クラッチ滑ってたのは前回までのこと。んで,これは昨日の夕方の事…。
私ゃいま、sevenの車庫から300mほど離れたところにいます。何故「いる」のかっていうと、居ざるを得んのです。
時刻は16:00頃,
・クラッチが滑り出してるのは解ってるんだけど
・天気がいいし
・週末,やっと少しだけ時間が出来たし
・無理させなければいいかな~
・4500rpm以上は回せんなー…
と,MEGANEに乗って車庫までやってきてsevenと交換。夕方(18:00~)には,友人のやっているイタリヤ料理屋の10周年パーチーかなんかがあるってんで,それまでその辺を散歩ざます。つる~…っといい気分で走り回り,自宅に到着。どうせ明日も乗るんだろうから,今夜は自宅に置いておくざます。をほほ。
さて,そろそろ料理屋に行かねばならん時刻(16:00)だ。
と!ある事に気づく。
(あ…忘れた。)
ここのところ頻繁に忘れる様になってしまった携帯電話。どうやらMEGANEの中に置き忘れた模様。
「づわ~めんどくせー!!」
と,自分の失敗に嫌気が差し,とりあえずは電話を取りに車庫へ行って,自宅に戻って,サケ飲むから歩きで駅まで行って…。あーめんどくせ。んで,ま…いわゆる普通のジャケットを羽織ってsevenで出発。
車庫まで700mほどの地点まで来た時,通りと交差する小道から,すっとぼけた運転のGさんが突如出現。一時停止もせず,チャリンコにでも乗っているかの様な,華麗な運転っぷり!
「ぅお!!ブレーキ間に合わん?!!」
と,運良く反対車線がクリアだった事から,そちらまで孕んで緊急回避。ギリ一髪セーフで,Gさんの20mほど前方で元の車線に戻る。100mほど先の信号が赤に変わったので減速。ブレーキ。抗議の意味を込めて,ちょっときつめに。
「てんめー!このクッソじ●ー!!」
怒りをあらわに,ひとつ怒鳴ってやろうと口を開いて↑のようなキチャナイ言葉を発しようとした瞬間、いやほとんどそれと同時に
ぎわばーーーーーーーーー(多分6,900rpm)
ワタシの排気筒(もう,ワタシのヤツのあの構造は筒です,ツツ。)からけたたましい音が響き,エンジンが全開に回り始めた!!初めて聞いた,あんな音。多分,和田アキ子の声量よりあるぞ。
<ぅお!レスポンスいいね!!>
じゃねーし!いや自分、何もしてねーし!抗議の空ブカシしてねーってば!!Gさん,すっかりビビってその場から動こうとしなくなってる。はるか後ろで停まってる。いやいや、それどころじゃない、こんな全開してたらエンジン壊れるっしょ!!って、すぐにキルスイッチで停止。
あ…
あ…
焦ったぁ…
何が起きたのか全く解らず,でも完全に異常な状態になったのは解ったので,道の真ん中で完全停止。で,降りて。深呼吸して。ウリャっと手で押しながらはしっこにsevenを移動。
「おいこら!おめーが妙なとこから飛び出しすっからだ!このドアホ!!すっとこどっこい!!」
と、理不尽なことをGさんに怒鳴り散らしてしまた。その後,完全に視線を正面に固定した,こっちと目を合わそうともしないGさん一匹通過。
(いや,そもそもこのトラブルは,Gさんに関係してるのか?)
と思い,Gさんにちょっとすまない気持になったのは今日になってからなので,後の祭りなんだが。南無。
ともかくクルマだ。端に寄せたはいいけど,あんまり端になってない。運良く,停まった場所が個人経営のレストランの駐車場前だったけど,中から人がじろじろ見てるみたいで,あんまりそっちに行くのも迷惑だろうしなー…とか思って,路側帯にギリのところで作業開始。後続車の方々,半分ふさいじゃってごめんなさい。焦ってんのよ,自分。許してね。あー…なんて身勝手なんでしょ。
さてと,一刻も早く解決して脱出だ。ボンネット開けたぞ。こんな症状は,たいていアクセルワイヤーがテンパッてるかなんかなので,ペダルボックス開ければ解決さ。その前に,ワイヤーの先は…
…あれ?突っ張ってねーぞ。全閉状態。 ?? ま,ともかくワイヤーを確認。ねじをくるくる~…ペダルボックスの蓋をぱかっと開けて。
…あれ?普通だぞ。どこにも引っかかってねー(そもそもキャブが全閉なんで,当たり前っちゃー当たり前なんだけど,とりあえず確認したまで。)
もしかして,なんかのハズミだったのか?と,この現象がオカルトに起因するかも…などという勝手な事を考えて,エンジンを再始動。セルが回るとすぐさま掛かる。
ぎわばーーーーーーーーー(6,700rpm)
あ!あ!すんません!!やっぱダメだわ!!ストップ,すとーーーっぷっ!!!
はあ…
はあ…
だめじゃん…うちの主治医さんからは「6,500より回すんじゃねーぞ。」って言われてんのに,うちのボグちゃん。
さて…どうしよう。
ここは車庫まで500mほどの位置。
車庫まで手押しか? 坂道だしなー…
エンジン掛けるか? いやいや絶対ダメ。
こりゃしょうがない。主治医に電話しよ。あ!携帯電話,MEGANEの中だった。
えーい!こりゃ走るか!!靴,sparcoのレーシングシューズなんだけど!走ると,小指の外側がアスファルトで削れて痛むんだけど!!あーもうこの靴は大事に長く履こうと誓ったんだけど!!仕方ないから…走れ!!おれ!!!
で,この歳で500mダッシュ×2本を覚悟。当然,その間のsevenは無法状態になるんですが,遠巻きに数名のおっさん・おばさんなんかが見てたんで,たぶん大丈夫だろうという思い込みで
(任せたぜ!アミーゴ!!)
という,またも身勝手な言葉を心で発しての往路を開始。
ぜーぜー…
エリマキトカゲの気持ち(奴らは,あの全力疾走の後で死ぬ事もあるそうで)が少し解る今の自分。考えてみりゃ,ここにはMEGANEが置いてあるんだった。そんな事も思いつかないくらいのテンパりよう。…ってことで,復路はMEGANEに乗って現場へ戻る。
どうにかsevenの元に戻ってきた。どうやらイタズラはされてないらしい。で,ここで主治医にデンワ。
「あ~!すみません,明日はサーキット走行で,今日の内に出発しちゃうんですよ。んでもって,今日は工場の中が一杯で,持って来ても入らないんですよ!今日は自分の車庫においといてもらえませんか?ロードサービス使えばタダですよ。」
的なことを数回のデンワで言われ,がーん…。んじゃ今日の解決は完全に無理だ。一刻も早く入院させたかったけど…こうなりゃ観念してロードサービスか。とりあえず損保ジャパンにSOSだな。
(以降 だ:だいごん ね:保険のおねーさん)
だ「あ,どうも。実はクルマのエンジンがかかっちゃうんですよ。」
ね「え?…じゃ,大丈夫なんですか?」
だ「いやいや,かかっちゃい過ぎるんで,走れないんですよ。」
ね「あらま!それは大変ですね!どうしましょ。」
だ「そーだよねー。どうしましょ。」
と,不毛な会話を3~4行ほどした後で,
だ「じゃ,証券番号言いますね。」
ね「はい,お願いします。」
だ「M103・・・・・・」
ね「…」カタカタ
ね「申し訳ございません。ご契約の確認が取れないんですが…。」
だ「は?!じゃ名前を…」
ね「…」カタカタ
ね「申し訳ございません。ご契約の確認が取れないんですが…。」
だ「は?!じゃ住所から検索して…」
ね「…」カタカタ
ね「申し訳ございません。ご契約の確認が取れないんですー…。」
太平洋ひとりぼっち状態とはこのことか。 ぅぉ~……なんかグルグル回り出したぞ,こりゃやばい。どーなってんだ?おれ!
だ「解りました,もう一度調べてみます。」
ね「それでしたら,一度ここでサービスをお引き受けして,後で契約が確認できなかったら有料に切り替えて…という事も可能でございますが。」
だ(あー…なんて優しいおねえさん。惚れるぞ。)「あ…ありがとね。でも,もう一度調べてみるね。」
ね「解りました,いつでも御連絡下さい。ちゅ」 ← 「ちゅ」は脚色
だ,だめだ。こんな住宅街の中にも関わらず,強烈な孤独感が。
あ,そうだ!!
そーそー,落ち着いて考えて見れば,こんな時には代理店のオキ●さんだ!!
(以降 だ:だいごん お:オキ●さん)
だ(半べそで)「<核核鹿鹿>保険屋に相手してもらえんのです~!」
お「あ!それ多分,この前のseven対応可能な会社に移すってことで,損保ジャパン→日本興和の移動の時に証券番号が変わったり…で,検索できなくなってるのかな?もしかして,損保ジャパンの方にデンワしませんでした?そっちだとダメなんですよ。」
だ「え!?そーなの?!!」
お「こっちから,日本興和の方にオーダーしてみますよ。そのまま待っててください。」
だ<うえ~ん!かみちゃま!!>
デンワの向こうのオキ●さんに後光が差しているのが見え(たような気がする),ここは
大人しく積車を待とう,ホトトギス byおれ
なんとか善後策は済ませた。改めてsevenに目をやる。そもそも,全閉なのにエンジン全開って,どーゆー事よ?キャブ?靴下取って,ファンネルの中を覗くと,1~4番までガソリンが溜まってる。
(ん?芋虫?)
なにか3・4番のバタフライに挟まってるぞ。黒いイモムシ??なんだこりゃ??
トランクからラジオペンチ引っ張り出してつまんでみる。4番は…とどかないな-。3番は…届いた。ずるずる~…ナニ?ずるずる??
なんだこりゃ?Oリングの残骸??
よく解らんなー。とにかく現場保存。そっとしておこう。
19:20ごろ,積車が到着。おお,救いの神来たる…の図。うれしさと寒さで,手が震えてうまく撮れんがね。
土曜日のこんな時間,こちらに気を遣ってくれて,おにーさんに本当に頭が下がる。申し訳ないですね,こんな寒い中にね。ワタシも作業やりますんで,許してちょうだいね。って事で,ここの部分の写真はないです。
最後は手押しで車庫に。ここまで面倒みてくれてありがとね。今度菓子折でも持って挨拶に行くからね。って事で,2人でえっちらおっちら坂になってる車庫に押していったので,当然ここの部分も写真はありません。
最終的に帰宅したのは20:00前のこと。せっかく空いた半日が…。
という訳で,散々な夕方でした「が」考えてみれば,
・このトラブルが,Gさんに起因していないとして
・時限爆弾的な要素で起きたと仮定するなら
・クラッチ板を交換しに主治医のところへ移動する間に起きていた訳で
・首都高なんかを使っている間に起きる事を想像すると
・そら恐ろしい結果になっていたかもしれず
・Gさんに感謝しないまでも
・保険のおねえさんに惚れるでもなく
・オキ●さんに感謝しつつ
・なんて絶妙なタイミングのメンテナンス!!
とは考えにくいんですけど,そうでも思わない限りやってられん…的なまとめです。
ちなみに友人の10周年ぱーちーは,帰宅後に出かけてやろうかとも考えましたが,どうにも気持が折れてしまったので欠席です。うー…\5,000もっていかれた。
Posted at 2013/03/02 18:43:49 | |
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