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2025年07月16日 イイね!

UVとかIRとかに騙されてる人多すぎ問題

タイトルの通りですが
騙されていると言うより日本語を読まない・理解力がない方があまりにも多いので解説させていただきます

1. UV・IRには波長がある
2. カット率の表記の意味合い

大きく分けると上記2点の題材となります


1. UV・IRの波長について

種類 | 波長範囲(nm) | 主な特徴・用途
-----------|---------------|-------------------
UV-C | 100–280 | 地表にはほぼ届かない
UV-B | 280–315 | 日焼け、ビタミンD生成
UV-A | 315–400 | 肌の老化・色素沈着
可視光線 | 400–780 | 人の目に見える光
近赤外線(NIR) | 700–1400 | 太陽の熱成分、皮膚深部加熱
中赤外線(MIR) | 1400–3000 | 水分吸収
遠赤外線(FIR) | 3000–1,000,000 | 熱放射、暖房用途

上記のように分かれています
極端に紫外線・赤外線と一括りにされていますが
中身があることをまずご理解ください
これが後に影響する内容となります


2. カット率の表記の意味合い
ko◯tectのUVR:100% のT◯M90Cを例とし解説
公式ページには下記文言があります

「※上記データは全て第三者機関での測定値です。
※測定方法はJIS A 5759:2016に基づいています。
※可視光線透過率は400nm~780nm波長域での第三者機関測定最高値です。
※赤外線透過率は780nm~2500nm波長域での第三者機関測定最高値です。
※紫外線透過率は300nm~380nm波長域での第三者機関測定最高値です。
※上記の値は、測定値であり保証値ではありません。」

読んで理解できる方なら問題ありません
理解出来ない方向けにポイントを解説します

・計測波長
・測定最高値
この2つが重要なポイントとなります

紫外線100%を謳っていますが「300-380nmまで」で
「測定最高値」となっています

UV-Bは280-315ですので日焼けの原因である波長を
全て対象としていないという意味になります
UV-Aも315-400ですので合計40nmが対象外であり
100%カットを謳っているが全域を考慮していない
という事になります
全域が対象でない事からカバー外の部分が影響を与えます

次に「測定最高値」という部分は
300-380nmまでを1単位で測定し、その中の最も高い結果の値が測定最高値です
したがって記載の範囲全てを100%では無く
全て数値化し見た場合、100%より下の箇所があるという事です

これとは逆にUPF・UV400という表記がついた
フィルムが存在し共にUV-A/Bの波長をカットします

UPF50+は平均値が98%以上
したがって98%より下の部分もあるが、平均した場合は98%以上となる指標

UV400は全ての波長に対し◯◯%カット
280〜400nm全てに対し記載率のカット値となる

したがってフィルムのカット率による意味合いは
複数存在していて表記上99%や100%でも性能は異なる

赤外線カットも同様だ
IRカットのみを見ても赤外線という部分はカットされるが、遮蔽係数も考慮しないと総合的な暑さ対策にはならない

IRカットのみが高くても冷暖房の効きは段違いになるが、総合的な熱に関する指標「遮蔽係数」や「日射熱取得率(SHGC)」が機能していないと結果熱くなる
IRカット率が無くても遮蔽係数等が良ければ車内の熱は遮られ快適になる


これがフィルム選びの真のポイントであって
表記だけのフィルムや文字に騙されないように
Posted at 2025/07/16 08:42:48 | コメント(0) | トラックバック(0)
2025年03月06日 イイね!

PT-500 / TM2000の違い 透過率について Part.2

未だに真実を知らない方が多いのと
正しく認知されていないので記録とし残します

Braintec IR90CL 透明遮熱フィルム
TM-2000 93%
PT-500 90.3%



Braintec グロウローズゴースト AR88
TM-2000 93%
PT-500 89.6%


こちらはフィルムのみを直接測定した結果です
TM-2000は保安基準外の測定器となりますが
未だに施工店・指定工場で使われていたりします

ガラスの時同様、数値が異なっています
したがって簡易測定器で70%を超えていても
車検時に準拠品で測ったら70%未満になるのは
こう言った原因から来ています
最初から準拠品で測り70%以上にしておけば
70.*%とギリギリにしない限り落ちる事はないです

例えるなら
TM2000で施工後74% → 二年後車検にて
PT-500で測定し69.*%となった場合
これは当たり前の事であり、最初からこの数値であったと言うだけです

二年後でも同じくTM2000で測れば数値はずれても1%で収まる程度です
決してフィルムが劣化しているのでは無く、最初から貼った時点でそのガラスとフィルムの組み合わせでは70%以上にならないというだけの簡単な話ですので正しい知識がある施工店等に依頼するのをオススメします

ネット上で同じ車種で車検通過の報告があるフィルムを真似して貼る方もいますが、こちらはほぼ無意味です
だいたいの車両がガラス自体、複数設定あるのでガラスまで同じにしない限り似た数値にはなりません
Posted at 2025/03/06 12:04:10 | コメント(0) | トラックバック(0)
2024年09月18日 イイね!

カーフィルムの入庫について オートバックス編

新たな情報が解禁されたのでお知らせします

オートバックス本社はPT-500を導入
フィルム施工車を受入れる方針を公開しました
※測定器の導入判断は各店舗による

既にPT-500を導入している店舗もあり
フロントへ合法施工されている車両を受け入れています

その逆で宮城県 仙台の様にどこも導入していないと言う場所もあり、現時点ではバラバラです

しかし、明るい未来が見えているので
フィルムやガラスを変えている方で入庫出来る場所をお探しの方は参考にしてみてください
Posted at 2024/09/18 09:04:34 | コメント(0) | トラックバック(0)
2024年09月16日 イイね!

30系 アルファード/ヴェルファイア 透過率

30系 アルファード/ヴェルファイア
素ガラスでの実測値の透過率となります
フィルムを貼るか悩んでいる方
ご自身の愛車のガラスの刻印を確かめ参考にしてください

※ガラスの設定が複数存在しています

フロントガラス





平均71.5% かなり低めのフロントです
透明断熱系は貼れません
ピュア・ローズ等のフィルム単体で透過率が
非常に高いフィルム限定で合法施工可能
Posted at 2024/09/16 21:48:41 | コメント(0) | トラックバック(0)
2024年09月12日 イイね!

カーフィルムの車検・入庫についてまとめ②


■素ガラスの透過率について
近年新車の段階から70%を下回る車両が有り
70.*%というガラスも存在しています
基本的に小窓、ドアガラスが該当し
一部のIR、UV入りフロントガラスも該当します

基本的に国産車であれば
フロント 78%くらい
ドアUVS 72%くらい
となっています

ドアに関しては UVU・UV. 等が主に透過率が低いガラスであり、何も刻印が無いガラスは高いとされています
※例外車有り

ガラスに関しては車両により複数設定存在する為、同一車両でも貼れる・貼れないが変わります
またガラス自体の個体差があるので基本的には測定してからの施工をオススメします



■ガラスの保安基準について
ガラス自体にも基準があり、一言で「安全ガラス」とされています

・可視光線透過率が70%以上
・歪み、割れ、傷等がない
・透明である

上記が基本的にフロントに関する基準です
フィルムと同じじゃね?と思った貴方
正解です!

ガラス自体の透過率は「協定規則」により
70%以上のガラスを安全ガラスとしています
70%未満は協定規則から逸脱し、安全ガラスでは無い物となります

外車のドアガラスが多く該当しますが
日本の測定器では70%未満になるガラス
余計な出費をしたくない方は車検時は黙ってましょう

フィルムがダメで、ガラスが怪しいから測れ
これで70%未満ならガラス交換しないといけなくなります


保安基準的には
認証マーク(E、43R等)があるガラスで
同じ位置に付けられ、変更が無い場合は
必要な性能を有する物とし測定義務は無いと
されています

その為、フィルムや改造、ガラス交換をしない限り純正であれば基本的に70%未満でも車検には合格します


こちらがガラス自体に関する闇となります
Posted at 2024/09/12 08:11:12 | コメント(0) | トラックバック(0)

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