以前も気にしてたことですが、厚生労働省から、
タミフルと異常行動との因果関係について投与の有無で有意差は見られなかったという報告がありました。
1年程前に「因果関係は明らかではない」ながらも年齢10代への投与を原則中止としましたが、今回の調査によりその解除可否を検討するようです。
この問題、報道当初は大変センセーショナルで、あたかも新たな薬害登場のような扱いを受けていましたが、最近はかなり冷静になってきたような気がします。
無二の大切なお子様を亡くされたご家族には申し上げる言葉もありませんし、また自分は製薬会社から利益を受ける立場にある訳でも医師でも薬剤師でもありません。
ただ報道と専門家の意見を聞く限りは、異常行動の原因究明は別としてタミフルは原因とは言えないという結論になるのだろうと思います。
(もちろん、未知の作用があったり偶然差が見られなかったりという可能性はあるかもしれませんが、確率を考えるとそのリスクはほとんどない、とう意味で)
自分も小さい子供を持つ親ですし、タミフルが危険な薬であったら、という心配はありました。
が、逆にインフルエンザにかかったときの危険を考えると、(リスクの比較で)タミフル投与の幅が広がることには少々安心感を覚えます。
新型インフルエンザ流行時「
厚生労働省は日本の死者数を64万人と試算」という報告もあります。
最終的な報告はこれからですが、科学的に・偏らないように、
厚生労働省には冷静な判断を、メディアには正確なアナウンスを、お願いしたいところです。
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2008/07/13 22:17:03