
F12026 イタリアGPのレース結果です。
●優勝:アントネッリ(メルセデス)
予選19番手から大逆転勝利で母国初優勝!
グリッドペナルティによってP19からのスタートとなったアントネッリ。チャンピオン争いを考えても、今回はダメージを最小限に抑えるレースになると思われました。
しかし、レースが始まるとその予想を大きく覆します。
序盤から次々と前のマシンを攻略し、わずか16周でP19からP2まで浮上。さらにピアストリ、フェルスタッペンらをかわし、チームメイトのラッセルとの優勝争いへ持ち込みました。
終盤にはVSCのタイミングでフレッシュなミディアムタイヤへ交換すると、13秒近くあったラッセルとの差を猛追。残り5周で背後まで迫ると、途中グラベルへ飛び出すヒヤリとする場面がありながらも再び追いつき、Lap 50のアスカリでついにトップを奪取しました。
その後はラッセルの猛追を抑え込み、見事に優勝。
P19からの大逆転勝利によって、チャンピオンシップでもリードをさらに拡大する最高の結果となりました。
さらに、1966年以来となるイタリア人ドライバーによるモンツァ制覇を20歳で達成。ティフォシの大声援を背に、逆境を最高の結果へと変えたアントネッリ。
「P19からモンツァの頂点へ」――まさにキャリアを代表する歴史的な一勝となりました。
●2位:ラッセル(メルセデス)
最後まで首位を守ったラッセル――しかし、勝利にはあと一歩届かず
ラッセルにとって今回のイタリアGPは、非常に悔しい2位となりました。
P2から好スタートを決めると、序盤にガスリーを攻略してトップへ浮上。さらにフェルスタッペンとの攻防も制し、アントネッリとともにメルセデスの1-2体制を築きました。その後もラッセルは、P19から猛追するアントネッリを相手に首位をキープ。一時は13秒以上のリードを築き、レースをコントロールします。
しかし、約44周を走ったハードタイヤが終盤に苦しくなり、フレッシュなミディアムタイヤを履くアントネッリとの差は徐々に縮まっていきます。
残り4周で一度はトップを譲り、アントネッリがグラベルへ飛び出したことで再びチャンスが生まれたものの、タイヤの差は大きく、最終的には再び抜き返されて2位でフィニッシュしました。
チームとしては見事な1-2を達成し、メルセデスにとっては最高の結果。
しかし、ラッセル個人にとっては、チャンピオンシップという意味で非常に痛いレースとなりました。アントネッリがP19から優勝したことで、ポイント差は59ポイントから66ポイントへ拡大。さらにラッセル自身も、アントネッリのピットインには驚いたと語っており、今回の戦略には複雑な思いが残るレースとなりました。
それでもレースの殆どで首位を守り、フレッシュタイヤのアントネッリに最後まで抵抗したラッセルの走りは見事でした。
「勝利を逃した」のではなく、「勝利をほぼ手中に収めながら、さらに強烈な走りを見せたチームメイトに敗れた」
今回のラッセルは、そんな表現が最もふさわしいのかもしれません。
●3位:フェルスタッペン(レッドブル)
苦戦を乗り越えた3位――モンツァで意地の表彰台
フェルスタッペンにとって今回のイタリアGPは、決して順風満帆なレースではありませんでした。
P5からスタートすると、序盤からフェラーリやメルセデス勢との激しいバトルに加わりましたが、レース中はデプロイメントに苦しみ、ストレートで十分なエネルギーを使えない状況に悩まされました。
それでもフェルスタッペンは持ち前の攻撃性を発揮。
何度もアウト側から大胆に仕掛けながら前方との差を詰め、常に上位争いに食らいつき続けました。終盤にはピアストリにP3を奪われ、さらに第1シケインでロックアップしてコースオフする場面もありましたが、そこから再びペースを取り戻します。そしてピアストリを攻略してP3を奪還。
本人もレース後には、デプロイメントに苦しみながら何とか食らいつこうとしたものの、メルセデス勢は速すぎたとコメント。
今回のレッドブルは純粋なレースペースではメルセデスに一歩及ばなかったものの、フェルスタッペンはその状況から最大限の結果を引き出しました。
特に印象的だったのは、エネルギー面で苦しみながらも何度も果敢にオーバーテイクを仕掛けた攻撃的な走りです。
メルセデスの1-2を阻止することはできなかった。
それでも、苦しい状況の中で最後まで戦い抜き、貴重なP3を手にしたフェルスタッペン。
「勝てないレースでも、最後まで最大限の結果を取りに行く」
そんな彼の強さを改めて感じさせる、意地の表彰台だったと言えるでしょう。
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以下、トップ3以降です。
●7位:ガスリー(アルピーヌ)
ポールから7位――ガスリー、苦戦の中でも貴重なポイントを獲得
ポールから好スタートを決めたガスリーは、1周目を首位で通過。ラッセルやフェルスタッペンから激しいプレッシャーを受けながらも、ラッセルに一度抜かれた直後に抜き返すなど、序盤から激しいトップ争いを繰り広げます。
レッドフラッグによる仕切り直し後も上位をキープしましたが、メルセデスやフェルスタッペンがペースを上げると、徐々に後退。10周目にはハミルトン、ピアストリ、アントネッリに相次いで抜かれ、6番手まで順位を落としました。
さらにノリスにも追われる展開となり、ポールスタートから表彰台争いは遠のいていきます。
特にP19から猛烈な追い上げを見せたアントネッリの勢いを止めることができず、最終的には7位でフィニッシュ。
ポールポジションからのスタートを考えれば悔しさの残る結果ですが、荒れた序盤を生き残り、アルピーヌに貴重なポイントを持ち帰ったことは大きな収穫です。
予選ではトップチームを抑えて見事にポールを獲得し、決勝でも最後までポイント圏内を走り切ったガスリー。モンツァでアルピーヌの速さと存在感を強烈にアピールした週末だったと言えるでしょう。
ポールからの優勝という夢こそ叶いませんでしたが、今回見せた一発の速さは間違いなく大きな収穫。次戦以降は、この予選での速さをいかに決勝の結果へつなげるかが課題となりそうです。
●フェラーリ勢
明暗分かれた母国モンツァ
●6位:ハミルトン
11番手から怒涛の追い上げ
4位グリッドからスタートを切るも、スタート直後にはルクレールと並んで走る中でグラベルへ押し出され、一気に11番手まで後退。しかし、そこから徐々にポジションを取り戻し、再スタート後にはガスリーをオーバーテイクして3番手まで浮上するなど、見事なリカバリーを見せました。
その後はピアストリやアントネッリに抜かれて順位を落とし、終盤にはタイヤの状態にも苦しむ展開に。それでも最後まで走り切り、6位でチェッカーを受けました。
11番手から6位まで順位を戻したことを考えれば、ダメージを最小限に抑えたレースだったと言えるでしょう。
●DNF:ルクレール
まさかの序盤リタイア
一方のルクレールは、まさかの序盤リタイア。
スタートではハミルトンと激しくポジションを争い、上位につけていました。しかし2周目、パラボリカでワイドになった際にリアが流れ、そのままスピン。タイヤバリアに接触し、レースを終えることになりました。
幸いルクレール自身に大きなケガはなく、自力でマシンを降りましたが、フェラーリにとってはあまりにも痛い母国GPでのノーポイントです。
予選で上位につけていただけに、その速さを決勝で結果につなげられなかったのは非常に悔やまれる結果となりました。
●10位:角田裕毅選手(レーシングブルズ)
波乱の展開を耐え抜き、最後はポイントを掴む
前戦オランダGPでは、あと一歩のところで入賞を逃した角田選手。今回は15番手グリッドからのスタートとなり、ポイント獲得には厳しい位置からのレースとなりました。
ルクレールのクラッシュによる赤旗からの再スタート、そして激しい順位争い――モンツァは非常に波乱の多い展開となりました。その中で角田選手は大きなトラブルに巻き込まれることなくレースを進め、終盤までポイント圏内をキープ。派手な順位アップこそありませんでしたが、荒れた展開の中でも着実にポジションを守り続けました。
そして最終的には15番手から5つ順位を上げ、10位でフィニッシュ。貴重な1ポイントを獲得しました。
上位勢が激しく順位を入れ替える中でも最後まで粘り抜き、「荒れたレースを生き残ってポイントを持ち帰る」という、堅実なレースを披露。
前戦オランダでは惜しくも入賞を逃しただけに、今回はしっかりと結果を残せたことは大きな収穫です。
15番手から10位――派手さはなくとも、最後まで集中力を切らさずポイントを掴み取った、角田選手らしい粘りのモンツァとなりました。
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以下、レースのハイライトです。
イタリアGPのスタート前のグリッドペナルティは以下の通りです。
・アントネッリ:PU関連のペナルティによりP19スタート
・ピアストリ:予選中のインピーディングにより3グリッド降格 P6スタート
・ローソンとアロンソは決勝前のマシン変更に伴ってピットレーンスタート
注目のスタートタイヤはこのようになっております。
スタート時は、ミディアムを選択したドライバーが最多となり、ハードとソフトがそれに続く形でした。
ミディアム:
ガスリー、ラッセル、ピアストリ、ノリス、リンドブラッド、コラピント、ヒュルケンベルグ、アルボン、ローソンなど
ソフト
フェルスタッペン、ハミルトン、ルクレール、ベアマン、オコン、ストロール、ボルトレト、サインツ、ペレスなど
ハード
アントネッリ、アロンソ、角田選手
特に注目されたのがP19スタートのアントネッリがハードを選択したこと。一方、フェルスタッペンやハミルトンはソフトでスタート直後ののポジション争いを重視する選択となりました。
1周目――ガスリーが首位キープ、フェラーリ勢は激しい攻防
スタートでは、ポールポジションのガスリーが好スタートを決め、首位をキープ。2番手のラッセルも大きく出遅れることなく、上位2台がそのままトップ争いを形成します。
3番手スタートのピアストリもポジションを維持する一方、後方ではフェラーリ勢のルクレールとハミルトンが激しく並走。ターン2ではハミルトンが押し出される形でグラベルへ飛び出し、大きく順位を落として11番手まで後退します。
2周目――ラッセルが首位を奪還
2周目に入ると、ラッセルがガスリーを攻略して首位を奪還。メルセデスが再びレースの主導権を握ります。ガスリーもすぐさま反撃を試み、トップ争いは激しい展開に。一方、後方ではフェルスタッペンがルクレールをかわしてポジションを上げるなど、各所でバトルが繰り広げられました。
3周目――ルクレール、まさかの大クラッシュ
3周目、レースは思わぬ形で大きく動きます。
パラボリカでルクレールが単独スピンを喫すると、そのままタイヤバリアへ激突。マシンは大きく損傷し、ルクレールは無念のリタイアとなりました。
幸いにもルクレール本人に大きな問題はなく、自力でマシンを降りています。
このクラッシュによってセーフティカーが導入されましたが、マシンの撤去とバリア修復が必要となり、レースは約30分の赤旗中断に。
序盤から大きなアクシデントが発生したことで、レースはここで完全に仕切り直されることになります。
フェラーリの母国GPで、ルクレールがまさかの序盤リタイア。モンツァはわずか3周で、一気に波乱のレースへと変貌しました。
6周目――再スタート、ラッセルが好スタート
赤旗による中断を経て、6周目にレースが再スタート。
首位ラッセルは好スタートを決め、トップの座をしっかりキープ。2番手のガスリーも続き、フェルスタッペン、コラピント、ピアストリらが上位につけます。
一方、後方ではコラピントが抜群のスタートを決めたものの、レスモでワイドになり、一気にポジションを失う展開に。
ハミルトンも好スタートを決め、序盤に失ったポジションを取り戻すべく追い上げを開始します。
そして、この再スタートからもう一人の注目ドライバーが動き始めます。
P19スタートのアントネッリが本格的な追い上げを開始。後方から次々とポジションを上げ、上位勢を目指して猛チャージを仕掛けます。
12周目――フェルスタッペンが首位を奪取
12周目、レースの主導権が再び動きます。
フェルスタッペンがラッセルをオーバーテイクし、ついに首位を奪取! ここまでトップを守っていたラッセルをかわし、レッドブルがモンツァの先頭に立ちました。さらに後方では、ピアストリがハミルトンをかわして3番手へ浮上。 続いてアントネッリもハミルトンを攻略し、4番手まで順位を上げます。
フェルスタッペンが首位を奪う一方、アントネッリもP19から怒涛の追い上げ。 モンツァの順位争いは、ここからさらに激しさを増していきます。
19周目――アントネッリ、ついに首位浮上!
19周目、モンツァの主役がついに先頭へ躍り出ます。
アントネッリがラッセルをかわし、首位を奪取!
P19からスタートしたアントネッリは、わずか19周で18台を抜き去り、ついにレースリーダーへ。まさに怒涛の追い上げで、モンツァの頂点へ駆け上がりました。しかし、ラッセルも黙ってはいません。さらにフェルスタッペンも加わり、トップ3はほぼ横一線。アントネッリ、ラッセル、フェルスタッペンによる三つ巴の優勝争いが繰り広げられます。
29周目――アントネッリとフェルスタッペンがピットイン
29周目、VSCのタイミングを利用し、アントネッリとフェルスタッペンが相次いでピットイン。アントネッリはミディアム、フェルスタッペンはハードに交換します。一方、ハードを履く首位のラッセルはステイアウトを選択。これによりラッセルがトップを維持し、アントネッリは一時的に順位を落とします。
しかし、新品タイヤを手にしたアントネッリはここから猛烈な追い上げを開始。
ステイアウトしたラッセルと、フレッシュタイヤで追うアントネッリ。この戦略の違いが、後半戦の優勝争いを大きく左右することになります。
40周目――アントネッリ、2位まで怒涛の追い上げ
40周目、フレッシュなミディアムタイヤに交換したアントネッリが、ついに2位まで浮上!VSC中のピットインで一度順位を落としたものの、新品タイヤの圧倒的なペースを武器に次々と前方のマシンを攻略。わずかな周回でラッセルの背後まで追い上げました。
48周目――アントネッリ、ラッセルを射程圏内に捉える
48周目、ついにアントネッリがラッセルを射程圏内に捉えます!
フレッシュなミディアムタイヤで猛追を続け、ラッセルとの差は約0.9秒まで縮小。オーバーテイクモードも使える距離まで接近し、いよいよ首位争いが本格化します。
一方のラッセルは、44周を走り続けたハードタイヤ。タイヤの消耗も厳しく、首位を守るには極めて苦しい状況です。
残りわずか――アントネッリはついに、ラッセルの背後まで迫りました!
49周目――アントネッリ、仕掛けるも痛恨のコースオフ
49周目、ついにアントネッリがラッセルへのオーバーテイクを仕掛けます!
差は1秒を切り、ストレートで並びかけたアントネッリでしたが、スペースを失ってグラベルへコースオフ。 一瞬は優勝争いから脱落したかと思われました。
しかし、アントネッリはマシンを立て直してコースへ復帰。タイヤに砂が付着しながらも、2位の座をキープします。
まさに優勝を目前にした最大のピンチ――それでもアントネッリは諦めません。
50周目――アントネッリ、アスカリ前でついにラッセルを攻略!
50周目、ついにその瞬間が訪れます!
アントネッリがアスカリ進入を前にラッセルを攻略し、首位を奪取!
49周目にはグラベルへ飛び出すヒヤリとする場面もありましたが、すぐに立て直して再びラッセルの背後へ。そして迎えた50周目、フレッシュなミディアムタイヤの速さを武器にラッセルを捉え、ついにP1へ浮上しました!
モンツァを埋め尽くした観客から大歓声が沸き起こる中、20歳のイタリア人アントネッリが、歴史的なホームGP優勝へ大きく近づきました!
チェッカーフラッグ――アントネッリ、歴史的なモンツァ初優勝!
そして迎えた最終ラップ――。
キミ・アントネッリ、チェッカーフラッグ!
P19からスタートした20歳のイタリア人が、18台抜きという驚異的な大逆転でモンツァを制覇!さらに、イタリア人ドライバーがモンツァで優勝するのは1966年以来、実に60年ぶり。まさに歴史に刻まれるホームGPとなりました。
2位にはラッセル、3位にはフェルスタッペンが続き、メルセデスは1-2フィニッシュを達成。
アントネッリはマシンを降りると両拳を突き上げ、家族やチームスタッフと喜びを分かち合います。そしてティフォシの大歓声に包まれながら、イタリア国旗を手に勝利を噛みしめました。
P19からP1――。
グリッド最後尾から始まったレースは、イタリアの若き才能が数々の困難を乗り越え、歴史を塗り替える劇的な結末となりました。
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今回のイタリアGPは、ルクレールのクラッシュによる赤旗、激しい順位争い、そして最後まで続いたメルセデス勢の優勝争いと、まさに波乱の連続となりました。その中でも最大の主役となったのは、P19からスタートしたアントネッリでしょう。
序盤から怒涛の追い上げを見せ、わずか19周で首位へ浮上。さらに終盤にはフレッシュなミディアムタイヤでラッセルとの差を猛追し、一度はグラベルへコースオフするピンチも乗り越えて、50周目に再びラッセルを攻略しました。
そして迎えたチェッカーフラッグ。
P19からP1――18台抜きという驚異的な大逆転で、アントネッリがモンツァ初優勝を達成。
イタリア人ドライバーによるモンツァ制覇は1966年以来、実に60年ぶり。20歳の若き才能が、ティフォシの目の前で歴史を塗り替えるという、これ以上ない結末となりました。
一方、ラッセルも最後まで首位を守り続け、メルセデスは1-2フィニッシュを達成。フェルスタッペンも苦しい展開の中で3位を確保し、表彰台を獲得しました。
そして角田選手も15番手から10位まで順位を上げ、貴重な1ポイントを獲得。前戦オランダで惜しくも入賞を逃しただけに、今回はしっかりと結果を残すことができました。
歴史的な大逆転、激しい優勝争い、そして中団勢の粘り――。2026年のモンツァは、最後まで目の離せない素晴らしいレースとなりました。
次戦は第14戦スペインGP。
これまでのバルセロナではなく、2026年から新たにF1カレンダーへ加わったマドリードの「マドリンク」が舞台となります。
マドリンクは全長5.416km、22コーナー、57周で争われる新設サーキット。公道と専用区間を組み合わせたレイアウトで、高速コーナー、タイトな低速コーナー、強いブレーキング、そして大きな高低差が組み合わされた非常に特徴的なコースです。さらに長いストレートでは高い最高速が求められる一方、低速区間ではトラクション性能やマシンの安定性も重要。2026年から導入された新世代マシンにとって、高速性能とコーナリング性能の両方が試されるコースとなりそうです。
特に注目したいのが、マドリンク最大の特徴ともいえる「ラ・モニュメンタル」。大きなバンクを備えた特殊なセクションとなっており、これまでのF1にはなかった独特の走りが見られる可能性があります。
そして今回はF1初開催となるため、過去のレースデータがほとんど存在しません。
2026年「世紀の大変革」のF1は、いよいよ未知なる新コースへ。
モンツァの興奮を引き継ぎ、次戦マドリードではどんな新たなドラマが生まれるのか――。
新時代のスペインGP、その幕開けに大きな期待が高まります。