
北海道にいるとどうしても評価のしにくいACC含む高速ツーリング性能ですが、今回のなんちゃって日本縦断の旅を通して色々分かってきたのでここに書いていこうと思います。
•乗り心地
スタッドレス・タイヤなので適正な評価ではないが(早速)やはり足回りの方向性がランフラット・タイヤを基準にしているだけあって、気持ち応答に遅れというか、タイヤのたわみを感じる。
ただ120km/hのレーン・チェンジの時に若干感じる程度なので問題点とは思えない。
スポーツモード時の足の硬さでは路面のギャップが常に身体全体に伝わり落ち着かない。やはりスポーツ・モードの足はサーキット用かと。
・加減速
コンフォート・モードならブレーキは一切必要ないレベルのエンジン・ブレーキがかかる。より強くかけたいならシフトをSモードにするかパドル・シフトを長引きすれば必要十分の減速が得られる。
ECO PROのセーリングを上手く使えば望外の高速燃費が得られるが、気を抜くと車間が思いの外詰まって焦る。
・ACC
遅い車が車線変更した際の速度復帰はまだ許容範囲だが、遅い車に追いついた時の減速が唐突。
レーダーが車両を認識するのと同時に速度の調整を行うため後続車へ迷惑となる可能性がある。
手動でキャンセルや再セットを行う必要があるため完全ACC任せのドライビングは少々辛いか。
逆に渋滞時は自然な加減速で追従するため、ストレスが全くなくなると言っても差し支えないレベル。ただ割り込みに非常に弱い(急ブレーキがかかる)ため運転者は気が抜けない。そもそもハンドル支援が無いため気は抜かない。
以上のことから、BMW M135iは高速ツーリング性能に非常に長けたクルマと言えるだろう。
アウト・バーンで鍛えられたクルマなだけあり、120km/h巡航でも常用域として駆け抜けてしまう。
私が昨年まで乗っていたカローラ・HVは110km/h巡航で燃費が4km/Lも悪化し、FFらしいハンド・リングだったのが数少ない不満点だった。
その不満を解決するため乗り換えたが、それは良い選択だったと今は思う。
雑誌のENGINEってこんな書き方するよね。
はい。
Posted at 2025/01/03 20:44:31 | |
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