
マセラティレーシングは本来マットブラックに塗られたウッドが室内に張り巡らせられてます。シャマルなんかと似たような雰囲気なのですが、個人的趣味で普通の222あたりのウッド目の見えているウッドの方が好みです。
そこで全てのウッドを222用のものに交換する・・となるのですが、なにせ古い車ということもあって 部品取り車から剥ぎ取ったウッドはボロボロ。
良く見てもらえればわかると思いますが、ウッドに掛かっているニスかクリアかが変色しているし浮いてしまってます。状態は最悪です。
ただ私としては、ウッドは基本的には直せるものであるという認識でして、クリアを剥がしてウッドに軽くペーパー当ててから再度クリアを掛けてあげれば綺麗になると思ってます。
ただ私はウッドを直してくれるところを知りませんし、私が使っている車屋さんも「ウッドは勘弁してください」と言ってまして、確かにそんなことは車屋さんの範疇ではないのかもしれませんよね。
それでも何とかしたいので、理屈的には別に難しいものではないという私的勝手な認識の下、自分で直してみることにしました。
まずはクリアを全部剥がすことから始めまして、剥がし終わったらペーパー当ててウッドの表面を均しました。
クリアを剥がしてペーパー当てた状態は、マセラティの綺麗なウッドとは思えない程度に安っぽい(?)感じ(↑の画像)になりますが、この後クリアを掛ければ綺麗になります。
クリアも何を掛けるのか、何なら色も無色透明ではなくて多少の色付きにすることもできます。私の場合は無色透明を使って ウッドの色そのままにしました。
クリアを掛けると途端に綺麗になりますよね。
問題はクリアを何層掛けるかなのですが、メーカー純正はうろ覚えですが7〜8層だったような記憶があります。違うかもしれませんので信じないでください笑。
その上でコンパウンドを掛けて表面を均してツルツルにして仕上がるのだと思います。
ただ私の場合は 面倒なことが一番の理由なのですが、一応「拘り」ということにして3〜4層を掛けてそのままで完成にしました。拘りとしてはクリアが厚すぎるとウッド感が減ってしまう(?)のと、コンパウンドを掛けて均してしまうよりもウッドの凸凹にクリアが載って(乗って?)いる状態になり、やはりその方がウッド感があるように思うのです(面倒なのを誤魔化す言い訳ですハイ)。
まあとにかくこれで完成したものを車屋さんに持ち込んで取り付けしてもらいました。私としては純正のマセラティのウッドとは違った質感のウッドになったので、単に程度の良いウッドよりも “より” 自分のものになった気がして気に入ってます(しつこいですが言い訳です)。
こんな感じで直すことは素人でもできますので、白く変色してたりクリアが浮いてしまっているウッドで悩んでいる方は チャレンジしてみるのもアリかもしれません。
私みたいに面倒じゃなければ、10層弱掛けてからコンパウンドを掛ければ純正の新品のような仕上がりになると思います。
クリアが白化するのは仕方がないので、私はまた白化したらやり直します(駐車場が屋根付きで紫外線にやられないので大丈夫かとは思いますが)。
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2024/12/11 22:35:13