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以前乗っていたアウディTTロードスター 8N。

FFのMTで右ハンドル。相変わらず黒いボディに黒いホイールで真っ黒仕様。

車高はH &Rのダウンサスを入れて、それに合わせてビルシュタインのショックを入れました。これに関しては他のサスにしたり何回もセットし直したので、最初から車高調入れた方が安い上にセットも出せたなと反省しました。

とても良い車でしたが、2000年初頭の車両だったこともあって初期の電スロの反応が悪く、スロコンを入れても納得するところまでいきませんでした。さらに電スロ化した恩恵を出そうとし過ぎたのか、アクセルの踏力が軽過ぎて巡航時などでアクセルを踏む足首の固定が大変でして、現代車ではその辺りを踏まえてか踏力が重くなってきて足首の固定がしやすくなりました。一応踏力を重くするためにスプリングを増設して調整しましたが、まだ軽かったみたいで最後まで気にいることはありませんでした。

またMTの右ハンドルの場合、そもそも右手でシフトが好みの私としては左手でシフトすることが違和感あるのですが、あえてそれは良しとしてもウィンカーレバーが左側にあるので左手でシフトとウィンカーの操作をしなくてはならず、高速の合流などで右手より左手が忙しくなってしまうことが気に入りませんでした。輸入車にウィンカーを右にするキットがある場合があるらしいですが、古いTT用なんて無いのだと思います。

その点を踏まえて左ハンドルであればもっと気に入って、実は今でも乗っていたのかもしれないなぁと思うこともあります。

あえて言うなら左ハンドルの場合はクワトロということもあり、アウディならクワトロだろうという声を聞くこともあって、左ハンドル&クワトロも良かったかなと思わなくはありません。

ただこれは素人の私が分からないことですが、クワトロにも種類があって初代TTのクワトロのシステムにどの程度の価値があるのか疑問もあります。とはいえクワトロであれば左ハンドルであったことを考慮すると、世間の声にも対応した上に左ハンドルで右手シフトとシフトと反対側のウィンカーレバーとの組み合わせであれば、やはりロードスターに買い替えることもなく乗っていた可能性があったかもしれません。初期の電スロが嫌だったからやっぱり乗り換えていたかもしれませんが。

この車も色々と手を入れて大事にしていたのですが、もしかしたら結局初期の電スロに負けて手放してしまったのかもしれません。

NAロードスターのガラス落ちの記事を見たので、自分でTTロードスターのガラス落ちの修理をしたときのことを書いてみます。

たぶんNAロードスターの幌のガラス落ちということはNBロードスターの幌に換装してあるのだと思います。
NBの幌の構造を知らないので同じようにできるのか分かりませんが、少なくともTTロードスターの場合には、溶接の意味を持つjb weldという接着剤でガラスと幌を貼り付け、後にコーキングで仕上げたら大変綺麗に仕上がりました。

jb weldの硬化時間がどの程度だったか忘れましたが、24時間以上硬化を待った記憶があります。その代わり超強力な接着力でして、一時的な補修ではなく後々まで全く問題なく使用することができました。個人的に大病をしたことがあり、それ以降洗車は洗車機に入れるのですが、ロードスターであるTTもブラシがガンガン回る洗車機に入れてました。その洗車機に入れてもガラスは全く問題なく、何回も洗車機に入れましたが剥がれるどころかコーキングも含めて少しも変化することはありませんでした。

もちろん新品の幌に交換することが間違いないのだとは思いますが、個人的にはこの直し方で全く問題なかった実績があるので、安価なこの方法でいいのかなと思ってます。　

ちなみに画像は接着した後にコーキングするためのマスキングをしてるところです。