週末の釣行で疲れた後、月曜日が休みだと助かりますね。さて、今回は、ポルシェのオプションについて考えました。
オプションの考え方
かねてよりポルシェのオプションは大変だと聞いていましたが、確かにそうだと実感しました。オプションなしの素のままだと、あまり面白みのない車になってしまいますね。新しい機能や装備だとして誰もが欲しがるように宣伝していても、標準装備には含まれていないというのは、ポルシェに慣れていないと違和感を感じますよね。誰でも付けたいと思っているものであれば標準で付ければいいのにあえてオプションにするのは価格政策だからでしょうか。
ただ、MacanElectricには、エントリーモデルのMacanからMacan Turboまで4つのグレードがありますが、僅かな例外(例えばブレーキキャリパーの色など)を除いて全てのグレードで同じものを選ぶことができ、特定のグレードでしか選べないものはほとんどないようです。ですから、パワートレインの違いがあるほかは、内外装や装備・機能などがみな同じ車に作ることができるところが面白いところです(ポルシェの他のモデルのことは不明)。例えばパワーは後輪駆動のMacanで十分(しかも航続距離が1番長い)だとしてこれを選んでも、オプションで頑張れば、パワー以外の内外装や装備・機能などをMacan Turboと同じにできるわけです。これはプラスの部分ですね。
そして、多くのオプションを好きなように選ぶだけで持主の好みがよくわかる個性的な車になることも確かです。そし自分でオプションを好きなように選べるのは新車購入の時だけです。そのように考えると、新車購入の時こそ自分の好みのとおりの独自の車を作れるわけですから、私のような先の短い老人にとって(とはいっても、あと10年以上は運転するつもりです。)は最後のわがままと贅沢の機会になることになります。
以前に書きましたように、エンジン音を楽しむわけではない(これもMacanElectricでは「ポルシェエレクトリックスポーツサウンド」というオプションで楽しめます。)EVにおいて、出力408PS、最大トルク650 Nm、0-100km/h加速5.2 秒というMacan4Electricのパワーは、国内の道路を走るだけの私にとっては十分すぎるほどです(海外でのいくつかの試乗体験を見てもそう思います。)ので、金をかけるところはパワー以外ということになります。
そこで私は以下のとおり、Macan4Electricに希望するままにオプションを付け、ほとんど削る作業をしないまま発注してしまいました。ポルシェセンターの担当者からは「結構こだわって作られておりますね」などとおだてられ、おだてに乗ってしまったわけです。
後から後悔しないようにと考えたので、よかったと思っていますが、価格を見てビックリ。オプションの価格でメルセデスAクラス、BMW1シリーズが買えてしまいます。
Posted at 2024/10/14 20:19:31 | |
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