
こんにちは。
本日もカートのお話です。
← 新しいデザインのヘルメットはいかがでしょうか?
まあ、うまくまとまったかなという印象です。
しかしながら、もう既にデザインが変わっておりますけど。(笑)
日々ランニングチェンジなカート人生です。
○ショップの社長の土産話
イタリア遠征でのお話をさせていただいた。
シエナでおこなわれたカート大会のサポートで同行。
「シエナってティラミスで有名なところでしょ。」
「ナニーニの実家にいってお菓子買って来たよ。」
その後、フィレンチェ経由でボローニャに行き、マラネロ見学したそうな。
普段は立ち入れないフィオラーノも夏休み中ということで見学できたそうな。
印象は「車一台走れる狭いコースだね。レースは無理。」
本当のテストコースらしいですね。
「もう一度イタリアにいきますよ。」
シエナのレースで成績が良かったのでもう一度いくということだ。
10月は全日本の最終戦もあるし、過密スケジュールですなぁ~。
それでも平日2日ほどサポート日程を組んでくれていることに感謝です。
○パーツ編
ちょっとゴタゴタ。(笑)
今回、パーツのつけ換えですったもんだという感じだったので、
次回からは事前に仕様を指定してくれという感じになりました。
○ギヤ比の考察
そんなこともありましたので、(笑)
昨日の午前中はExcelモドキ(オープンソースのオフィスもどき)
でギヤ比と最高速、エンジン回転数の計算をおこないました。
タイヤ外径はダンロップのHPから拝借。
現状T78、エンジン側は不明なので仮数値で算出。
データロガーの最大エンジン回転数を記憶をたどりながら近い数値を仮置きで算出。
T76にしても最高速は3km/h位しか違わないね。
加速開始時から3km/h違うわけではないので、加速するごとに按分するんだろうなぁ~
と紙とボールペンに電卓で概算算出。
本当は本格的にやった方がよいのだろうけど、面倒なのとあたらからずも遠からず
ということで概算で適切(適当ではない)に算出。
何故、気になったかというとパンサーのTさんを追走した際に、
電光掲示板に表示される最高速を観測していたからである。
Tさんは115km/hをコンスタントに出す。こちらは114-116km/h。
2月のバラスト非搭載状態でのデータロガーの値もバックストレートで116km/h。
そこで伸びが止まっている。
そのデータをからの直感的感想。
「ギヤ比低くない?」
○再びピットでの会話。
「最低エンジン回転数がわかればギヤ比あげればいいのか判るんですけどね。」
「マイクロンならできます?」
「できますね。」
レーシングカートテクニックvol4にあったように良いデータロガーは必須のようだ。
そういえばマイクロン、今モルディブで浮かれている人が放出したがっていたなぁ~。
データロガーが正常に動作していれば、最低速度とギヤ比から表計算ソフトで
概算数値を割り出せるからそれでもOKといえばOKなんですけどね。
#なぜ概算かというとクラッチがあるから。
#すべるわけだから正確な数値を算出するには速度計とエンジン回転数のロギングは必須
○想定タイムの算出
でまあ~。昨日なぜか喫茶店でお茶しながらギヤ比によるタイムアップ分を算出してみました。
数値が概算だから正確性は低いですが、上記のあたらからずも遠からずの法則でいいますと、
メインストレートで0.15秒、バックストレートで0.15-0.2秒位ではと思われます。
意外に小さい?いやこれがシビアな世界では大きな数値ですよ。
ちなみバラスト搭載前と後では季節と路面に違いはあるにせよベストで0.6秒違います。
タイヤはもっと極端で数年前のSL02と新品のSL09で1.2秒位違いましたから。
タイヤのケースは乗りはじめだったのでドライバーのマシンへの慣れという要素も
加味されるので正確性は更に落ちます。
それ考慮してみると37秒台は計算上でることになります。
新東京のレースリザルトをみても同様の仕様でそのタイム域の方はいらっしゃります。
あながち的外れな数値ではなさそうですね。
#現状はまだまだという領域なわけです。
また、現状バラスト搭載を義務付けられているレースでのタイム域も、
上記パラメータを加味した値にプロットされます。
#こちらは後ひと踏ん張りという状況ですかね。
○次回走行時の仕様
こうして書いてみても段々まとまってきたように思います。
次回はパフォーマンスボックス用の電池とSDカードは忘れないようにしましょう。(笑)
9月9日はたった1時間半位の走行でしたが、大変充実した時間でした。
自分の伸びシロが確認できたのは一番うれしい出来事でしたね。
帰りのフェラーリのコクピットでゆったりしながら、充実気分を満喫させていただきました。
関係者のみなさま、大変ありがとうございました。