
と言うことで、別に33の日だから、何か特別なことをしよう、と言うわけでもなく(本日も仕事ですし)、とりあえず今シーズンの振り返り。

まぁ、ちょうどシーズンオフになった時期ですし、区切りの時期としてはちょうどいいでしょう
関東雪降ってますけど、まだシーズンっぽい寒さ
・タイム
TC2000:1分5秒243(ベスト更新)
TC1000:40秒849(ベスト更新)
本庄:45秒796
本庄は0.7秒と大幅ダウンですが、原因はリアスタビの悪影響。
これは後述します。
他は微妙に更新ですが、車のポテンシャルは上がっているので、あとはドライビングスキルをどう引き上げるか。
・振り返り
12月~1月にかけて、車両トラブルが頻発したシーズンでした。
12月後半まで駆動系(フライホイール、クラッチ)の不調が直らず、
1月の走りはじめでスロットルセンサー異常(結果、スロットルボディASSYとO2センサー交換)
非常に出費は痛かったですが、走行機会喪失も痛かったです。
セッティング:
大幅な変更はリアスタビの撤去。
これにより、リアに粘りが戻り、走るのが楽しくタイムも向上しました。
本庄ではリアスタビを付けたまま走ったので、スピンばかりして、
全くタイムが出ませんでした。
リアのセッティングをおろそかにしてはいけない、と言うことが身に染みたシーズンでした。
一応、今シーズンの収穫の一部として、リアサスとリアスタビについては、
セットで考える必要があり、リアサスがロールに対して必要重十分なレートを
発生しているなら、必要ないことがわかりました。
何事も体験しなければわからない、と思いました。
他はフロントの伸び側減衰を3クリックほど締めこんだぐらいですか。
これは当たっていた、と思っています。
・のちすたさんが乗ってTC2000 1分3秒071

これにより、車のセッティングが間違ってなかったことが証明されたと思っています。
リアサスについては、ピロ化など考えていましたが、このタイムを見て必要ない、と思いました。
正直、あとは効果的なチューニングは軽量化ぐらいしか思いつかず、リアシートの撤去、および助手席のフルバケ化を計画(リアシートは撤去済み)
・ロガー解析の重視
今シーズンで思ったところは、みんカラを始めた影響もありますが、
ロガーデータの解析を以前よりかなり詳細に行ったことです。
これものちすたさんの影響ですが、あそこまで同じ車でタイムが違うと、
何が違うのか、と気になり始めます(と言うか、うちの車、あんなタイムで走れるのかよ、と言う驚きの方が大きかったですが)
今まではブレーキングポイントやトップスピード、ボトムスピード、ライン取りぐらいしか意識していませんでしたが、他に横G、ブレーキの踏力、アクセルの入れ方、を意識するようになりました。
・明確な弱点の露呈
実はプロアイズの岸プロや小西プロからは以前から指摘されていたことですが、
ロガーデータを見ると、横Gの発生が遅いことが明確になりました。
結果、初期で車が曲がらずアンダーステアを起こしています。
TC1000、TC2000、どちらでも明確に出ていますが、TC2000の方がより顕著です(クリップに付けていません)
ロガーデータと動画を合わせて見ることで、ステアリングの切遅れが露呈、さらにはその原因は視線の送り方が遅い(特に回り込んだコーナーで顕著)と言うこともわかってきました(わかっただけで改善できていませんが)
・仮想タイムと実際の差
プロアイズ走行会TC2000では仮想ベストも公表されますが、0.3~0.4秒遅い状況です。
てか、仮想ベストだったら、既に1分4秒台2度も出てるんですよ……。
原因の一つがタイヤが温まるまでに時間がかかること。
冷えた状態の急激なオーバステアに怯えて、タイヤを温めるのが遅いです。
結果、タイヤが温まってきたときには水温が上がってしまっていてエンジンはパワーダウンしてしまっている、と言う状況に。
・今後の改善点
車に関しては、前述のようにセッティングは問題ないので、軽量化、あとはブレーキオーバーホールぐらいでしょうか(オフシーズンにやること)
人間の方は視線送り、ステアリングの切遅れ、アンダーステア改善(全部一緒ですが)を中心にやると同時に、岸プロから指摘されたリアのスライドコントロールの練習もやっておきたい、と(これはうっかり忘れそうですが)
リアのスライドコントロールがある程度できるようになると、冬の冷えた状態でも多少リアタイヤが冷えていてもアタックできるので、かなり有効だと思っています。
あと、LSDの使い方。
田中ミノルさんの言うところの、
LSDはトラクションパーツな走り方では、立ち上がりで大回りになってしまい、タイムロスが発生してしまっているので、
LSDをコーナーリングパーツとして使う使い方を覚える必要があるなぁ、と。
これも小西プロから教わりましたが、さすが、S耐 ST5のシリーズ覇者は言うことが違う。FFコンパクトのスペシャリストですからね。
まぁ、言うて3月この寒さのままなら、まだアタックできそう、と言うのと、そもそもTC2000はかなり気温が上がった状態で1分5秒263までタイム出てるので、改善点が直れば、ワンチャン1分4秒台狙えるんじゃね。、と思ってはいますが。
TC1000は……アレだけ寒くて40秒8、ただし、小西プロは2名乗車で40秒4を出しているので、走り方次第で1名乗車で同じところまで迫れるんじゃないかな、と思っています。