
まだ手元に来たわけじゃなくて 単に契約しただけなのですが、ジャガーXE-S P380を契約しました。
これにより現在持っているジャガーXE ディーゼルは手放します。
380なんて契約しておいて何ですが、別にハイパワーな車が欲しかったわけではなくて、そもそもXEディーゼルを買ったときにもガソリンの2Lターボにも試乗して、その感想が「高級車にしてはフロントが軽くてスポーツカーみたい」というものでした。
要するに「高級車ならもう少しフロントが重い方が好み」ということでして、さらに2Lターボのノーマルだと200馬力なのですが、馬力云々よりもトルクが足りないので希薄な乗り味だなと思ったわけです(私の感想なので “充分” と感じるかもしれません)。
だから例えば後期のP250やP300でも、馬力は高くてもフロントが軽くてトルクも足りないと感じるから除外で、それで当時はフロント重くてトルクのあるディーゼルにしたわけです。
しかしながらディーゼルには3つ問題点がありました。
①近所の足にしにくい。
②ガラガラ煩い。
③トルキーな特性が8ATのミッションに合わない。
と感じました。
①はディーゼルなので煤が溜まるという問題で、短時間の使用を続けると煤問題が出てしまいます。まあそのときにはバラしてメンテしてもらえばいいので、“構わない”と思ってはいたのですが、精神衛生上良くないために使いにくさを感じてました。
②もディーゼルなので 特有のガラガラ音はしてしまうわけなことは最初から分かっていたことなのですが、静かな夜にエンジンをかけて外から見たときに、XEの雰囲気と似合わないなとずっと思ってしまっていたことは事実です。
さらに運転していて加速するときに軽薄な音がして煩いという動画が散見されまして、個人的にはあまり感じないので個体差なのか私が鈍感なだけなのか分かりませんが、“そう思われてしまう”ことがちょっと嫌だなぁと思ってしまってました。
③実はこれが案外強烈に不満点で、これはインプレッション動画とかで全然語られないので それこそ個体差なのか私が捻くれているのか分かりませんが、エンジンのトルキーな特性と優秀であるはずのトルコン8ATの相性が悪く感じてました。他のXEディーゼルでも同じだったので個体差ではないと思うのですが、言葉では説明が難しいのですが 要するにギクシャクするとでも言うのでしょうか、DCTのようなギクシャクとは違いますが、自分の思うままに動かしたいのに少しズレを感じてしまうなと思ってました。これがガソリンエンジンのxeでは一切ありません。
そんなことを考えていて、とりあえず使いやすさを考えてガソリンエンジンにしたいけどフロントが重い方がいいと思うと、自ずと答えは決まっていて、前期のガソリンV6エンジン搭載車にターゲットは絞られました。
モデルで言えば前期XE-Sの340馬力モデルか380馬力モデルなわけです。
この流れでハイパワーは別に欲しいわけではないことは分かっていただけたと思います。
ただ私の場合、とにかく外装黒、内装黒が好きということがありまして、車屋さんに声掛けして探してもらってはいたのですが、とにかく見つからない。
ネットで拾った情報によると、日本に登録した台数が340で185台、380で45台とかなわとか。そんなの色はもちろんのこと走行距離や事故歴などの程度、さらには市場今出てくるのかということを加味すると、ほとんど無いのは目に見えてました。
カーセンサーのようなもので探すのはそれこそどうかと思いますが、それでもそれに出ているV6モデルは5台以下。しかも黒なんて見つかりません。
仕方なくずっと待っていたのですが、とうとう堪えきれなくなってしまってガンメタが2台出ているなということで見に行くことにしました。
ガンメタは340と380とありまして、両方2万キロ代。
結局380にしたのですが、340に関してはまだ販売されているのでここでは何も言いません。
それでガンメタでも決めた380なのですが、これが久しぶりに見た強烈に程度の良い一台でして、さらに詳細はともかくとしてオプションやら小改造がテンコ盛り。しかもその方向性というか趣味が私とあまりにも似ているということに驚きました。なにせ偏屈な趣味の私なので、同じ感覚で仕上げられた車がまさかあるとは思いませんでした。
一応ガンメタに決めた言い訳として、黒のボディにメッキを残すのが好きでして、これまでのXEもグリルなどは黒に塗らずにメッキのままにすることを好んでました。メッキは輝きが強いので、黒いボディに負けないようにギラつくポイントがあるという点で気に入ってました。
今回のXE-Sのガンメタは、実は340のガンメタとは全然違う色で、レンジローバー系ではお馴染みのカルパチアングレーというガンメタとしては濃い色だったのです。XE-Sの場合にはオプションカラーでして、この色がかなり濃いということと、さらにグリルをはじめたしたメッキ部分は全てグロスブラックに塗られ、さらにフロント周りのメッシュ部分でマットブラックのところも全てグロスブラックに塗られてました。これも前オーナーがやってまして、さらにXE-Sのエンブレムがライトグリーンとレッドのツートンのものなのですが、これも嫌いなので外そうと思っていたのに、そのライトグリーンのところだけブラックに塗ってあったのです。これにはさすがに驚きまして、「そーか!これでいいんだ!」と感嘆してしまいました。
黒いボディにギラつくメッキで、黒の面積とメッキの面積ではメッキが少なくてもギラつきで面積を補っていた今までのXEと比較して、逆に黒の部分が少ないけれど、濃いガンメタとのコントラストの少なさを考えると、実は黒がメインということにできるじゃないか!と勝手に思い込むことにしました笑。つまりは黒ボディなのだ!と思えるのではないかと。
まあただ 内装が赤黒なので、その赤い部分を塗ってしまおうか考えたのですが、あまりにも程度が良いということもあってとりあえずそのままで乗ることにしました。もし汚れてきたりしたら塗っちゃおうかなと。
またホイールもいつもなら塗るのですが、こらまた高額オプションの20インチが入っているので、XE-S P380専用なんだろうなぁと思うと、とりあえずそのままにすることにしました。後でも塗れるしね。
とまあ、もっともっと詳細を書いてしまうとキリが無いくらい色々なことをされている個体でして、それは追々書ければと思ってます。
とりあえずXE-S P380を契約しましたということでした。
ちなみに試乗してみましたが、スーパーカーのような速さでした笑。少なくともテスタロッサよりは全然速いので驚きました。
Posted at 2025/10/03 13:28:53 | |
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