
真冬に10分程度車に乗って近所に行く際に、軽く羽織れて運転もしやすく、かつ冬でも脱がずに済むレザーの上着が欲しいなと思いました。まあレザーの種類としてはシープ一択だと思います。
今時期でしたら使えるレザージャケットは何枚かあるのですが、真冬になって着るレザーだとレザーダウンを除いて皆運転しにくいから脱がなきゃならないものばかり。
レザーダウンがあるのだろ?と思われますが、数年前の物でして襟にボアが無いタイプ。それが無いと着た時に「ヒヤッ」としてしまいます。でも今年アヴィレックスから襟にボアがあるタイプが発売されまして、それにすればいいじゃないかということなのですが、私が持っているレザーダウンと比べますとダウンの量が減ったようで 薄っぺらい感じがします。また最近の流行り(?)かもしれませんが、いまゆるミシュランマンみたいなダウンはすでに流行らないというか、なんなら “ダサい” のではないか?と思いまして、いや別に他の人のことなど関係ないとも言えるのですが、モテないのは嫌じゃないですか。なのでいかに襟にボアが付いたとしても、今買うならそれじゃないだろうと思ったわけです(ウダウダと)。
そこでショットで中わたが入ったやつで、襟がボアのランチジャケットを買おうかと思いまして 近所のショットに聞いてみたのですが、2年前くらいに出たモデルなので今年その店舗には入ってきていないということ。
これカッコいい。
これなら軽く羽織れそうだし、シープだから運転するのにも柔らかくて問題ないだろうと思うわけです。
ただ店舗に入ってないということなのですが、店舗の人が気を利かせて在庫のある店舗から送ってもらうことになりました。
入荷の電話が入ったので早速店舗へ行ってみることに。
見た目はまさにカッコいい。
「これは買いだな」と思ったのですが、やはりレザーは着てみないことには分かりません。早速試着させてもらうことに。
「あれ?なんか腕がキツい」
腕の部分にも中わたが入っているからなのか分かりませんが、腕を通すと少しキツい。
「軽く羽織る」という意味では、やはりネガな部分があると段々着なくなってしまう可能性が高いわけでして、せっかく取り寄せてもらいましたし見た目では完璧なのですが、今回は買わないことにしました。
実際レザージャケットは他にも何枚も持ってまして、ホースハイドのものなどはもっと高額だし気に入っているのですが、やはり運転するのには多少不向きですしとても重いので軽く羽織る気分になるものではありません。
だからこそ軽く羽織れて脱がなくても運転に支障の出ないレザージャケットが欲しいわけです。
そのコンセプトをショットの店員さんに伝えて、ランチジャケットの代わりのものを探してもらうことに。
そしてこれはホームページに出てないやつで、ただアメリカのショットからそのまま少数持ってきたタイプのB6はどうですか?という話しになりました。
ブラックレザーでムートンがブラウンのB6なのですが、個人的にはそもそもブラックレザーにブラックムートンのB3を持ってまして、多少の違いはあるものの被るから意味ないのでは?と思いました。むしろブラックレザーにブラックムートンの方が好きだし。B6は着たことあるので分かりますが、確かにB3と比べたら全然軽くて動きやすいのでいいのかもしれませんが、さすがにB3を持っているので買う気にはなれません。
しかしまあ「レザーは着ないと分からない」ので、勧めて貰った以上は着てみることに。
しかしこれがこのB6は本当に軽くて動きやすい!普通のレザースポーツジャケットみたい?下手するとそれ以上。
そもそもB6はインターミディエイトゾーンの+10°〜-10°の真冬に適したモデル。しかもそれが軽くて動きやすいとくれば、私の条件にピッタリなのではないか?と思うようになりました。
そんなつもりで再度見てみると、贔屓目に見てしまうこともあって 少し気になっていたブラウンのムートンはむしろ「ムートンが付いてますよ」感があっていいじゃないかと思いますし、むしろコーディネイトの幅が取りやすいから「軽く羽織る」のにちょうどいいのではないかと思う始末。贔屓目ですね。
ということで即ご購入させていただきました。
買ってしまえば 日本のホームページに出ていない時点で「レアじゃん」と思えますし、ブラウンのムートンは記号性はあるし汚れも目立たないし最高だなと思いますし、すっかり「ウチの子可愛い」状態に。
中わたが無いレザージャケットでは寒くなったらB6を着始めようと思ってますので、なかなか寒くならない最近の冬を少し苦く感じますが、年末には寒くなってくるだろうとそのときを待っております。
Posted at 2024/11/26 17:43:45 | |
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