ずっと乗り続けたいと思えるクルマ

素の147も絶妙なデザインだと思いますが、GTAはそこに加えてワイドフェンダーとインテークを増やしたフロントバンパー、リアバンパーなど、やる気満々な雰囲気とおしゃれな雰囲気を両立してて気に入っています。自分としては、純正の雰囲気がものすごく良いので、これを崩さずに乗っていきたいと考えています。

このサイズで250馬力あるので、パワーについては全く不満ありません。最小回転半径の大きさはどうしようもないけど、コーナリングだけでいうとよく曲がってくれます。むしろ敏感気味。
ただ、なぜか低速時のハンドルの重さは強烈です。車庫入れの切り返しがちょっとした筋トレに…。

ガチガチなんだだろうな、と思って乗ってみたら、むしろ硬めのしっとりという感じ。静粛性は、前に乗っていたのがオープンカーなので私の感覚は参考にはならないと思います。が、それに比べればGTAも静かに感じます。窓を締めていても、3000回転を過ぎたあたりからのエンジン音は室内にも十分聞こえてきます。

3ドアハッチバックだけど、リアハッチの床が低いので、結構荷物が積めそうです。リアシートが独立可倒式なのも助かります。ISOFIXには対応してほしかった気もしますが、そういう車ではないのでしょう。私の場合はこどももすでにジュニアシートで良い体格になったので、これはそれほど致命的ではありません。

期待してはいけないと知っていたけど…なかなか食いますね。今のところ 6km/l くらいだと思います。燃料計をあまり直視したくないです。

GTAは元々の生産台数が少なく、かつクルマのカラーゆえか”程度が良い”、”フルノーマル”、”走行距離が少ない”を満たす個体は300万を超える事があります。ただ、それ以上に暴騰している124スパイダーを売ったら、3万キロ台のGTAを買ってもお釣りが来たので気にしないことにします。もう二度とこういうクルマが生産されることもないでしょうし、気になったら買うべきだと思います。年式と新車価格を考えれば高かったと思いますが、自分は後悔していません。