ブレーキフルード交換(忘備録)…
| 目的 |
修理・故障・メンテナンス |
| 作業 |
ショップ作業 |
| 難易度 |
 初級 |
| 作業時間 |
3時間以内 |
1
BMW F40 M135iでは2年毎にブレーキフルードの交換が推奨されているようで(初回は製造日より3年後にアラートがあった)スマホアプリMyBMWもアラートで交換時期を知らせてくれる…
2
2月1日からアラート発動…
前回はBSIもあったのでディーラーサービスでの交換を行いましたがBSIも契約切れており近所の整備工場で交換を検討…
下調べしたところ最近の欧州車は低温下でもEPS/ABS等の車両安定制御システムが安全確実に作動するように低粘性のブレーキフルードが標準となっているらしい…
ISO規格で「Class6」と言われていたり「LV(Low Viscosity[低粘度])」と表記されているブレーキフルードがそれにあたるとわかった…
事前に作業予約で整備工場に問い合わせたら、もちろんその辺りの事は理解されていた…
3
Class6の規格では
-40℃ 750cSt以下
100℃ 1.5cSt以上
の粘度と定められています
DEXCELのブレーキフルードを例とすると
・BRAKE FLUID DOT4
-40℃ 1294cSt
100℃ 2.37cSt
・BRAKE FLUID DOT4 LV 低粘度
-40℃ 675cSt
100℃ 2.10cSt
・BRAKE FLUID DOT5.1
-40℃ 810cSt
100℃ 2.17cSt
・328 Racing DOT4
-40℃ 1698cSt
100℃ 2.59cSt
となります…
ですが低粘性が標準の車種でもBRAKE FLUID DOT5.1や328 Racing DOT4に換えられている方もおられるのでClass6で無くても使えない事は無いようです…
最近はDOT5.1の高沸点化+Class6の低粘性を併せ持つClass7という規格もあるらしい...
私はブレーキ関係なので純正品まではこだわらないけど規格は守った方が無難かと思い低粘性のClass6に準じたブレーキフルードで依頼…
4
作業は整備工場にお任せ…
ブレーキフルードは純正を使用したとの事…
規格:DOT4(Class6)低粘性
ドライ沸点:265℃以上
ウェット沸点:170℃以上
プラボトルの純正ブレーキフルードに記載のあるスペック…
最近は金属ボトルに変更されているようでボトルにスペックの表記ナシ…
ボトルの形状を見ると金属ボトル=ATEだと思う(確証ナシ)…
5
前回交換2023/02/12
ちょうど丸2年経過…
前回走行距離 31,577km
今回走行距離 54,495km
2年間で22,918km走行…
6
車検毎の方が管理しやすいのでブレーキフルードのCBS(コンディション・ベースド・サービス)のリセットせずに今年6月の車検時にディーラーサービスで実行予定のSoftware Upgradeに合わせてアラートもリセット予定していたが3月1日にコーディングのついでにリセット実施…
次回アラートは2027年3月1日??
7
工賃:圧送
9,350円
ブレーキフルード:
2,530円/L×1.7L=4,310円
計13,651円(税込)
前回ディーラーサービスにて交換時の参考価格
工賃:
8,250円
ブレーキフルード:
2,310円
計10,560円(税込)
実際BSIで支払いは発生して無いが明細はメモしておりディーラーサービスより高くなってしまった…
事前に作業予約の時にディーラーサービスの料金を超えることはないだろうと見積書も貰わなかったのでこちらの確認不足…
前回ディーラーサービスでの交換時のブレーキフルードの使用量までメモしなかったが今回は1.7L使用したとの事…
ネットでは1Lで十分との情報もあり少し腑に落ちないが片道5分の整備工場に対して片道高速使って約50分のディーラーサービスに持ち込む手間等も考えたらこの差額分はギリ許す…
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