
この年末家庭的事情が滅茶苦茶になってて触るどころか見ることすらできてなかった…
というわけで新年初投稿です。
さて、本日の話題は去年8月に突如復活宣言をし、予想よりも圧倒的な早さで発売された
「首都高バトル(海外名:Tokyo Xtream Racers)」。
現段階では早期アクセス版であり、まだまだ要素の追加や機能等の改善が感じられるゲームです。
約18年ぶりに姿を現したそれは、当時と比較して圧倒的美麗なグラフィック。
早期アクセスとしては十二分と呼べる50台以上の収録車種。
ワクワクさせられる要素であふれかえっており、当方はやりこんでたった二晩でクリアしてしまいました。
これを投稿する現在では、現在出現するワンダラーも含めたライバルをすべて倒し、やることがなくなって「首都高ドライブ」になっています。
今回はそこまでやりこんだ上の感想を述べて行こうと思います。
良かった点としては、
・先述の美麗なグラフィック、早期アクセスとしては多い収録車種
早期アクセスだというのに、さっそく元気の変態的センスが各メーカーに現れており、笑ってしまいましたね。
スズキなら最終形のスイスポとかアルトワークスがいる中、なぜかワゴンRがいるとか(これもスティングレーとかなら分かるんですが、最後のRRを販売したMH21S)、トヨタにはゼロクラ、マークXなどなど…今後に期待したくなる癖のある収録車種がチラホラいました。
それらが現代の美麗なグラフィックで再現されており、これはほかのレースゲームに対してアドバンテージといえる要素だと思います。
・PS2時代の作品で使われたBGMのアレンジが各所で使われている
0も01も遊び倒した自分としてはもう感動モノでした。
早期アクセス版のラスボスにあたる「12時過ぎのシンデレラ」戦では、01のエリアボス戦で使われた「Battle of Empire」が流れて、その時は流石にコントローラーを握る手に力が入ってしまいましたね。
・過去作を遊んだ人たちなら分かる、往年のライバルたちが参戦している
先述のBGMの話でも上がった「12時過ぎのシンデレラ」や序盤で誰もが戦う「ローリング野郎」のチームなど、見知った顔がたくさんいます。
時系列の関係上、マイナー作となってしまったXbox360ソフト「首都高バトルX」からも「PHANTOM NINE」の各ライバルがボスとして参戦しています。
ストーリー上ではそのリーダーにあたるスネークアイズや、言わずと知れたラスボスの迅帝などの名前が挙がっており、今後のアップデートでの参戦に期待が持てます。
良くない/改善してほしい点は、
・パーク機能の改善
今作で初めて実装された、スキルツリーなどを獲得したBP(CPとは異なるスキルポイント)で順次開放していく「PERK(パーク)」機能があるのですが、何とチューニングや次のステップへ上がるための速い車を開放するのもここで行わなければなりません。
しかも、作中「久遠のポラリス」などは早い段階で33のGT-Rに乗って出てくるのにプレイヤー側はGT-Rや80スープラなど国内で一線を張ってきた当時のスポーツカーや、高レベルのチューニングパーツは「12時過ぎのシンデレラ」を倒すまで乗れず、そこまでに乗れる車もそこまで速くできません。
これが何を意味するか?
現状のエンドコンテンツになってしまっているんです。
「12時過ぎのシンデレラ」を倒しても多少目標に関係ない未勝利のライバルたちが残りますが、正直言って過去作遊んでた人ならシルビアやFCのフルチューンぐらいで軽くひねれてしまいます。
ただ、これは遊び慣れた人の話であって、新規の人からすればそうでない場合もあるはずです。
早期アクセス版で車種のバランスなどがまだまだ悪いが故の結果だと自分は思っていますが、もう少し改善してもらえると嬉しいですね。
・要求スペックなど若干の敷居の高さ
Eスポーツのブームとともに高性能なゲーミングPCが流行し、その流れに合わせるべく元気もSteamというプラットフォームを選び今回の発売に至っていると思いますが、公式のTwitterなどには世界各国から「ぜひともPS5版を!」との声が多く挙げられています。
国内の人には「このためにゲーミングPC買った」などという猛者もいたりしましたが、正直こういうPCゲームを5年以上遊んできた自分としては早期アクセス版の要求スペックに合わせたPCを買うのはお勧めできません。
なぜなら早期アクセス版はグラフィックの最適化が済んでおらず、それでも快適に動くことが確認されているPCとなってしまうと、本来必要十分なスペックより何段階も上の高価なPCを買うことになってしまうからです。
これが「これを機にいろんなPCゲーム触りたい!」という方ならいいのですが、「首都高バトルを遊ぶためだけに買った」となると…。
とはいえ、一番最初にでた要件よりは下がりつつあるので今後の更新に期待ですね。
どうやら試遊などができたイベント関連の公の場でスタッフの方が「PC版の売れ行きが良ければ家庭用ゲーム機でも」というお話もあったらしいのですが、公式発表ではないので話半分で考えておくのがよさそうです。
ともあれ、欲しい人たちが公平に遊べるようになるといいですね。
本来こんな長文ツラツラ書く人間ではないんですが、待望の新作だったこともあり筆が乗ってしまいましたw
今現状でもしっかり遊べて首都高バトルは何たるかを知るにも十分な作品だと思いますので、環境が整っていてまだ遊ばれていない方は遊んでみてはいかがでしょうか。
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Posted at
2025/02/03 20:33:38