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2026年06月14日 イイね!

【レース結果】Rd.7 バルセロナ・カタルーニャGP

【レース結果】Rd.7 バルセロナ・カタルーニャGPF12026 Rd.7バルセロナ・カタルーニャGPのレース結果です、


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●優勝:ルイス・ハミルトン(フェラーリ)

 2番手からスタートしたハミルトンは、好スタートを決めてポジションをキープ。レース序盤から上位グループの一角として安定したペースを刻みました。
 多くの上位勢が2ストップ戦略を選択する中、フェラーリは果敢にも3ストップ戦略を採用。ハミルトンは新品タイヤのアドバンテージを活かしながら周回を重ね、レース中盤には最後のピットストップを残した状態で首位に浮上します。
 そして40周目に導入されたVSCが大きな追い風となりました。VSC中に最後のピットストップを消化すると、ロスタイムを最小限に抑えたまま首位を維持することに成功。以降は安定したペースで後続との差を広げ、最後まで危なげない走りでトップチェッカーを受けました。

 この勝利はハミルトンにとって通算106勝目。そして何より、長年の夢だったフェラーリ移籍後初優勝という大きな意味を持つ一勝となりました。
 さらに、この勝利によって"皇帝"ミハエル・シューマッハが保持していたカタロニア・サーキット最多勝利記録を更新。新たな歴史を刻む記念すべき優勝となりました。


●2位:ジョージ・ラッセル(メルセデス)

 ポールポジションからスタートしたラッセルは、完璧なスタートでホールショットを獲得。レース序盤からハイペースを刻み、後続との差を着実に広げていきました。
 戦略面では事前予想通りの2ストップ作戦を選択。序盤から終盤まで安定したペースを維持し、優勝争いの中心に立ち続けます。しかし、ハミルトンが採用した3ストップ戦略とVSCのタイミングが絶妙に噛み合ったことで、首位の座を明け渡すことになりました。
 終盤にはハードタイヤで苦しむ中、チームメイトのアンドレア・キミ・アントネッリから激しいプレッシャーを受ける場面もありましたが、アントネッリのリタイアもあり、最終的に2位でフィニッシュしました。

 ここ2戦はトラブルや不運も重なりノーポイントに終わっていただけに、優勝こそ逃したものの、久々の表彰台獲得はチームにとっても本人にとっても大きな収穫と言えるでしょう。


●3位:ランド・ノリス(マクラーレン)

 4番グリッドからスタートしたノリスは、スタート直後から上位勢に食らいつき、序盤はメルセデス勢とハミルトンに続く位置でレースを進めました。
 マクラーレンはメルセデスと同じく2ストップ戦略を選択。タイヤへの負担が大きいコンディションの中でも、マクラーレンのマシンは優れたタイヤマネジメント性能を発揮し、ノリスは終始安定したペースを維持します。
 終盤にかけてもメルセデス勢に引けを取らない走りを見せ、表彰台争いを継続。さらに62周目、2位を走行していたアントネッリがマシントラブルでリタイアしたことで3位へ浮上しました。
 その後は後続を寄せ付けることなく走り切り、今季貴重な表彰台を獲得。苦戦が続いていたマクラーレンにとっても、大きな意味を持つ3位表彰台となりました。


以下、トップ3以降です。
●アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)

予選3位/決勝リタイア

 予選3位からスタートしたアントネッリは、スタートでポジションを守ると、序盤から2番手のハミルトンを射程圏内に捉えながらレースを進めました。
 レース全体を通して見ると、アントネッリのペースはチームメイトのラッセルを上回っており、随所でプレッシャーをかけ続けます。メルセデスの2ストップ戦略も順調に機能し、優勝争い、そして少なくとも表彰台獲得は確実と思われていました。
 そして迎えたレース終盤の61周目。ついにラッセルを攻略し2位へ浮上。首位ハミルトンとのギャップを考えると逆転優勝は難しい状況でしたが、それでもメルセデスにとっては貴重なダブル表彰台が目前に迫っていました。
 しかし、そのわずか1周後の62周目に悪夢が訪れます。マシンに突如トラブルが発生し、アントネッリはコース脇にマシンを停止。今季ここまで圧倒的な強さを見せてきたランキングリーダーは、目前だった表彰台を失う形で無念のリタイアとなりました。

 中国GPでの初優勝以降、モナコGPまで破竹の5連勝を飾り、チャンピオンシップでも大きくリードしていただけに、このリタイアは今後のタイトル争いに少なからず影響を与える可能性があります。
 とはいえ、今回もラッセルを上回るレースペースを披露するなど、その速さは健在でした。メルセデス、そしてアントネッリとしては、この悔しい結果を引きずることなく、次戦へ向けて気持ちを切り替えたいところです。


●シャルル・ルクレール(フェラーリ)

予選10位/決勝リタイア

 予選ではQ3でクラッシュを喫し、10番手からのスタートを余儀なくされたルクレール。しかし決勝では、その不利を感じさせない見事なスタートを決め、オープニングラップのうちに7位までポジションを上げることに成功しました。
 その後もフェラーリの好調なレースペースを武器に着実に前との差を縮めていきます。今週末投入された大型アップデートは確かな効果を発揮しており、チームメイトのハミルトンと同様に、ルクレールもメルセデス勢に匹敵、あるいはそれ以上とも言えるペースを披露しました。
 レース中盤以降は上位グループの一角として安定した走りを続け、主に6番手前後を走行。大きなミスもなく、このままポイントを持ち帰るかと思われました。
 しかしレース終盤の62周目、2位を走行していたアントネッリがマシントラブルでストップした直後、今度はルクレールのマシンにも異変が発生。急激にペースが落ち込みながらも何とかピットまでマシンを運びましたが、チームは走行継続を断念。そのままガレージへマシンを収め、無念のリタイアとなりました。

 結果だけを見ればノーポイントに終わったものの、レース内容そのものは非常に力強いものでした。予選での不運を跳ね返し、トップグループに迫る速さを見せていただけに、フェラーリとしても惜しまれるリタイアだったと言えるでしょう。
 一方で、チームメイトのハミルトンはフェラーリ移籍後初優勝を達成。チームに久々の勝利をもたらすことになりました。フェラーリにとっては最高の結果となった一方で、長らく優勝から遠ざかっているルクレールにとって、チームの成功を喜びながらも複雑な思いを抱くレースになったかもしれません。
 それでも、今回示したレースペースは今後への大きな希望です。次戦以降、この悔しさを晴らす走りに期待したいところです。


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以下、レースのハイライトです。

●アロンソ 地元レースはピットレーンスタートを選択

 地元スペインでのレースとなったフェルナンド・アロンソ(アストンマーティン・ホンダ)は、予選後にパワーユニット交換を実施。そのためグリッドからではなく、ピットレーンからのスタートを選択することになりました。
 予選では思うような結果を残せなかったものの、チームは決勝での巻き返しを見据え、ペナルティを覚悟の上で新しいパワーユニットを投入。これにより、アロンソは最後尾からの追い上げを目指すことになります。
 また、ピットレーンスタートとなったことで、スタートタイヤやセットアップ面で自由度を確保できるメリットもありました。タイヤのデグラデーションが大きく、戦略が重要になると予想されていた今回のレースだけに、アストンマーティン・ホンダとしては異なる戦略でポジションアップを狙う形となります。
 地元ファンの大声援を受けながら、44歳のベテランがどのような追い上げを見せるのか。レース開始前から大きな注目が集まっていました。


●スタートタイヤはミディアムが多数 ハミルトン、フェルスタッペンがソフトスタート
 スタートタイヤは大半のドライバーがミディアムタイヤを選択。トップ10では2番手のハミルトン、5番手のフェルスタッペン、9番手のヒュルケンベルグのみがソフトタイヤを選択し、スタート直後のポジションアップを狙う戦略を採りました。
 一方、後方グリッドのペレス、ストロール、そしてピットスタートのアロンソはハードタイヤを選択。長いスティントを活かした戦略で上位進出を狙う構えとなりました。


●スタート:大きな波乱なくレース開始 ハジャーは大きく後退

 フォーメーションラップを終え、66周で争われるバルセロナ・カタルーニャGPがスタート。ポールポジションのジョージ・ラッセル(メルセデス)が好スタートを決めてホールショットを奪い、上位陣は大きな接触や混乱もなく1コーナーを通過しました。
 2番手スタートのルイス・ハミルトン(フェラーリ)、3番手スタートのアンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)も順当にポジションをキープ。優勝候補たちはまずは無難な立ち上がりを見せます。

 一方で、上位勢の中で最もスタートに苦しんだのがアイザック・ハジャー(レッドブル)でした。
 6番グリッドからスタートしたハジャーは、スタート直後のポジション争いで次々とライバルたちに先行を許してしまい、オープニングラップ終了時には14位まで大きく後退。ポイント圏外まで順位を落とす厳しい展開となりました。
 反対に、10番手スタートのシャルル・ルクレール(フェラーリ)は得意のスタートダッシュを決め、一気に複数台をオーバーテイク。オープニングラップのうちに7番手まで順位を上げることに成功し、上位グループへの足掛かりを築きました。

 全体としてはクリーンなスタートとなりましたが、ハジャーの大幅なポジションダウンが序盤最大のトピックとなりました。タイヤのデグラデーションが大きいと予想される今回のレースだけに、ここからハジャーがどこまで挽回できるかにも注目が集まります。


●3周目:ハジャーが反撃開始 サインツを攻略して13番手へ

 スタートで大きく順位を落とし、オープニングラップ終了時点で14位まで後退していたアイザック・ハジャー(レッドブル)でしたが、早くも反撃を開始します。
 3周目、前を走るカルロス・サインツ(ウィリアムズ)をオーバーテイク。見事にポジションを一つ取り戻し、13番手へと浮上しました。
 予選では6番手を獲得していただけに、現在のポジションは本来の実力を考えれば不本意な位置。しかし、レッドブルのレースペースは依然として高く、ハジャーは着実に前方との差を縮めていきます。

 ポイント圏内復帰へ向け、若きレッドブルドライバーの追い上げが本格的に始まりました。ここからタイヤ戦略も絡む中で、どこまで順位を回復できるのか注目が集まります。


●8周目:ルクレールがピアストリを攻略 6番手へ浮上

 予選10番手からスタートしたシャルル・ルクレール(フェラーリ)の快進撃が続きます。
 8周目、前を走るオスカー・ピアストリ(マクラーレン)を見事にオーバーテイク。これでルクレールは6番手へ浮上しました。
 スタート直後に7位まで順位を上げていたルクレールでしたが、その後も勢いは衰えず。今週末投入されたフェラーリの大型アップデートが効果を発揮していることもあり、レースペースでは上位勢に引けを取らない走りを見せています。

 特にこの時点ではタイヤのデグラデーションが予想通り大きく、各車がタイヤマネジメントに苦しむ中、ルクレールは安定したペースを維持。着実にポジションを上げていきました。
 予選でのクラッシュにより10番手スタートとなったことを考えれば、この時点での6位浮上は見事の一言。フェラーリ勢は2番手を走るルイス・ハミルトンとともに好ペースを刻んでおり、レース序盤からメルセデス勢にプレッシャーをかける展開となりました。


●10周目:ハジャーが怒涛の追い上げ ついにポイント圏内へ

 スタート直後に14位まで順位を落としたアイザック・ハジャー(レッドブル)でしたが、ここから本来の速さを発揮し始めます。
 3周目にサインツをオーバーテイクして13位へ浮上すると、その後も着実に順位を上げていきました。
 そして、前を走るアービッド・リンドブラッド(レーシングブルズ)を攻略し、ついに10位へ浮上。ポイント獲得圏内への復帰を果たします。

 予選6位からのスタートを考えれば、ようやく本来いるべきポジションまで戻ってきた形となりますが、レッドブルのレースペースを考えると、ハジャーにとってはまだ通過点に過ぎません。

 レースはまだ序盤。タイヤのデグラデーションが大きく、ピット戦略によって順位が大きく入れ替わることが予想されるだけに、ハジャーの追い上げはまだまだ続きそうです。


●28周目:ハミルトンが2度目のピットイン 3ストップ戦略が濃厚に

 28周目、2番手を走行していたルイス・ハミルトン(フェラーリ)が2度目のピットストップを行いました。
 ここで新品タイヤへ交換したハミルトンは、再びライバルたちを追う展開となります。しかし、このタイミングでのピットインは上位勢の中ではかなり早く、残り周回を考えると現在のタイヤでチェッカーまで走り切るのは難しい状況です。
 そのため、フェラーリは3ストップ戦略を選択した可能性が高くなりました。

 事前の予想通り、バルセロナはタイヤのデグラデーションが大きく、特に左フロントタイヤへの負荷が非常に厳しいコンディションとなっています。さらにリヤタイヤの熱ダレも無視できず、各チームがタイヤマネジメントに苦しむ展開となっていました。
 そんな中、フェラーリはピット回数を増やしてでも新品タイヤの性能を最大限に活かす攻めの戦略を選択。トラックポジションよりも純粋なレースペースを重視した形とした一方、メルセデス勢やマクラーレン勢は依然として2ストップ戦略を継続。フェラーリとライバル陣営で戦略が大きく分かれることになり、レース後半は戦略の優劣が勝負を左右する展開となっていきます。


●33周目:メルセデス同士による首位争いが激化

 レース中盤の33周目、この日最大の見どころの一つとなるメルセデス勢同士の首位争いが激しさを増していきます。
 首位を走るラッセルに対し、2位のアントネッリがプレッシャーをかけ続けます。序盤からアントネッリのレースペースは非常に良く、タイヤマネジメントの面でもラッセルを上回るペースを披露していました。
 ラッセルはポールポジションからレースをリードしてきましたが、ここにきてアントネッリが背後まで接近。オーバーテイクモードを活用しながらストレートで差を縮め、幾度となく仕掛けるチャンスをうかがいます。


●38周目:アントネッリが2度目のピットイン 際どくノリスの前を守る

 38周目、2位を走行していたアントネッリが2度目のピットストップを行いました。
 前周にチームメイトのラッセルがピットインしており、メルセデスは続けてアントネッリをピットへ呼び込みます。ここで新品タイヤを装着し、レース終盤へ向けた最後のスティントへ入りました。
 このピットストップで最大の焦点となったのは、36周目に先にピットインを済ませていたノリスとの位置関係です。ノリスは新品タイヤのアドバンテージを活かしてアンダーカットを狙っており、アントネッリが前でコースへ復帰できるかが注目されていました。
 しかし、メルセデスのピット作業は約2.8秒と決して速いものではなく、ピットレーン出口ではノリスがすぐ後方まで迫る展開となります。それでもアントネッリは何とかノリスの前でコースへ復帰することに成功。わずかな差ながらポジションを守り切りました。

 結果的にこのピットストップは、アントネッリにとってレース終盤の表彰台争い、そして優勝争いを左右する重要な局面となりました。

 これでメルセデス勢とノリスを含む上位の2ストップ勢はすべて最後のピットストップを完了。一方、ルイス・ハミルトン(フェラーリ)は依然として最後のピットストップを残しており、異なる戦略同士の駆け引きがさらに熱を帯びていきます。


●41~42周目:アロンソのリタイアでVSC導入 ハミルトンに最大の追い風

 41周目、地元スペインでの入賞を目指していたフェルナンド・アロンソ(アストンマーティン・ホンダ)がマシントラブルによりコース脇でストップ。これを受けてバーチャル・セーフティカー(VSC)が導入されました。

 このVSCが、レースの流れを大きく変えることになります。

 トップを走行中のハミルトンは、3ストップ戦略の最後のピットストップを残している状況でした。通常のグリーンフラッグ下でピットインすれば大きなタイムロスを被る場面でしたが、フェラーリはこのチャンスを逃しませんでした。
 翌週、ハミルトンはVSC中に3回目のピットストップを実施。タイムロスを最小限に抑えながらタイヤ交換を終えると、なんと首位のままコースへ復帰することに成功します。
 一方、ラッセルやアントネッリ、ノリスらの2ストップ勢はすでに最後のピットストップを終えていたため、このVSCの恩恵を受けることができませんでした。

 結果として、アロンソのリタイアによるVSCはハミルトンとフェラーリにとって最高のタイミングとなり、優勝争いの流れを大きく引き寄せることになります。
 その後VSCが解除されると、ハミルトンは新品タイヤのアドバンテージを活かして再スタート。後続との差を少しずつ広げ始め、フェラーリ移籍後初優勝へ向けて大きく前進することになりました。




●61周目:アントネッリがついにラッセルを攻略 メルセデス勢の順位が入れ替わる

 レース終盤の61周目、優勝争いを繰り広げるメルセデス勢の順位がついに入れ替わりました。
 首位ハミルトンを追う2番手ラッセルに対し、3番手のアントネッリが猛攻を仕掛けます。
 ラッセルはハードタイヤに苦戦し、思うようにペースを上げられない一方、アントネッリは終盤になっても安定したペースを維持しており、周回ごとにラッセルとの差を縮めていました。
 そして61周目、アントネッリはオーバーテイクモードを活用してラッセルの背後へ接近。ストレートで十分な速度差を作り出すと、そのまま鮮やかにオーバーテイクを成功させました。

 これでアントネッリは2位へ浮上。首位ハミルトンとの差は依然として大きかったものの、今季5連勝中のランキングリーダーらしい力強い走りを見せつけます。
 一方のラッセルは、終盤のタイヤマネジメントに苦しむ展開となり3位へ後退。それでもメルセデスにとってはダブル表彰台圏内を維持しており、チームとしては依然として大量ポイント獲得が見えている状況でした。

 しかし、この時はまだ誰も予想していませんでした。アントネッリが2位浮上を果たしたわずか1周後、表彰台争いの勢力図を一変させる大きなドラマが待ち受けていたのです。


●62周目:アントネッリに悪夢 直後にルクレールも戦列を去る

 レース終盤の62周目、上位争いを大きく揺るがす衝撃的な出来事が立て続けに発生しました。
 わずか1周前にラッセルをオーバーテイクし、2位へ浮上していたアントネッリでしたが、その直後にマシンへ異変が発生。突然ペースが落ちると、そのままコース脇にマシンを停めることになってしまいました。

 中国GPでの初優勝以来、破竹の5連勝を飾りランキング首位を独走してきたアントネッリでしたが、目前に迫っていた7戦連続の表彰台獲得、そして2位フィニッシュのチャンスを失う痛恨のリタイアとなりました。
 このマシン回収のため、レースコントロールは再びバーチャル・セーフティカー(VSC)を導入。メルセデス陣営には重苦しい空気が流れます。

 しかし、波乱はこれだけでは終わりませんでした。

 同じ62周目、6番手を走行していたルクレールにもマシントラブルが発生。ルクレールは何とか自力でピットまでマシンを運び込みましたが、チームはマシンをガレージへ収め、そのままリタイアを決断しました。
 予選ではクラッシュを喫しながらも、決勝では10番手スタートから着実に順位を回復。アップデートが投入されたフェラーリの高いレースペースを示し続けていただけに、こちらも非常に悔しい結末となりました。

 わずか数分の間に、2位を走行していたアントネッリと、入賞圏内を走っていたルクレールが相次いで脱落。レース終盤の勢力図は大きく塗り替えられることとなり、結果的にノリスが表彰台圏内へ繰り上がることになりました。



●レースはハミルトンの逆転優勝でフェラーリ移籍後初優勝を飾る
 レースは終盤にかけて大きく展開が動き、トップに立ったハミルトンがそのまま主導権を握り、圧倒的なペースで2位以下を一気に突き放し、後続にまったく隙を与えない走りでそのままチェッカーフラッグまで駆け抜けました。

この勝利により、ハミルトンは通算106勝目を達成。さらにフェラーリ移籍後初優勝という大きな節目となっただけでなく、“皇帝”ミハエル・シューマッハが保持していたカタロニア・サーキット最多勝利記録を更新するという歴史的な偉業も同時に成し遂げることになり、生ける伝説はF1の歴史に新たな1ページを刻みました。

 ベテランとしての豊富な経験と、フェラーリの戦略が見事に噛み合ったこの一戦 は、2026年シーズンを象徴する名レースとして長く語り継がれることになると思います。


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 次戦は、2週間後に行われるオーストリアGPです。

 開幕から勝利を積み上げてきたメルセデスですが、ついに連勝がストップし、この結果は前半戦における大きなターニングポイントになるかもしれません。

 シーズン序盤からフェラーリとマクラーレンは大型アップデートの効果もあり、レースペースが飛躍的に改善した一方、開幕から圧倒的な速さでシーズンを席巻してきたメルセデスは、直近3戦で電気系トラブルが多発し、今も原因究明を行っているとのことです。

 また中団勢では、アルピーヌとレーシングブルズによるコンストラクター5位争いを始めとする順位争いも熾烈さを増し、前半戦のヨーロッパラウンドでどれだけ点数を稼げるかが重要になってきます。特に新レギュレーション初年度はマシントラブルが頻発するため、レースでは何が何でも最後まで生き残ることが重要になってきます。
 その中で苦戦続きのアストンマーティン・ホンダのアロンソがモナコGPで入賞を果たしたのは獲得した点数以上に大きな意味を持つことになります。それでもこれから投入予定の大型アップデートが投入されるまでは、我慢のレースが続くと思います。両ドライバーの粘り強い走りに期待したいところです。

それでは、また2週間後にお会いしましょう(^_^)/~
Posted at 2026/06/15 02:20:37 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ
2026年06月14日 イイね!

【予選結果】Rd.7 バルセロナ・カタルーニャGP

【予選結果】Rd.7 バルセロナ・カタルーニャGPF12026 Rd.7バルセロナ・カタルーニャGPの予選結果です。



まずは、予選予想の答え合わせです。
 ・順位的中者数 1人(ノリス)
 ・Q3進出的中者数 9人(ガスリー:Q2敗退 :ヒュルケンベルグ:Q3進出)

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以下、予選結果です。
●ポールポジション:ジョージ・ラッセル(メルセデス)

 フリー走行から一貫して高いパフォーマンスを発揮していたラッセルは、予選でもその速さを存分に見せつけました。Q1からQ3まで常にトップ争いを演じ、今週末を通じてメルセデス勢を牽引する存在となりました。
 Q3では赤旗中断という波乱の展開がありましたが、再開後の1回目のアタックを中古タイヤながらトップタイムを記録。さらに最後のアタックでは新品タイヤを投入し、自らのベストタイムを更新して見事ポールポジションを獲得しました。

 前戦まであと一歩のところで勝利を逃してきただけに、明日の決勝ではスタートをしっかり決め、レースの主導権を握ったまま久々の優勝を目指したいところです。


●予選2位:ルイス・ハミルトン(フェラーリ)

 直近2戦で連続表彰台を獲得し、ドライバーズランキングでも2位に浮上して迎えたバルセロナ・カタルーニャGP。ハミルトンは予選でも好調を維持し、Q1ではトップタイムを記録するなど高い競争力を示しました。
 Q2は5番手で通過したものの、勝負のQ3では最後のアタックで素晴らしいラップをまとめ上げ、メルセデス勢の間に割って入る2番手タイムを記録。これにより、フェラーリ移籍後初となるフロントロウ獲得を果たしました。

 決勝ではポールポジションのラッセルと同じフロントロウからスタートするだけに、スタート直後の1コーナーまでの攻防が大きな見どころとなりそうです。今季初優勝に向け、絶好の位置からレースに臨みます。


●予選3位:アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)

 開幕から圧倒的な強さを見せ、5連勝中と絶好調のアントネッリですが、今週末はこれまでとは少し異なる展開となりました。

 フリー走行では速さそのものは見せていたものの、アタックラップを完璧にまとめ切れない場面が目立ち、終始チームメイトのラッセルに後れを取る形となりました。その傾向は予選でも変わらず、Q1からQ3まで安定して上位タイムを記録したものの、全セッションでラッセルを上回ることはできませんでした。
 それでも予選結果は3番手。今シーズン初めてフロントロウを逃したものの、優勝争いを十分に狙える位置からのスタートとなります。

 バルセロナ・カタルーニャ・サーキットはスタートから1コーナーまでの距離が長く、後方のマシンがトウを活用しやすいレイアウトです。決勝では前を走るラッセルとハミルトンのトウを最大限に活かし、スタート直後の1コーナーで首位奪取を狙いたいところです。

 5連勝中の若きランキングリーダーが、逆境とも言える3番グリッドからどのようなレースを見せるのか。決勝での巻き返しに注目が集まります。


以下、トップ3以降です。
●マクラーレン
ランド・ノリス:予選4位 オスカー・ピアストリ:予選7位

 フリー走行ではメルセデス勢に匹敵する速さを見せていたマクラーレン勢。特にFP2ではノリスがトップタイムを記録し、ピアストリも3番手につけるなど、予選ではメルセデスとのポール争いを演じる存在になると思われていました。
 しかし、予選が始まると状況は一変します。Q1、Q2ともにトップ3争いへ加わることができず、フリー走行で見せた勢いを再現できないままセッションが進行しました。
 迎えたQ3では、ノリスが最後のアタックで4番手を確保し、辛うじて2列目を獲得。しかし、昨年このサーキットでポールポジションを獲得したピアストリは7番手に留まり、レッドブル勢の後塵を拝する結果となりました。


●シャルル・ルクレール(フェラーリ):予選10位

 フリー走行ではメルセデス勢やマクラーレン勢に引けを取らないペースを見せ、予選でもQ1、Q2をともにトップ3圏内で通過。ポールポジション争いの有力候補として期待されていました。

 しかし、勝負のQ3でまさかのアクシデントに見舞われます。

 1回目のアタックラップ中、コーナリングでマシンの挙動を乱したルクレールはコースアウト。そのままバリアにクラッシュを喫し、セッションは赤旗中断となりました。マシンは大きなダメージを負い、その時点で予選を終えることとなります。
 結果は10番手。ここまでのセッション内容を考えれば、本来であればフロントロウ、あるいはポールポジション争いに加わるだけの速さを持っていただけに、非常にもったいない結果となってしまいました。
 また、前戦モナコGPでも予選でアクシデントに見舞われており、2戦連続で予選でのミスが結果に響く形となりました。今週末はフェラーリに大型アップデートが投入されており、チームメイトのハミルトンがフロントロウを獲得したことを考えても、ルクレールにとっては悔しさの残る予選となったことでしょう。
 カタロニア・サーキットはストレートエンドのターン1こそオーバーテイクのチャンスがあるものの、全体的には追い抜きが容易なコースではありません。そのため、予選順位の重要性が高く、10番手スタートとなるルクレールにとっては厳しいレースが予想されます。
 それでもマシンの速さは十分に示しているだけに、戦略やスタートを活かしてどこまで順位を挽回できるのか注目したいところです。


●ニコ・ヒュルケンベルグ(アウディ):予選9位

 昨シーズン、キャリア14年目にして悲願の初表彰台を獲得したヒュルケンベルグ。しかし今シーズンはあと一歩のところでQ3進出を逃すレースが続き、その速さを結果に結び付けられない展開が続いていました。

 それでも、このバルセロナ・カタルーニャGPでは“予選職人”の異名にふさわしい走りを披露します。

 Q1では強豪チームに混じって5番手タイムを記録すると、Q2でも激戦となった中団グループの争いを見事に勝ち抜き、今シーズン初となるQ3進出を決めました。
 迎えたQ3では、決勝を見据えて新品タイヤを温存する戦略を選択。その中で中古タイヤのみを使用しながら9番手タイムを記録しました。
 9番グリッドという絶好の位置からスタートする明日の決勝では、今シーズン初ポイント、そしてさらなる上位進出を狙いたいところです。


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 明日の決勝は22時からセッション開始予定です。

 カタロニア・サーキットは、マシンの総合力が問われる一方で、オーバーテイクが決して容易ではないコースとして知られています。最大の追い抜きポイントはメインストレートエンドの1コーナーであり、ここでの攻防がレースの流れを大きく左右することになりそうです。

 特に今回の注目はスタート直後の1コーナーです。ポールポジションのラッセル、2番手のハミルトン、3番手のアントネッリはほぼ互角の速さを見せており、スタートから1コーナーまでの長いストレートでトウを活用した激しいポジション争いが予想されます。アントネッリとしては、3番グリッドスタートではあるものの、1コーナーまでの距離が長く前車のトウを使えるため、前の2台を利用して一気にトップへ浮上する絶好のチャンスとなります。

 また、今年のバルセロナは路面温度が高くなることが予想されており、タイヤマネジメントが勝敗を分ける大きな要素となりそうです。特に高速コーナーが続くレイアウトの影響で左フロントタイヤへの負荷が大きく、さらに加速時のスライドによるリヤタイヤの熱ダレにも注意が必要になります。

 そのため、各チームは単純な速さだけでなく、いかにタイヤを労わりながらペースを維持できるかが重要になります。予選では速さを見せたメルセデス勢に対し、決勝ではマクラーレンやフェラーリが戦略面やタイヤマネジメントでどこまで対抗できるのかも大きな見どころです。

 戦略面では2ストップが主流になると予想されます。カタロニア・サーキットは1周ごとのタイヤ性能低下、いわゆるグラデーションが大きく、新品タイヤのアドバンテージが非常に大きいサーキットです。そのため、ライバルより先にピットへ飛び込むアンダーカットが極めて有効となり、ピット戦略が順位変動の鍵を握ることになるでしょう。

 果たしてラッセルがポールポジションから逃げ切り、久々の優勝を手にするのか。それともハミルトンがフェラーリ移籍後初優勝を飾るのか。あるいは5連勝中のアントネッリが逆境を跳ね返し、連勝記録をさらに伸ばすのか。

 チャンピオンシップ争いを占う重要な一戦が、まもなく幕を開けます。

 レース結果は、セッション終了後に投稿予定ですので、そちらも見ていただけると嬉しいです。
Posted at 2026/06/14 01:44:42 | コメント(0) | トラックバック(0) | F1 | クルマ
2026年06月13日 イイね!

【ゑむ式予選予想】Rd.7 バルセロナ・カタルーニャGP

【ゑむ式予選予想】Rd.7 バルセロナ・カタルーニャGPみなさんこんばんは、そどーゑむです。

 先週のモナコGPに続き2週連続開催となる今週は、カタロニアサーキットで行われるバルセロナ・カタルーニャGPです。

 このコースは昨年まで「スペインGP」の開催地として親しまれてきました。しかし、2026年からは新たにマドリード市街地コース「マドリンク」でスペインGPが開催されることが決定。そのため、カタロニア・サーキットで行われるレースは今年から「バルセロナ・カタルーニャGP」として新たな歴史を刻むことになりました。

 そして舞台となるカタロニア・サーキットは、低速・中速・高速コーナーがバランスよく配置されたレイアウトを持ち、マシンの総合力が試されることで知られる伝統のサーキットです。
 また、このカタロニア・サーキットは数々の歴史的な名勝負の舞台となってきました。

 中でも特に有名なのが、今から10年前の2016年スペインGPです。

 当時メルセデスに所属していたルイス・ハミルトンとニコ・ロズベルグが、オープニングラップでまさかの同士討ちを喫し、優勝候補2台が揃って姿を消すという衝撃的な幕開けとなりました。


 その後のレースはレッドブルとフェラーリによる激しい首位争いへと発展。そんな中、勝利を掴んだのは、このレースから急遽レッドブルへ昇格したばかりの18歳のマックス・フェルスタッペンでした。
 フェルスタッペンはプレッシャーのかかる状況の中で見事なレース運びを見せ、F1史上最年少優勝記録を更新。これが記念すべきF1初優勝となりました。

 現在では4度のワールドチャンピオンに輝き、歴代でも屈指の勝利数を誇るドライバーへと成長したフェルスタッペンですが、その輝かしいキャリアの第一歩となったのが、まさにこのカタロニア・サーキットだったのです。


 今年のバルセロナ・カタルーニャGPでも、未来のF1史に残るようなドラマが生まれるのか。伝統あるサーキットには、再び大きな注目が集まります。

 それでは、バルセロナ・カタルーニャGPの予選予想に入ります。


 冒頭でも挙げた通りカタロニアサーキットは、低速・中速・高速コーナーがバランスよく配置されたレイアウトを持つことから、「マシンの総合力」が最も問われるサーキットの一つです。そのため、現時点での各チームの純粋なパフォーマンス差が結果に反映されやすいコースになると考えています。
 今シーズンここまでの勢力図を見る限り、予選でもその序列が色濃く表れると予想しました。

 最前列は、ここまで圧倒的な強さを見せているメルセデス勢。5連勝中のアンドレア・キミ・アントネッリをポールポジション予想とし、チームメイトのジョージ・ラッセルが2番手に続く形を予想しています。

 2列目にはマクラーレン勢を配置。今シーズンは優勝争いに度々絡むもあと一歩届かずもマシン性能は依然として高く、オスカー・ピアストリとランド・ノリスがメルセデスに続く存在になると考えています。

 3列目はフェラーリ勢。モナコでは優勝争いに絡む速さを見せたものの、総合力が問われるバルセロナではメルセデスやマクラーレンにわずかに後れを取ると予想し、シャルル・ルクレール、ルイス・ハミルトンの順に並べました。

 4列目にはレッドブル勢。マックス・フェルスタッペンは依然としてトップドライバーの一人ですが、現状のマシンパフォーマンスを考慮するとトップ6争いが現実的な位置と予想しています。また、モナコで4位入賞のアイザック・ハジャーも勢いそのままにQ3進出を果たすと見ています。

 中団勢ではレーシングブルズとアルピーヌに注目です。

 リアム・ローソンはモナコGPでの好結果を追い風に、今回もトップ10入りを予想。さらにアルピーヌのピエール・ガスリーもレース後の裁定変更で表彰台に返り咲き中団勢の中では速さを見せています。フリー走行ではここまで苦戦中も、ドライバーの腕も試されることから、Q3最後の一枠を争う存在になると考えています。

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 バルセロナ・カタルーニャGPはこの後23時からセッション開始予定です。

 ここまで2026年シーズンはメルセデスが開幕から全勝を飾り、中でもアンドレア・キミ・アントネッリが5連勝と圧倒的な強さを見せています。しかし、バルセロナは今シーズンの勢力図を測るうえで非常に重要なサーキットであり、ここでの結果は今後のチャンピオンシップ争いを占う大きな指標となるでしょう。

 予選順位の予想ではメルセデス優勢と見ていますが、マクラーレンやフェラーリも十分にポール争いへ加わるだけの速さを秘めています。特に予選での一発の速さには定評があるルクレールや、近年バルセロナで安定したパフォーマンスを見せているノリスの走りには注目です。

 また、フェルスタッペンにとっては2016年にF1初優勝を飾った思い出の地でもあります。今季は苦戦が続いているものの、予選でどこまで上位陣に食い込めるのかも大きな見どころの一つです。

 中団勢ではレーシングブルズ、アルピーヌ、アウディを中心に激しいQ3争いが予想されます。特にレーシングブルズとアルピーヌはコンストラクター5位争いを争うライバルであり決勝での入賞を巡り、予選ではライバルより前の順位を確保したいところです。

 そして何より注目したいのは、アントネッリがこの勢いのままポールポジションを獲得し、連勝街道をさらに伸ばしていくのかという点です。モナコに続くポール獲得となれば、決勝でも優勝候補の筆頭となることは間違いありません。

 マシンの総合力が問われるバルセロナで、現在のF1勢力図はどのような形で表れるのでしょうか。ヨーロッパラウンドの今後を占う重要な予選が、まもなく始まります。果たしてポールポジションを手にするのは誰なのか、その瞬間をしっかりと見届けたいと思います。

 予選結果はセッション終了後に投稿予定ですので、そちらも見ていただけると嬉しいです。
Posted at 2026/06/13 22:01:07 | コメント(0) | トラックバック(0) | F1 | クルマ
2026年06月08日 イイね!

【レース結果】Rd.6モナコGP(確定)

【レース結果】Rd.6モナコGP(確定)F12026 Rd.6モナコGPのレース結果確定版です。


 レース終了後も審議対象となっていたアイザック・ハジャー(レッドブル)とセルジオ・ペレス(キャデラック)の裁定が正式に発表され、モナコGPの結果が確定しました。

 ハジャーについては最終的に追加ペナルティは科されず、暫定3位からそのまま3位が確定。レッドブル移籍後初となる表彰台を正式に獲得することとなりました。
 一方、10位でフィニッシュしていたペレスにはレース結果に10秒加算ペナルティが科されることが決定。その結果、ペレスは15位へ降格となり、キャデラックにとって目前だったチーム初入賞は幻となりました。
 これにより、11位でチェッカーを受けていたフェルナンド・アロンソ(アストンマーティン・ホンダ)が10位へ繰り上がり。アストンマーティン・ホンダは待望の今季初ポイントを獲得し、チームに貴重な1ポイントをもたらしました。

 今シーズンのアストンマーティン・ホンダはマシンの戦闘力不足に苦しみ、入賞争いに加わることすら容易ではない状況が続いていました。しかし、そのような厳しい環境の中でもアロンソは豊富な経験と卓越したレースマネジメントで随所に存在感を発揮。結果こそ伴わないレースも多かったものの、ベテランらしい巧みな走りを見せ続けてきました。

 そして迎えた伝統のモナコGP。最後は裁定による繰り上がりという形ではあったものの、アロンソはついに今シーズン初ポイントを獲得。チームにとっても苦しいシーズンの中で大きな意味を持つ結果となりました。

 1ポイントという数字以上に価値のある入賞――。アロンソとアストンマーティン・ホンダにとって、ここから巻き返しを図るための大きな第一歩となったのではないでしょうか。


 次戦は、アロンソにとって地元レースとなるバルセロナ・カタロニアGPです。

 モナコGPでは、苦しい状況が続いていたアストンマーティン・ホンダに今季初ポイントをもたらし、チームにとっても大きな転機となる結果を残しました。
 獲得したポイントはわずか1点かもしれません。しかし、戦闘力で劣るマシンを駆りながらも粘り強く戦い続けた末につかんだ入賞は、その数字以上の価値があるものだったと言えるでしょう。

 次戦の母国スペインファンが待つ地元レース。アロンソにとっては特別な一戦となります。
 モナコで手にした貴重なポイントを土産に、地元ファンの前でもベテランらしい巧みなレース運びと力強い走りを披露してくれることに期待したいところです。アストンマーティン・ホンダにとっても、この勢いをバルセロナへ持ち込み、さらなるポイント獲得につなげたい一戦となります。
Posted at 2026/06/08 07:30:15 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ
2026年06月08日 イイね!

【レース結果】Rd.6モナコGP(暫定)

【レース結果】Rd.6モナコGP(暫定)F12026 Rd.6モナコGPのレース結果(暫定)です


●優勝:アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)
 ポールポジションからスタートしたアントネッリは、抜群のスタートを決めてホールショットを獲得。序盤から圧倒的なペースを披露し、後続との差を着実に広げていきました。一時は2位以下に30秒近い大差を築くなど、まさに独走状態となります。
 レース終盤にはセーフティカーと赤旗によって築き上げたリードがリセットされる波乱の展開となりましたが、再スタートとなる2度目のスタンディングスタートでも完璧な蹴り出しを見せ、そのままトップでチェッカーを受けました。

 この勝利により、アントネッリは史上初となる10代でのモナコGP制覇を達成。さらにポールポジション、ファステストラップ、全周回トップ走行を含む自身初のグランドスラムも達成し、記念すべきモナコ初優勝に華を添えました。

 これで破竹の5連勝。ドライバーズランキングでも後続に66ポイント差をつけて首位を独走しており、早くもチャンピオン獲得へ向けて大きく前進する結果となりました。


●2位:ルイス・ハミルトン(フェラーリ)
 3番手からスタートしたハミルトンは、オープニングラップで順位を一つ上げて2位に浮上。その後は単独で2番手を走行し、安定したレース運びを見せました。
 レース中にはピットレーン速度違反によるペナルティを受ける場面もありましたが、終盤のセーフティカー導入によって影響を最小限に抑えることに成功。赤旗後の再スタートではアントネッリへの逆転を狙いましたが、一歩及ばずそのまま2位でフィニッシュしました。

 これで前戦に続く2戦連続の2位表彰台を獲得。ランキングでも2位へ浮上し、これから始まるヨーロッパラウンドに向けて存在感を示す結果となりました。


●暫定3位:アイザック・ハジャー(レッドブル)
 5番手からスタートのハジャーは、マックス・フェルスタッペンのトラブルによって4位へ浮上。その後は後方から迫るジョージ・ラッセルを抑え込みながら、上位争いに踏みとどまりました。
 しかし、その裏ではPUトラブルを抱える厳しい状況が続いていました。いつリタイアしてもおかしくない状態の中で走り続け、さらにペナルティを受けながらもポジションを守り切る粘りのレースを展開しました。

 結果は3位でフィニッシュし、自己ベストタイとなる結果で、レッドブル移籍後初の表彰台獲得となりました。
 ただし、レース中のインシデントについて審議対象となっており、最終的な裁定はレース後に持ち越されています。そのため、裁定次第では順位が変動する可能性があり、正式結果の発表が待たれる状況です。


以下、トップ3以降です
●レーシングブルズ
リアム・ローソン:予選10位/決勝5位 アービッド・リンドブラッド:予選15位/決勝6位
 中団勢のトップ争いを牽引するレーシングブルズは、決勝でも高い競争力を発揮しました。ローソン、リンドブラッドともにスタートを無難に決めると、序盤は予選順位から1~2ポジション上げながら着実にレースを進めていきます。
 レースの流れが大きく変わったのは終盤のセーフティカー導入でした。この時点でまだタイヤ交換を残していたリンドブラッドがピットインを済ませたことで、一気に入賞圏内へ浮上。ローソンも上位をキープしており、この時点でローソン8位、リンドブラッド9位とダブル入賞が現実味を帯びてきました。
 さらに赤旗再開後は、ライバル勢のクラッシュやペナルティにも助けられ順位を上昇。最終的にローソンが5位、リンドブラッドが6位でフィニッシュし、チームはダブル入賞を達成しました。

 これによりレーシングブルズは合計18ポイントを獲得。コンストラクターズランキングでも5位のアルピーヌとの差を3ポイントまで縮め、中団トップ争いにおいて大きな一歩を刻む結果となりました。


●セルジオ・ペレス(キャデラック)
予選18位/決勝10位(暫定)
 今シーズンから新規参戦したキャデラックのドライバーとして戦うセルジオ・ペレスですが、ここまでマシンの戦闘力不足に苦しみ、入賞争いから離れたレースを強いられることが少なくありませんでした。

 今回のモナコGPでも予選はQ1敗退となり、18番グリッドからのスタート。しかし決勝ではソフトタイヤを選択した戦略が奏功し、オープニングラップで一気に14位までポジションを上げました。
 その後はペナルティの影響もあり、一時は18位付近まで後退する苦しい展開となります。それでも粘り強く走行を続けると、レース中盤以降はライバルたちのリタイアによって徐々に順位を上げていきました。
 終盤の赤旗時点では15位でしたが、再スタート後には前方のライバルたちによる接触やスピンの混乱を巧みに回避。ベテランらしい冷静な判断でポジションを上げ、最終的には11位でチェッカーを受けました。
 さらに、9位でフィニッシュしたニコ・ヒュルケンベルグにペナルティが科されたことで、ペレスは暫定10位へ繰り上がり。これにより、キャデラックはチーム創設後初となる入賞を達成しました。
 ただし、ハジャーと同様にレース後の審議案件が残されているため、最終結果によっては順位が変動する可能性があります。それでも、厳しい状況の中で貴重なポイント獲得圏内まで順位を押し上げた走りは見事の一言でした。

 かつてはフェルスタッペンとともにグラウンドエフェクト時代のレッドブル黄金期を支えたペレス。その経験と勝負強さは健在であり、“キング・オブ・ストリート”の異名にふさわしい走りを披露したレースとなりました。


●マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
予選2位/決勝リタイア
 前日の予選ではポールシッターのアンドレア・キミ・アントネッリにわずか0.042秒差まで迫る走りを見せ、2番グリッドを獲得。決勝では優勝争いの最有力候補の一人として注目を集めていました。

 しかし、その期待はスタート直後に打ち砕かれることになります。
 シグナルが消え、いざスタートという場面でPUトラブルが発生。フェルスタッペンのマシンは発進直後にストップしてしまい、オープニングラップから大きく出遅れることとなりました。
 一度は走行を再開したものの、マシンの状態は改善せず。早々にピットへ戻ると、そのままリタイアが決定しました。

 前戦では今シーズン初表彰台を獲得し、復調の兆しを見せていただけに、今回のモナコGPは非常に悔しい結果となりました。予選で見せた速さを考えれば優勝争いに加わる可能性も十分にあっただけに、チームにとっても痛恨のノーポイントとなりました。


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以下、レースのハイライトです。

 昨年のモナコGPでは、2回のピットストップが義務化されたことで、各チームがルールの穴を突くような戦略を採用。レース後には賛否両論を呼ぶ結果となりました。
 そうした経緯もあり、2026年のモナコGPではこの特別ルールは採用されず、通常のレースフォーマットで開催されることとなりました。
 さらにモナコはコース特性上、今季の技術的な目玉であるアクティブエアロの使用が制限されるサーキットでもあります。そのため、オーバーテイク性能にどのような影響が出るのか読みにくい部分となります。

 注目のスタートタイヤですが、キャデラックの2台と、レコノサンスラップ中のトラブルによってピットレーンスタートとなったガブリエル・ボルトレートがソフトタイヤを選択。それ以外のドライバーはミディアムタイヤを装着し、決勝レースへ臨みました。
 タイヤ戦略の異なる数少ないマシンが、レース序盤の展開にどのような影響を与えるのかにも注目が集まるスタートとなりました。


 フォーメーションラップを終え、全車がグリッドに整列。緊張感が高まる中、シグナルが点灯しブラックアウトを迎えます。

 しかし、その直後に波乱が発生しました。
2番グリッドからスタートしたマックス・フェルスタッペン(レッドブル)のマシンが、発進直後にストップ。優勝争いの有力候補と目されていただけに、サーキット全体が騒然となりました。
 一度はマシンを再始動させて走行を続けたものの、トラブルは深刻だったようで、その周のうちにピットへ戻ることに。チームはマシンをガレージへ入れ、フェルスタッペンは無念のリタイアを選択しました。
 予選ではポールポジションにわずか0.042秒差まで迫る速さを見せていただけに、レース開始直後のまさかの脱落は、優勝争いの構図を大きく変える出来事となりました。


 29周目、2番手を走行していたルイス・ハミルトン(フェラーリ)が、上位勢の中で最初にピットインを行いました。
 ハミルトンはミディアムタイヤからハードタイヤへ交換。モナコの特性上、オーバーテイクが極めて難しいことから、ここでタイヤ交換を済ませ、そのままチェッカーまで走り切る1ストップ戦略を選択しました。


 32周目、5番手を走行していたジョージ・ラッセル(メルセデス)が動きます。

 前を行くアイザック・ハジャー(レッドブル)を攻略するため、ラッセルはアンダーカットを敢行。先にピットインして新品タイヤの性能を活かし、ピットストップのタイミングで逆転を狙う作戦に打って出ました。
 これに対し、ハジャー陣営も翌周にピットインして対応。しかし、メルセデスの戦略が見事に決まり、ハジャーがピットアウトする直前でラッセルが前へ出ることに成功します。
 コース上でのオーバーテイクが極めて難しいモナコでは、ピット戦略による順位変動が重要な勝負どころとなります。ラッセルはまさにその数少ないチャンスを活かし、上位進出への足掛かりを築きました。



 60周目、それまで大きな波乱なく進んでいたレース展開に変化が訪れます。

 最終コーナーのアントニー・ノーズでランス・ストロール(アストンマーティン・ホンダ)がクラッシュ。マシンは自力で走行できない状態となり、コース上に停止してしまいました。
 幸いドライバーに大きな怪我はなかったものの、マシンの撤去とコースの安全確保が必要となったため、レースコントロールはセーフティカー(SC)の導入を決定します。
 これにより各車のギャップは一気に縮まり、それまで独走状態だったアントネッリのリードも帳消しに。終盤戦に向けて、レースは再び緊張感の高まる展開となりました。
 また、このSC導入はまだピットストップを済ませていないドライバーたちにとって絶好のチャンスとなり、各チームの戦略にも大きな影響を与えることになります。


 5周にわたるセーフティカーランを経て、レースは再スタートを迎えます。

 しかし、再開直後に再び波乱が発生しました。

 3位を走行していたシャルル・ルクレール(フェラーリ)が、先ほどストロールがクラッシュしたのと同じアントニー・ノーズで曲がり切れず、そのままウォールへクラッシュ。マシンは大きなダメージを負い、レース続行は不可能となりました。
 ルクレールは週末を通してブレーキ系統の不安を抱えていました。それでも上位争いを続けていただけに、表彰台獲得が目前だったこのタイミングでのリタイアは非常に痛い結果となりました。
 地元モナコでの表彰台獲得を目指していたルクレールにとっては、悔しさの残る幕切れとなりました。


ルクレールのクラッシュ後、再びセーフティカーが導入されます。

 数周にわたってSC先導の状態が続く中、レースコントロールは赤旗中断を決定しました。
 原因は、ストロールとルクレールの2台がクラッシュしたアントニー・ノーズ付近の路面状態です。コーナー入り口でアスファルトの再舗装が上がれてしまい、これによりFIAは安全面を最優先に判断。赤旗を提示し、路面の状況確認を行うことになりました。

 約1時間にわたる中断を経て、レースはいよいよ再開の時を迎えます。

 残り周回はわずかとなりましたが、再開方式はセーフティカー先導ではなく、グリッドに再整列してのスタンディングスタート。ドライバーたちは再び緊張感に包まれながらシグナルを待つことになりました。

 そしてブラックアウト。

 ポールポジションから再スタートを迎えたアンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)は、ここでも完璧な蹴り出しを披露します。スタート直後から2位のルイス・ハミルトン(フェラーリ)を寄せ付けず、1コーナーをトップで進入しました。
 ハミルトンも果敢にプレッシャーをかけましたが、アントネッリに付け入る隙はなく、順位変動はなし。首位を守ったアントネッリは、そのままレースをコントロールする立場を維持します。

 レース終盤の大一番となった2度目のスタンディングスタートでしたが、アントネッリはここでも冷静かつ完璧な走りを見せ、勝利へ向けて大きく前進することになりました。


 その一方で、再スタート直後の後方集団では入賞を懸けた激しいポジション争いが繰り広げられていました。

 その中でアクシデントが発生します。

 ニコ・ヒュルケンベルグ(アウディ)がカルロス・サインツ(ウィリアムズ)と接触。弾き出されたサインツはコントロールを失い、右リヤタイヤをウォールにヒットしてしまいます。
 マシンは大きなダメージを負い、サインツは無念のリタイア。再スタート直後の混乱を乗り切り、ポイント獲得を狙っていただけに痛恨のアクシデントとなりました。
 一方のヒュルケンベルグについては、この接触の責任があると判断され、レース後にペナルティが科されることに。コース上では入賞圏内でフィニッシュしたものの、この裁定によって最終順位を落とす結果となりました。


 そして、波乱と混乱が幾度となく繰り返されたモナコGPは、ついにチェッカーフラッグの瞬間を迎えます。
 スタートからフィニッシュまで終始レースを支配したアントネッリが、最後まで首位を守り切りトップチェッカー。セーフティカーや赤旗によってレースがリセットされる展開となりましたが、そのたびに完璧な走りでライバルたちを退け、危なげなく勝利を手にしました。


 振り返れば、フェルスタッペンのスタート直後のリタイアに始まり、ストロールとルクレールのクラッシュ、路面補修による赤旗中断、そして再スタート後の接触事故など、上位から下位まで多くのドラマが生まれた一戦でした。
 そんな中で唯一、大きなトラブルやミスとは無縁だったのがアントネッリです。ポールポジションからスタートし、再スタートも含めてすべての局面を完璧にまとめ上げ、伝統のモナコGPを制しました。
 これでアントネッリは破竹の5連勝。歴代のF1においても、シーズン中に5連勝を達成したドライバーは、その年のワールドチャンピオンに輝くというジンクスがあります。
 ランキングでは2位のルイス・ハミルトンに66ポイント差をつけて首位を独走。まだシーズン序盤とはいえ、その強さはすでに王者の風格すら感じさせるものとなっています。

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次戦はモナコから2連戦となる、バルセロナ・カタロニアGPです。

 2026年シーズンはここまで6戦を消化しましたが、優勝はすべてメルセデス勢が獲得。開幕戦こそラッセルが勝利を飾ったものの、その後はアントネッリが初優勝をきっかけに快進撃を続けています。
 アントネッリは今回のモナコGPで5連勝を達成。2年目のシーズンで才能が開花し、安定感と速さを武器にライバルたちを寄せ付けない走りを見せており、2026年シーズンを支配していると言っても過言ではありません。
 ランキングでも2位のルイス・ハミルトンに66ポイント差をつけて首位を独走。このまま勢いを維持し、さらに連勝を伸ばしていくのか注目が集まります。

 一方で、フェラーリやレッドブル、そしてマクラーレンも黙っているわけにはいきません。タイトル争いを諦めないためにも、ヨーロッパラウンドが本格化するここからの数戦で反撃の糸口を掴みたいところです。

 果たしてアントネッリは連勝をさらに伸ばし、王者への道を突き進むのか。それともライバルたちが待ったをかけるのか。2026年シーズンの行方を占う重要な一戦となるバルセロナ・カタロニアGPに注目です。

 それでは、また来週お会いしましょう(^_^)/~
Posted at 2026/06/08 07:11:55 | コメント(0) | トラックバック(0) | F1 | クルマ

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「【スプリント予選結果】Rd.4 マイアミGP http://cvw.jp/b/3692401/49066904/
何シテル?   05/02 07:43
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