今後の運動の方向は…の意見も出
されました。主催者からは、イ.サクラパンフレットの普及、
ロ.来年の調査への参加、ハ.今後の相談会―への協力が訴え
られました。
9.東京新聞6月8日号に「サクラに異変―柏崎原発周辺、昨年の
直下型地震事故影響か」の報道(6段記事)が出ています。6月の
中間報告の内容が要領よくまとめられ、東電側も取材して書かれ
た内容になっています。(文責、柳田 真)
たんぽぽ舎 http://www.tanpoposya.net/
Posted at 2011/03/21 14:30:03 | |
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2011年03月14日
ちょっと時間が経っていますが、某ブログでかなり気になったので上げときます↓
3月 12日 原子力資料情報室の福島原発に関する記者会見
原子力資料情報室「福島原発に関する緊急共同記者会見」
(ビデオニュース・ドットコムによるUstream中継)
2011年3月12日 20:10 放送開始
http://www.videonews.com/press-club/0804/001742.php
Posted at 2011/03/14 19:13:39 | |
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