
昨年2013.6/16にナビ取付、6/29にサイバーナビアカデミー出席、その後7月いっぱいのモニター期間を終了しましたが、もちろんAVIC-ZH0009CSを使い続けています。
構成としては、ナビ本体AVIC-ZH0009CSにオプションのヘッドアップディスプレイ ND-HUD1、DSRCユニット ND-DSRC2、VICSビーコン ND-B6、オプションリモコン CD-SR300と前後カメラにND-BFC200を2台装着。フルオプションで使用中です。
現在はサブウーファーTS-WH1000A、センタースピーカーTS-CH700A、SDレコーダXPR-900が取り付いた「完成型」となっております。(パイオニアデモカー??)
スマートループドライブレポートによる距離積算によると、2013.7月~2014.1月の7ヶ月で約22,000km! 月平均3,142km
(※このサービスは2014年3月31日で終了だそうです(>_<) )
これだけ使い込んでみた『半年後のまとめレビュー』を…。
1)ルート検索が凄い!
なんと言っても基本性能であるルート検索の正確さです。
装着当初は物珍しさからスマートループアイ機能でいろいろと楽しませてもらいましたが、やはりナビの基本性能はルート探索・案内です。半年使ってみて行き着くところは基本性能です。ナビゲーションシステムとしてここの信頼性がないと、まったく使えないものになってしまうと思います。
データ通信専用モジュールが付属しているので、渋滞や規制などをリアルタイムで拾ってくるので凄いです。
例えば、埼玉方面に向かうことが多いのですが、普段は東名~首都高渋谷線~大橋JCT~山手トンネルを使います。
ある日ルート探索(行きに慣れた場所こそルート探索をすると良い、と前回アカデミーでアドバイスもらいました)をすると第三京浜経由で都内に出てから首都高に乗るルートをナビが設定しました。
なんでそんな遠回りを…、とナビの案内を無視して東名の入り口まで行くと「事故渋滞○○km 60分」の表示が。もちろん乗らずに引き返し、ナビ通りのルートで向かいました。最初からナビ通りに行っていればと後悔した瞬間でした。
確かにレスポンスが遅いと感じる部分はあります。通信モジュールの無い数世代前のHDDナビAVIC-XH990に比べてルート探索の時間が遅いのですが、通信で最新情報を拾ってリアルタイム渋滞情報を考慮してくれているとなると仕方のない部分なのかな。幹線道路やFM-VICS拾う前に渋滞を考慮してくれるのは有り難いです。
さらに改善するとすれば「なぜこのルートを設定したのか」ルート探索時に"根拠"を教えてもらえればさらに安心です。
いきなり普段と違うルートを推奨されても自分の勘の方が正しいと思い込んでしまうものです。根拠を示されれば「納得して」「安心して」ナビに任せられます。
2)案内タイミングが凄い!
特に交差点案内で「この信号を右です」と言ってくれるのが、もの凄く分かりやすい。
タイミングが早すぎず遅すぎず、ずれない。簡潔な案内であるが故に迷わず指示に従えます。
しかも案内後の車線まで加味してレーン誘導してくれます。例えば、右折レーンが2車線あって、その次の交差点を左折する場合などでは、ちゃんと左側の右折レーンを誘導してくれます。
次に曲がる方向や走るべきレーンを色づけして表示してくれるので、余計な車線変更が少なくなり安心です。
たまにレンタカーで「日産carwings」や「トヨタ純正ナビ」など使う事がありますが、曲がるべきポイントを過ぎてからアナウンスする事もしばしば。サイバーに慣れてしまうと案内タイミングが不親切に感じてしまいます。
3)ロードクリエイターとナビマップチャージに満足!
常に最新の道路地図で走れます。
数ヶ月おきに道路情報も更新されていきますが、それでも新規開通には対応出来ない場合があります。しかしサイバーナビでは、地図にない道も走れば地図になると言う「ロードクリエイター」という機能があって、地図にない道路を走行した場合、リアルタイムで道路データを生成してくれます。
https://minkara.carview.co.jp/userid/364730/blog/31871225/
単なる衛星情報のズレと地図に道路が無いのをどうやってナビ内部で判断しているのか分かりませんが、とにかく凄い機能である事は間違いないです。
また、通信モジュールや別売のSDメモリーカードを介し、本体のバージョンアップができるので、新しい道路やオープンした施設などを更新できます。
こういった地図データ・地点データはもちろんですが、年一回の機能アップも含まれます。せっかく高価なナビを買うのですから、こういったユーザーフォローは大事だと思います。
4)到着予想時刻に満足」
ナビが教えてくれる到着予想時刻がほとんど狂わない。
単純ですが結構役に立ってます。
アカデミー番外編で知ったのですが、裏側で相当な計算を行っているそうで、到着時刻にほとんど狂いがありません。
仕事で車を使っているので、先方に何時に着くと正確な時間を連絡できるのは大いに役立っています。
5)こうなったらイイナ!
スマートループアイ画像で「渋滞しているのか」「ただの信号待ち」なのか瞬時に判断できればイイですね。
スマートループアイのスポット情報はVICS情報と連動しているそうです。例えば高速道路を走行中で前方で事故や車線規制が発生した場合、VICS情報を元にナビの地図上にもそれが表示されますが、スマートループアイの臨時スポット情報にもなるそうです。
DSRCも普及してますが、定点カメラの画像ポイントはまだまだ少ないです。臨時のスマートループアイのスポット情報は、まさに動く定点カメラ。いつどこで事故が起こるか分からないので現場の状況が絵で見られるのは良いですが、瞬時に判断できればなおイイですね。
6)これはオススメ!
DSRCユニットは推奨です。
特にVICSビーコン(2.4GHz)はITSに移行していく方向なので、これからナビ購入を考えている方は普通のETCユニットではなく、DSRCユニット「ND-DSRC2」の同時装着をお奨めします。
助成金も出ますしね(^^)
・2万円助成!2/25まで期間延長します!「走行経路確認社会実験モニター」
http://dsrc-portal.jp/pdf/20131220_ITS-SPOT_B2_01.pdf
7)その他としては…
AV能力の高さ(オートタイムアライメント)や常に視界に入ってくるヘッドアップディスプレイ(HUD)は重宝してますね。
HUDは普段使いなので、到着予定時刻、現在時刻、ハイウェイモードは何気に便利です♪
以上、他メーカーのナビを所有した事が無いのでパイオニアよりの記事かもしれません。
改善点や要望などは他みん友さんが書いてくれているので割愛です。
ですが一ユーザーとして半年使用してみての率直な感想です。
また気づいた事があればアップするかもしれませんが、ひとまずおしまい。