
毎夏の恒例ですが、松本波田のゴンちゃんスイカを買い求めるのと、涼しさを求めて御嶽山、濁河温泉を目指す旅に出ました。
朝4時に出発し、名神~中央道を走って途中、阿智で休憩し、塩尻北ICを8時前に降りました。
松本IC付近はいつも混んでいる場面に出会うため、松本に入るときは塩尻北ICを使っています。
渋滞もなく、アウトバック君の追従オートクルーズで超快適に走ることができました。アイサイト+オートクルーズは、長距離で真価を発揮してくれますね。
松本市内に入り、松本城が近づくと、セイジ・オザワフェスティバルの看板が見えてきました。今年もいいフェスティバルになるのでしょうね。
パーキングに車を入れて、松本に来たらやっぱりまずは松本城ですね。
夏の朝、美しく佇む松本城に、1年ぶりの訪問です。
松本は市内の各地に水が湧いていて、これも夏の朝の楽しみです。手を洗うと冷たく、とてもすっきりします。
松本に朝着いた時は、ホテル花月さんにて朝ごはんを食べることにしています。
毎回、ホテルの豪華なモーニングセットを食べているのですが、ほかに何かメニューはないかなと見ると、何とカレーがある!
3食カレーでもいい人なので、朝カレーを美味しくいただきました。
松本は七夕祭りに人形を軒下に飾る風習があって、今年も家々に飾りがされていました。
来週(8月5日)は、松本ぼんぼんなのですね。そういえば去年来たときは、ちょうど松本ぼんぼんの日でした。街中には提灯がかけられています。
提灯に導かれるように、四柱神社を参詣しました。
朝の静かな四柱神社にて、御朱印をいただきました。
少しぽつぽつと、雨が落ちてきました。パーキングに戻り、再出発です。
旅の大きな目的の1つ、ゴンちゃんスイカを求めて、松本波田へ移動です。
JA松本ハイランドの選果場にて、お盆までの間、毎年開かれるのが「JAすいか村」です。
今年もやってきました。最初に来てから12年くらいになるでしょうか。
いくつかの農家さんが出ていますが、お目当てはゴンちゃんです。
今年も大月権司さん、ゴンちゃんファミリーに出会うことができました。
今年は作柄がよいのか、Lや2Lがほとんどなくて、3Lから上のサイズが豊富にあるとのこと。
自分の家やそれぞれの実家、また仕事場の人たちに頼まれた分を、お盆の時期くらいに着くよう発送手配を行い、ちょっと変わった品種のものを1つだけ買って帰ることにしました。
試食しましたが、今年も間違いないうまさ!
本当にここのスイカは全然違います。皮が薄くて、シャリシャリで、別次元の甘さです。
横のJAブースで、メロンが1,200円と安かったのでついでに求めて、木曽路へと出発です。
国道19号を木曽福島へと向かいますが、途中で大粒の雨が落ちてきました。
福島には12時ころ到着し、ここで昼にしようかとも思いましたが、長年通っていて、一度も行ったことがない謎の?食堂があるので、意を決して行ってみることにし、お茶等だけ買って開田高原方面へと向かいました。
開田を抜け、長野県側最後の関谷という集落にある、「お食事喫茶風車」さんに入ってみました。
前を年に2回必ず通りますが、ずっと営業していて気にはなっていました。
さて中に入ってみると、きれいな店内で、ご夫婦で切り盛りされている様子。
メニューを見て悩むことしばし、この後宿ではたくさんの食事があることは確定しているので、ここは中華丼にしてみることに。
お野菜いっぱいで、とてもあっさりした中華丼でした。優しい味です。地元の人や、釣り客の人が次々と入ってこられて、貴重な食堂として重宝されているようです。どうかいつまでもがんばっていただきたいものです。
お礼を言って出発し、長野県から岐阜県に入り、チャオ御岳スノーリゾートを経由して、御嶽山の7合目、標高1,800mにある濁河温泉に到着しました。
気温はなんと19度! 湿気がなくさらっとしており、別世界の涼しさです。これです。これを求めて毎夏来るのです。
今日はあいにくのお天気で真っ白。御嶽山は全く見えなくて残念ではありますが、この涼しさだけでも来たかいがあります。
お宿は、常宿の「濁河温泉朝日荘」さんです。いつもありがとうございます、と若旦那に迎えられました。
14時チェックインですが、すでに先客もおられて、アウトバック君の横にはレヴォーグ君も!
しばし一晩、車同士で群馬工場での思い出を語らっていただきましょう(笑)
朝日荘さんは、日本秘湯を守る会に所属されている温泉宿になります。
日本秘湯を守る会の会員宿に宿泊すると、スタンプ帳へ押印をしてもらえます。
このスタンプを3年以内に10個集めると、そのスタンプの中の宿のうち1か所に、招待で無料宿泊ができます!
詳しくは
こちらを見てください。
そして実は今夜は、無料での招待宿泊なんです。追加の飲み物代だけは負担になりますが、今日はとてもうれしい宿泊です。
源泉かけ流し、貸し切りの露天風呂に入って、高所の温泉を楽しみました。
朝日荘さんは数年前にリニューアルをされており、その際に素敵なラウンジを作られました。
冬なら薪ストーブが焚かれます。
ちなみに朝日荘さんには、クーラーがありません。館内はスリッパもなく、はだしで歩くようになっています。部屋には室内用の足袋も置かれていますので、清潔感もありますよ。
また冬場も暖房は、床に温泉が配管されているため、はだしでもぽかぽかです。
これがとてもいいのですね。
ラウンジでは無料でコーヒーや紅茶を好きなだけ飲めます。
お風呂上がりにコーヒーをいただきました。
部屋でゴロゴロしていると、やがて18時。夕食になりました。食事処へ向かいます。
たくさんのお料理が並んでいます。
若旦那のお母さん、つまりは女将さんにも久々に再会しました。
テーブルの脇には囲炉裏もあって、そこには岩魚もいい具合に焼けています。
今回、飛騨牛コースを頼みましたので、お刺身も飛騨牛がつきます。
天ぷら、ミントの葉も盛り合わせの中に入っています。これ、とってもスースーしますが(笑)、意外に天ぷらが合うんです。
飛騨牛コースのメインは、しゃぶしゃぶのお鍋か、朴葉焼きかを選べるのですが、以前にしゃぶしゃぶを頼んだら量が多すぎたため、それ以来陶焼きにしています。
これくらいのお肉の量でちょうどいいです。もうちょっと少なくてもいいくらいです。なんせここまでたくさん出てきていますので。。
デザートはなぜかいつもマンゴスチンです。
満腹でお部屋に戻り、静かな濁河の夜、休ませてもらいました。
-この稿、続く。