昨日はハイランドにS耐のオフィシャルしに行って1コーナー付近で見てたんですけど、S耐の足回り随分みんなよく動いてるな~と
ガンガンゼブラを超えていくし、ブレーキングやアクセラレーションに対するピッチングモーションすら外から見ていて如実にわかるんです。そして凄くよく動いているんだけど収まりがいい・・・
レース後、某チームのメカさんから話を伺ったshinさんと話しながら車両保管のマシンを眺めていたんですけど、簡単に言えば
バネレート柔らかめ、ストローク多め、減衰も弱め、スタビ強め
これがやっぱり最近のトレンドのようです。よく言われるガチガチの足は古いって言うのはたしかに的を得ている話だなと思います。
ただちょっと意外というか自分の考えが当たっていてよかったっていうかなんですけど、駆動形式や排気量、クラスを問わず保管してある少なくとも上位入賞車の全てがかなりのキャンバーがついていました。前後のキャンバーのバランスはたしかにマシンにより異なり、クラスによりキャンバーのつきもたしかにもちろん違うんですが、キャンバーも立て気味っていうのは少なくともこのクラスではあまりトレンドではないようです。
町乗りカーでのスポーツ走行を考えるクルマに大してキャンバーをそれほどつけないでって言うのはサーキットに行ったときと、町乗りで容易にキャンバーを変化させるのが困難であることや、市販ラジアルタイヤなどでの場合はコーナーリング時の接地性能を重視してキャンバーを大きくするとストレートエンドのブレーキングで接地面積が低下してブレーキングが辛いって理由もあると思いますけど。
↑で何でスリックタイヤを履いたS耐マシンならいいのかと言えば接地面積と支持しなければならない荷重のバランスとしてブレーキングでさほど問題にならないからだと思います。。。
ちょっとわかりづらい説明ですがラジアルで鬼キャンやると接地面積が全然足りないわけです。ブレーキングでかけられるというかかかる荷重っていうのはダウンフォースを考えなければ車重、重心、前後バランス、ホイールベースから求められるわけで求め方はマイルームに何やら数式が書いてある本があったと思いますが割愛するとして、まあ求められるわけです。その荷重でラジアルを潰すと荷重過多になって滑る、つまり面積が足りないわけです。
逆にスリックでもキャンバー少なくして接地面積を大きくしたらって考えるわけですが、スリックの場合は単位面積あたりが支持できる荷重が大きいから同じ荷重を受けても少ない面積で充分有効にグリップさせることが出来るって話です。
上手い補足説明激しく求むな感じですね・・・
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Posted at
2010/10/18 14:25:08