ホイールのラグナット、自動車メーカーによって径やピッチ、座面へのあたり形状や
選んだホイールによってハブボルトの突出量なども変わって来ると言うシンプルで簡単な部品ですが
車を買い替えて「さあラグナット買おう。」とすると意外と悩ましい部品でもあります。
私は―
・ソケットレンチでの締め込み時にソケットがホイールに底付きしない
・ホイールのディスク面からラグナットが突出しない
・ネジ部が錆び難い袋ナット
この点を重視しているのでフランジタイプで短めなラグナットを選ぶのですが
過去に痛い目にあっています。
先達から「ラグナットは長くてかっこいい色のがいい。」とわけのわからない赤いラグナットを貰い、とりあえず取り付けてみた事があります。
そのラグナットの出来が悪く、取付時に振れること振れること。
せっかく買ったワークのホイールのテーパ面に当りの悪い痕が付いて悲しかった覚えがあります。
(すぐに「突出量が多くて危ないからやめますね。」と丁寧に先達に断りました。)
このような事があったのでラグナットは信頼出来るKYO-EI(協永産業)製から選ぶのが常だったのですが
たまにはメーカーを変えてみるかとレースシーンでも活躍するAGITO(和広螺子)製をスイフトスポーツでは使っています。
ついでに初めての対辺17mm(HEX17)。
和光螺子のラグナット、タップ加工も綺麗ですし取り付けもスムーズ。
ホイールのテーパに当たった際も違和感がありませんでしたし、外観も普通。
特に可もなく不可もなく工業製品として普通で真っ当なラグナットで良かったです。
欲を言えばエンケイやレイズが販売するテーパ部が別パーツの締結軸力がしっかり出そうなラグナットも気になりますが
ちょっとお高くて手がでません…
ラグナット、人気でも粗悪な物が市場に氾濫しているようで、私も一時そう言ったブランドの物を買おうとしておりましたが
今後も協永産業か和広螺子からラグナットを選ぶようにしたいと思います。
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2024/07/25 05:54:10