
拾い画像でスミマセン。
ベンツ SL R230後期が欲しいなと思うわけですが、理由は単純で 新し目だけど全幅が1850mm以下であることです。
もちろんオープンがいいな、とか閉めたときにはハードトップだけに完全にクーペになるじゃんとか一般的な理由はあります。
ただこの車を買うとすると故障が怖いなと思うところもありまして、そりゃ直せばいいじゃんと思うこともあるのですが、この車は「新し目のベンツ」で「日常使い」を目的として欲しいということがあります。そうなると「the 趣味車」たるマセラティレーシングと同じ感覚で買うわけにもいきません。
この前買ったボルボV70と同様に、機械なので壊れることは仕方がないとはいえ 基本的には故障が少ないだろうと “私が思い込める” ことが大事かなと思うわけです。
そのことで3つの気になる点があります。
一つ目が「電動ハードトップ」であることです。ハードトップは閉まるとクローズドのクーペになりますし、開ければ開放感タップリのオープンカーになるわけですから ある意味で最高なシステムと言えるかと思います。しかしながら重いハードトップを動かすシステムであるが故に油圧を使ったシステムが故障(オイル漏れなど)することは否めません。もちろん美点が大きいので 故障のリスクを鑑みても買う価値があると思うところもあって、「壊れたら直せばいい」と思えるかもしれません。
二つ目は「ABC」です。ABCとはベンツのサスペンションシステムのことですが これが故障の温床と言われておりまして(?)、私的にはこんなもの付いてない方が絶対良いと思える装置の一つです。ただこれには対処法がありまして、車高調に交換してしまえば良いという方法があります。ベンツのアクティブなんちゃらというサスペンションシステムは殺すことになりますが、別に普通のコイルとダンパーが付いていればそれの方がいいと私は思ってますので、むしろ車高調入れて好きな車高にセットした方が全然良いですから、最初からそうしてしまうことによって対処することができます。ゆえにこれはあまり問題ないかもしれません。
三つ目が「SBC」です。結局これが最難関かもしれません。これはベンツのフライバイワイヤ式のブレーキシステムなのですが、これも故障しまくると言われてます(?)。そもそもアクセルにしてもブレーキにしても、その他の何にしてもフライバイワイヤは個人的に嫌いです(好きではないのではなくて嫌いです)。このシステムはある意味で先進だったのかもしれませんが、結局次の世代では採用されませんでした。私から見ると “失敗した技術” (失礼、個人的な見解です)でしてDCTなどと同じく後世に残らないと思います(ゴメンナサイ、勝手に言ってるだけです)。ただこのSBCは単に取り外すということでは済まず、もしも普通の油圧が繋がるブレーキにするとしたら たぶんたいへんなことになるのではないかなと思います。やったことがないので分かりませんが、油圧が走るようになってないのであれば、そのスペースというか繋がるような構造にボディ自体がなってない可能性があり、出来なくはないにしてもかなり大掛かりな改造になってしまう可能性があります。いや、やったら簡単だったということならばいいのですけどね。まあ私的にはその改造は未知数なものでして、正直現実的には考えてません。となると、SBCをそのまま使って壊れないようにメンテナンスしながら使うというのは、私にとって精神衛生上良くないと思うのです。
とまあ、とにかくSBC問題が解決しない限りはSL R230後期を買うにはハードルが高いと感じてしまってます。
デザインとかその他の点に関しては素晴らしいし、電動ハードトップの故障に関しては何とかするしかないと思えるのですが、どうしても買うのは二の足を踏んでしまいます。
頭デッカチに考えすぎるのも良くないことだとは分かっているのですが、現状ではやはりムリかなぁ。
Posted at 2025/02/15 12:04:54 | |
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