
たぶん222系やシャマルなどの いわゆる「レンジャーデフ」と呼ばれるデフが入っているビトゥルボ系の一つの夢として、「機械式LSDを入れる」というのがあると思います。
「いやいわゆるフェラーリデフを入れたい」と言われると元も子もないのですが、私的には「どうせなら」という意味で レンジャーデフから換えるのであれば機械式LSDを入れたいという気持ちがありました。
そもそもなぜレンジャーデフから交換したんだ?ということになりますが、レンジャーデフを搭載したビトゥルボ系を買ったことがある方なら理解できると思うのですが、少なくとも私にはこのデフのせいで怖くて怖くて仕方がない操縦性になってしまっていることは明白で、いや別に普通でいいんですよ?極端に飛ばしてとかサーキットでの操縦性とかを語っているのではなく、例えば首都高で前にミニバンが走っているときに追従して曲がっているとき程度の話しで、私としてはその瞬間に緊張感がありまして、それは決して「緊張感があるから楽しい」のではなく「いつスピンするか分からないから怖い」という緊張感なのです。
大黒PAからベイブリッジに向かう際に グルグルと回りながら走るところなど、万が一継ぎ目が濡れていたりしたら 飛ばしてなくてもスピンモードに入ってしまうことがあります。いや本当に前にはミニバンが同じ速度で走っていて、別に普通に曲がっていけている速度でのことでして、何も分からない人がビトゥルボに乗っていても緊張感無く乗ってしまっているかもしれません。ビトゥルボで危険な目に何度も遭っていないと分からないかもしれません。
ただ分かっている人であれば、レンジャーデフを機械式LSDに変更することは一種の悲願であるという気持ちを理解してもらえるのではないかなと思います(いや、そんなの分からんと言われそうですが)。
その悲願を達成するために見積もりを取っていたのですが、今回その見積もりが届きました。正直私には高額なのでどうしようか悩んだのですが、まさしく清水の舞台から飛び降りる気持ちでお願いすることにしました。
実際に取り付くまでには他の件も同時に頼んでいることもあって来年になってしまいますが、焦ることなくゆっくり待って完成を楽しみにしていたいと思います。完成してもその辺を走るだけですけどね。
Posted at 2024/11/19 19:00:16 | |
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