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2026年07月25日 イイね!

【ゑむ式F1予選予想】Rd.11ハンガリーGP予選予想

【ゑむ式F1予選予想】Rd.11ハンガリーGP予選予想みなさんこんにちは、そどーゑむです。

今週もF1レースウィークとなりますが、本日はこれから夜まで出掛ける予定ですので、いつもとは違う時間での投稿とさせていただきました。

 さて、話を本題に戻します。
 先週のベルギーGPに続き、2週連続開催となる今週はいよいよ2026年シーズン前半戦最後の一戦、ハンガリーGPを迎えます。舞台となるのは、首都ブダペスト郊外に位置する伝統のテクニカルサーキット、ハンガロリンクです。

 ハンガロリンクは、前戦ベルギーGPの超高速レイアウトとは対照的に、中低速コーナーが連続するレイアウトが特徴。その特性から、オーバーテイクが非常に難しいことで知られ、「壁のないモナコ」とも称される難コースです。そのため、決勝での順位を大きく左右するのは、やはり予選。上位グリッドを獲得できるかどうかが、勝敗の行方を大きく左右します。

 しかし、意外にもハンガロリンクはポールポジション獲得者の勝率が決して高くないサーキットでもあります。その理由として挙げられるのが、山間部特有の変わりやすい天候と、真夏開催による過酷な暑さです。高温のコンディションはタイヤやパワーユニットへの負担を大きくし、ドライバーの体力や集中力も極限まで試されます。

 さらに2026年は、新レギュレーション導入初年度。各チームともマシンの信頼性を完全には掴み切れておらず、思わぬトラブルが勝敗を左右する可能性も十分考えられます。

 こうした条件を踏まえると、今年のハンガリーGPは純粋な速さだけでは勝てない**"サバイバルレース"**になる予感。果たして前半戦最後の勝者となるのは、ランキング首位を独走するアントネッリか、それともライバル勢が待ったをかけるのか。運命の予選が、いよいよ幕を開けます。

それでは、ハンガリーGPのTOP10予想です。


【ポール争い】アントネッリとフェラーリの三つ巴バトル

 本命は、やはりランキング首位を快走するアントネッリです。

 FP2では13番手と苦戦しているようにも映りますが、ベストタイムはミディアムタイヤで記録したもの。ライバルたちがソフトタイヤでアタックを行う中、メルセデスは決勝を見据えたプログラムを優先していた可能性が高く、本気の一発はまだ隠している印象です。
 ベルギーGPで圧巻のポール・トゥ・ウインを飾った勢いそのままに、今週末も予選でライバルをねじ伏せ、今季7度目のポールポジションを獲得すると予想します。

 その最大のライバルとなるのは、フリー走行を席巻したフェラーリ勢。FP1はルクレール、FP2はハミルトンがトップタイムを記録し、ハンガロリンクとの高い相性を見せつけました。
 低中速コーナーが続くこのサーキットでは、フェラーリの旋回性能は大きな武器。ルクレールを2番手、ハミルトンを3番手と予想しましたが、ポール争いは最後の最後まで目が離せないでしょう。

【2列目争い】フェルスタッペンとラッセルが虎視眈々

 4番手予想は、レッドブルのマックス・フェルスタッペン。
 FP1・FP2ともに安定してトップ4圏内を維持し、大きく崩れる気配はありません。派手な速さこそフェラーリに一歩譲るものの、一発のアタックでは王者らしい勝負強さを発揮し、2列目を確保してくるでしょう。

 5番手にはメルセデスのラッセル。
 ベルギーGPでは不運なリタイアに終わりましたが、速さそのものは健在。ハンガロリンクでも確実に上位グリッドを確保し、決勝での逆転を狙います。

 そして6番手にはランド・ノリス。
 FP2では3番手タイムを記録するなど速さは十分ですが、今回はフェラーリとメルセデス勢が僅かに上回ると予想。それでも決勝では優勝争いに絡んでくるだけのレースペースを秘めています。

【4列目争い】レッドブルとマクラーレンが激突!

 7番手にはレッドブルのハジャー、8番手にはマクラーレンのピアストリを予想。

 ハジャーは今季着実に成長を遂げており、レッドブルのセカンドドライバーとして存在感を強めています。一方のピアストリもマクラーレンの高いマシンポテンシャルを武器に、Q3では上位進出を狙ってくるでしょう。

【Q3進出争い】レーシングブルズが再びダブルQ3へ!

 9番手にはリンドブラッド、10番手にはローソンのレーシングブルズ勢を予想します。
 ベルギーGPに続き、今週末も2台揃って安定したパフォーマンスを披露。FP1・FP2ともにトップ10圏内をキープしており、Q3進出の有力候補と言えるでしょう。
 アウディ勢との熾烈な争いが予想されますが、勢いという点ではレーシングブルズが一歩リード。前半戦最後の予選でも、5列目を2台で確保する可能性は十分にあります。

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予選は今夜23時からセッション開始予定です。

 フリー走行2回目までを終えた時点では、フェラーリが非常に力強いパフォーマンスを披露しています。FP1ではルクレール、FP2ではハミルトンがトップタイムを記録し、ハンガロリンクとの高い相性を証明。低中速コーナーが続くこのコースで、跳ね馬が前半戦最後のポールポジション獲得へ向けて大きな存在感を放っています。
 しかし、それでも私の本命はランキング首位を快走するアントネッリです。FP2では13番手に終わったものの、ミディアムタイヤでの走行が中心だったことを考えれば、まだ本来の速さを見せ切っていない印象があります。ベルギーGPで見せた圧巻のポール・トゥ・ウインの勢いをそのままに、前半戦最後の予選でも勝負強さを発揮してくれると予想しています。
 フェラーリ勢に加え、フェルスタッペン、ラッセル、そしてFP2で速さを見せたノリスもポール争いに加われば、Q3はコンマ1秒を削る大激戦になることは間違いありません。さらにハジャーやピアストリ、リンドブラッド、ローソンら若手ドライバーたちによるQ3争いも、前半戦最後の予選を大いに盛り上げてくれそうです。

 「壁のないモナコ」と呼ばれるハンガロリンクでは、予選で獲得したポジションが決勝の行方を大きく左右します。だからこそ、各ドライバーが限界ギリギリまで攻め込む一発のアタックは必見。前半戦を最高の形で締めくくるポールポジションを手にするのは、勢いに乗るアントネッリか、それともフェラーリが待望の今シーズン初ポール獲得となるのか――。2026年シーズン前半戦最後の予選から、目が離せません。
Posted at 2026/07/25 09:47:44 | コメント(0) | トラックバック(0) | F1 | クルマ
2026年07月20日 イイね!

【レース結果】Rd.10ベルギーGP

【レース結果】Rd.10ベルギーGPF12026 Rd.10ベルギーGPのレース結果です。


●優勝:アントネッリ(メルセデス)
「冷静さと速さで掴んだ、父への最高のプレゼント」

 2026年シーズンを牽引するアントネッリが、ベルギーGPでも圧巻のレース運びを披露し今季6勝目をマークしました。
 ポールポジションからスタートしたアントネッリは、1コーナー「ラ・ソース」を首位で通過。しかし、その直後のオー・ルージュからラディオンへ向かう加速区間でフェルスタッペンに先行を許す波乱の幕開けとなります。

それでも動じることはありませんでした。

 ケメルストレートでスリップストリームを巧みに使い返し、すぐさま首位を奪還。オープニングラップのうちにトップを取り戻すと、その後はレースを完全にコントロールしました。
 レース中盤には、デブリ回収によるVSC(バーチャル・セーフティカー)のタイミングがフェラーリに味方し、一時的にルクレールへ首位を譲る展開となります。しかしアントネッリは焦ることなく、レースペースの違いを活かしてコース上でルクレールを鮮やかにオーバーテイク。再び首位へ返り咲くと、そのままチェッカーフラッグまで危なげない走りを披露しました。

 約1か月ぶりとなる待望の勝利は、今週末に誕生日を迎えた父へ贈る最高のバースデープレゼント。速さだけでなく、レースマネジメントや精神的な強さも兼ね備えた走りで、タイトルリーダーとしての貫禄を改めて示しました。


●2位:ルクレール(フェラーリ)
「戦略と執念で掴み取った価値ある表彰台」

 5番グリッドからスタートしたルクレールは、オープニングラップのケメルストレートで絶妙なスリップストリームを活かし、一気に2番手までジャンプアップ。序盤からフェルスタッペンとの激しいポジション争いを演じ、スタンドを大いに沸かせました。
 レース中盤には、VSCのタイミングを完璧に活用してピットイン。ロスタイムを最小限に抑え、一時は首位へ浮上することに成功します。
 その後こそアントネッリの速さに屈し首位を明け渡しましたが、最後まで諦めることなくプレッシャーをかけ続け、2位でフィニッシュ。惜しくも2連勝は逃したものの、フェラーリの高い競争力を改めて証明する力強いレースとなりました。


●3位:フェルスタッペン(レッドブル)
「王者の意地を見せた攻めと粘り」

 2番グリッドからスタートしたフェルスタッペンは、ラ・ソースを無難に立ち上がると、オー・ルージュからラディオンまでに勢いをつけ、アントネッリをオーバーテイク。一時はトップへ躍り出る積極的な走りを見せます。
 しかし、その直後のケメルストレートではアントネッリとルクレールに立て続けに抜き返され、オープニングラップ終了時には3番手まで後退。それでも序盤のうちにルクレールを攻略して2番手を奪い返し、アントネッリへプレッシャーをかけ続けました。
 レース中盤には上位勢で最も早くピットへ向かうアンダーカットを試みるなど、レッドブルは積極的な戦略で勝負を仕掛けます。しかし決定打とはならず、終盤はピアストリとの表彰台争いへ。

 最後まで冷静なディフェンスを続け、追いすがるピアストリを封じ込めて3位を確保。勝利には届かなかったものの、苦しいシーズンの中で王者らしい粘り強さを見せた一戦となりました。


以下、トップ3以降です。
●ラッセル(メルセデス):DNF
「タイトル争いに痛恨の一撃。不運に泣いたベルギーGP」

 4番手からスタートしたラッセルは、オープニングラップで思わぬアクシデントに見舞われます。
 ラ・ソースを抜け、オー・ルージュからラディオンを駆け上がった直後、突然バッテリー回生システムにトラブルが発生。ストレートでトップスピードが伸びず、ライバルたちに次々とオーバーテイクを許してしまいました。
 さらに5コーナー進入ではハミルトンとの接触でスピン。そのままグラベルにはまり、無念のリタイアとなります。

 前戦では2位表彰台を獲得し、アントネッリとのポイント差を縮めていただけに、このノーポイントはチャンピオンシップ争いにおいて非常に大きな痛手。後半戦へ向け、苦しい週末となってしまいました。


●ノリス(マクラーレン):7位
「13番手スタートから魅せた圧巻の追い上げ」

 予選3番手の速さを見せながらも、PU交換による10グリッド降格ペナルティで13番手スタートとなったノリス。

しかし、レースが始まるとその速さは本物でした。

 わずか12周で中団勢を次々と攻略し、早くも6番手までポジションアップ。さらにライバルとは異なる戦略を選択し、一時は首位を走行するなど存在感を発揮しました。
 終盤のピットストップ後は7番手でコースへ復帰すると、前を行くハジャーへ猛烈なプレッシャーをかけ続けます。しかし最後まで攻略することはできず、7位でチェッカー。

 順位以上にインパクトを残した走りで、マクラーレンの高いレースペースを証明する内容となりました。


●アイザック・ハジャー(レッドブル):6位
「チームプレーから自力の快走へ。価値ある6位入賞」

 予選ではフェルスタッペンへスリップストリームを与える"トウ役"としてチームに貢献したハジャー。自身はグリッド降格により21番手スタートという厳しい状況でしたが、決勝ではその実力を存分に発揮しました。
 序盤のセーフティカー導入時には素早くピットインし、タイヤ交換義務を早々に消化。この戦略が見事に的中すると、レース再開後は次々とオーバーテイクを成功させ、レース3分の1を過ぎた時点で早くも7番手まで浮上します。
 その後はノリスのピットストップで6番手へ上がり、終盤は後方から迫るノリスの猛攻を受ける展開に。それでも冷静なディフェンスを最後まで貫き、価値ある6位フィニッシュを果たしました。

 チームのために自己犠牲を厭わない献身性と、自らの速さを証明したレース内容。レッドブルの未来を担う若き才能が、また一つ大きな存在感を示した週末となりました。


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以下、レースのハイライトです。
●レース前から波乱の予感。ペナルティと天候がレースのカギに

 決勝前から、ベルギーGPは波乱の気配に包まれていました。

 PUコンポーネント交換により、ノリス、ハジャー、そしてアストンマーティンの2台がグリッド降格ペナルティを受けることが決定。なかでも予選3番手のノリスは、大きく順位を落としてのスタートとなります。
 さらに、レース開始直後には雨の可能性も予報されており、変わりやすい"スパ・ウェザー"が戦略を大きく左右する展開も予想されました。

 ペナルティに加え、不安定な天候という2つの要素が重なり、決勝はスタート前から波乱含みの一戦となりました。

●スタートタイヤは戦略が分かれる展開に

決勝のスタートタイヤは、各チームの戦略が大きく分かれる結果となりました。

カルロス・サインツとバルテリ・ボッタスは序盤勝負のソフトタイヤを選択。一方、追い上げを狙うランド・ノリス、セルジオ・ペレス、アイザック・ハジャー、そしてアストンマーティン勢のランス・ストロール、フェルナンド・アロンソは、ロングスティントを見据えたハードタイヤでスタートします。

それ以外のドライバーはミディアムタイヤを選択。各チームの異なる戦略が、レース序盤からどのような展開を生み出すのか注目が集まりました。


●オープニングラップから大波乱!首位攻防と接触事故が発生

レースはポールポジションのアントネッリが好スタートを決め、トップで1コーナー「ラ・ソース」を通過します。


しかし、その直後のオー・ルージュへ向かう加速区間で、フェルスタッペンが一気にオーバーテイク。一時は首位を奪いますが、アントネッリも負けてはいません。ケメルストレートでスリップストリームを活かして即座に抜き返し、再びトップを奪還します。


一方のフェルスタッペンは、その勢いのまま迫ってきた5番手スタートのルクレールにもかわされ、オープニングラップから順位を落とす苦しい展開となりました。


その後方では、ラッセルとハミルトンが接触。ラッセルはスピンを喫してグラベルに捕まり、そのままリタイアとなります。このアクシデントの責任を問われたハミルトンには、5秒のタイムペナルティが科され、開始早々、SCが出動する波乱の幕開けとなりました。


●SC明けから早くも激しいバトル!ハミルトンとピアストリが火花
 5周目、セーフティカー明けのリスタート直後から、上位勢による激しい攻防が繰り広げられます。
 ハミルトンは1コーナー「ラ・ソース」で果敢にインへ飛び込み、ピアストリをオーバーテイク。一時は順位をひとつ上げることに成功しました。
 しかし、ピアストリもすぐさま反撃。続くオー・ルージュへの飛び込みでポジションを奪い返し、わずか数コーナーの攻防で順位を取り戻します。

 スパならではの高速セクションを舞台に、両者が一歩も譲らない見応え十分のバトルとなりました。



●フェルスタッペンが反撃開始!ルクレールをかわして2位奪還
 6周目、フェルスタッペンが早くも反撃に転じます。

 オープニングラップでルクレールに奪われた2番手を狙い、鋭いアタックを仕掛けると、見事にオーバーテイクを成功。再び2位のポジションを取り戻しました。
 首位アントネッリを追うフェルスタッペンが順位を回復し、優勝争いはメルセデスとレッドブルによる一騎打ちの様相を見せ始めます。


●ルクレールとピアストリが接触!ピアストリに痛手

 8周目、3位争いでピアストリがルクレールに果敢なオーバーテイクを仕掛けます。
 ルクレールも簡単にはポジションを譲らず、両者はサイド・バイ・サイドのまま5コーナーへ進入。その際に軽い接触が発生し、ピアストリのマシンからパーツが飛散してしまいます。

 この接触についてペナルティは科されませんでしたが、ピアストリはマシンにダメージを負う痛い展開に。今後のレースペースへの影響が懸念されるアクシデントとなりました。


●ハミルトンが再びピアストリを攻略!4位へ浮上

 9周目、ルイス・ハミルトンが再びオスカー・ピアストリとのバトルを制します。
 5周目のリスタート直後には一度ピアストリをかわすも、オー・ルージュでポジションを奪い返されていました。しかし今回は、ケメルストレートでスリップストリームを活かして鮮やかにオーバーテイク。4位へと浮上しました。

 5秒ペナルティを背負いながらも果敢な走りを続けるハミルトン。前を行く表彰台争いへ食らいつく、力強いレースを展開していきます。


●VSCでフェラーリが勝負手!ルクレールが実質首位へ浮上

 22周目、コース上に散らばったデブリを回収するため、**バーチャル・セーフティカー(VSC)**が導入されます。
 この絶好のタイミングを逃さなかったフェラーリは、ルクレールとハミルトンを立て続けにピットへ呼び込むダブルピットを敢行。ロスタイムを最小限に抑える戦略が見事に決まり、ルクレールは実質首位のポジションでコースへ復帰しました。
 また、ハミルトンもこのピットストップで5秒のタイムペナルティを消化。フェラーリにとっては、戦略面で大きなアドバンテージを得るターニングポイントとなりました。



●中団勢が大激戦!コラピントが圧巻のダブルオーバーテイク

 30周目、ポイント圏内を懸けた中団勢のバトルが一気にヒートアップします。

 ガスリー、コラピント、ローソン、ヒュルケンベルグによる4台の大接戦が、ケメルストレートを舞台に勃発。目まぐるしく順位が入れ替わる激しい攻防が繰り広げられました。
 その中でも主役となったのはコラピント。絶妙なブレーキングとライン取りで、一気に2台を抜き去る圧巻のダブルオーバーテイクを披露します。

 アルゼンチン出身の若きドライバーが見せた果敢なファイティングスピリットは、多くのファンを魅了。将来のシート争い、そして中団勢の勢力図を占う上でも、大きな存在感を示す走りとなりました。


●34周目、アントネッリが首位奪還!圧巻のオーバーテイク
 22周目のVSCで一度はルクレールに首位を譲ったアントネッリ。しかし、そこから圧倒的なレースペースで猛チャージを開始します。
 着実にギャップを縮めると、34周目にはついにルクレールを射程圏内へ。ケメルストレートで鋭く仕掛け、一気にオーバーテイクを決めてトップの座を奪還しました。
 一度失った首位を自らの速さだけで取り戻したアントネッリ。その走りは、今季のタイトルリーダーにふさわしい強さを改めて印象付けるシーンとなりました。


●アントネッリが今季6勝目!タイトル争いで大きく前進
 激戦のベルギーGPを制したのは、アントネッリ。VSCで一度は首位を明け渡しながらも、自らの速さでトップを奪い返す圧巻のレース運びを披露し、今季6勝目を挙げました。この結果、ドライバーズランキングでは2位との差を45ポイントまで広げ、タイトル争いを大きくリードしています。

 2位にはルクレールが入り、前戦からの連勝こそ逃したものの、高いレースペースと巧みな戦略で最後まで優勝争いを展開。メルセデスに一歩及ばなかったものの、今後へ期待が膨らむ力強い走りで2戦連続の表彰台を獲得しました。

 そして3位はフェルスタッペン。ライバル勢に比べて戦闘力で劣るマシンを巧みに操り、最後まで粘り強い走りで表彰台圏内を死守。王者らしい勝負強さを存分に見せつけるレースとなりました。


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 次戦は今週末に行われるハンガリーGPです。

 ベルギーGPは、アントネッリがポールポジションから一度も主導権を渡さない圧巻の走りでポール・トゥ・ウインを達成。VSCで一時首位を明け渡す場面こそありましたが、それすら自らの速さで覆してみせる姿は、まさに今シーズンの主役にふさわしい内容でした。
 さらにランキング2位を争うラッセルがリタイア、ハミルトンも接触とペナルティに苦しみ大きくポイントを失ったことで、アントネッリはドライバーズランキングで再び独走態勢を築くことに成功。サマーブレイク前最後の一戦を残し、前半戦首位ターンは確実なものとなりました。

 次戦ハンガリーGPはベルギー、イギリスと続いた超高速サーキットとは一転し、中低速コーナーが連続するテクニカルコース、ハンガロリンクが舞台となります。コース特性は180度異なり、ここまで大きな武器となってきたメルセデスPUのアドバンテージも小さくなることが予想されるだけに、フェラーリやマクラーレン、そしてレッドブルにとっては絶対に落とせない重要な一戦となるでしょう。
 さらにハンガロリンクは「モナコに次いで抜きにくいサーキット」とも言われるだけに、勝負のカギを握るのは間違いなく予選。加えて真夏の高温コンディションとなれば、タイヤマネジメントやドライバーの集中力も大きく試される、今季屈指の過酷なレースになる可能性があります。

 勢いそのままにアントネッリが前半戦を締めくくるのか。それともライバルたちが意地を見せ、タイトル争いに再び火を灯すのか。2026年シーズン前半戦のラストを飾るハンガリーGPからも、目が離せません。

それでは、また今週末にお会いしましょう(^_^)/~
Posted at 2026/07/20 02:45:25 | コメント(0) | トラックバック(0) | F1 | クルマ
2026年07月19日 イイね!

【予選結果】Rd.10ベルギーGP

【予選結果】Rd.10ベルギーGPF12026 Rd.10ベルギーGPの予選結果です。





まずは、予選予想の答え合わせです。
 ・順位的中者数 1人
 ・Q3進出的中者数 9人

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以下、予選結果です。

ポールポジション:アントネッリ(メルセデス)

 フリー走行2回目・3回目を連続トップで締めくくり、勢いのまま予選でも圧巻のパフォーマンスを披露。Q1からQ3まで一切危なげない走りでライバルを圧倒し、今季6度目となるポールポジションを獲得しました。
 プレッシャーのかかるQ3最後のアタックでもミスは皆無。誰も寄せ付けない完璧なラップをまとめ上げ、2番手のフェルスタッペンに0.317秒もの大差をつける圧勝劇となりました。

 まさに2026年シーズンを象徴するような走りで、タイトルリーダーとしての貫禄を改めて見せつけたと言えるでしょう。

▶ 決勝の注目ポイント

 スパ・フランコルシャンは、ポールポジションだからといって決して安泰ではありません。
 スタート直後のラ・ソースをトップで立ち上がっても、その先にはオー・ルージュからケメルストレートへ続く長い全開区間が待っています。ここでは後続車が強力なトウを利用できるため、1周目から首位攻防が繰り広げられる可能性は十分。アントネッリがスタート直後の猛攻をしのぎ切れるかが、最初の大きな勝負どころとなりそうです。


2位:フェルスタッペン(レッドブル)

 FP1ではトップタイムを記録し、その後も常に上位をキープ。苦戦が続いていたレッドブルですが、ベルギーGPではマシンバランスが大きく改善され、ポール争いに加われるだけの競争力を取り戻してきました。

 Q3では、チームの戦略も見事でした。

 決勝でグリッド降格が決まっているチームメイトのアイザック・ハジャーがタイムアタックを行わず、フェルスタッペンへスリップストリームを与える"トウ"役に徹するチームプレーを敢行。そのサポートを最大限に活かしたフェルスタッペンは、見事フロントローを獲得しました。

▶ 決勝の注目ポイント

 フェルスタッペンにとって最大のチャンスは、やはりスタート直後です。
 長いケメルストレートでスリップストリームを活かし、アントネッリの前へ出られるか。もし1周目のうちにトップへ立てれば、レース全体の主導権を握る展開も十分考えられます。レッドブルにとっては、勝負の数百メートルになりそうです。


3位:ノリス(マクラーレン)

 今週末はPUコンポーネント交換により10グリッド降格ペナルティが決定していたノリス。それでも予選では一切妥協することなくアタックを続け、Q1ではトップタイムを記録。Q2でも安定して上位につけ、Q3では自己ベストを更新して3番手を獲得しました。
 ペナルティがなければ優勝争いも十分期待できるだけのパフォーマンスを見せており、マクラーレンの速さは本物と言えるでしょう。

▶ 決勝の注目ポイント

 決勝は13番グリッドからのスタートとなりますが、スパ・フランコルシャンはオーバーテイクポイントが豊富なサーキットです。
 今週末のマクラーレンはロングランペースにも手応えを見せており、ノリスが中団から次々とライバルを抜き去る展開も十分期待できます。表彰台、さらには優勝争いへ食い込めるか――。決勝最大の見どころの一つとなることは間違いありません。


以下、トップ3以降です。

●フェラーリ
5位:ルクレール 6位:ハミルトン


 フェラーリは今週末、メルセデスやレッドブルにわずかに及ばない展開となりましたが、Q3では両ドライバーが意地の走りを披露。ルクレールが5番手、ハミルトンが6番手に入り、フェラーリ勢が3列目を独占しました。

 そして、この予選で最も驚かされたのが、チームメイト同士による超ハイレベルなタイム争いです。

 ルクレールとハミルトンの差は、わずか0.002秒。全長7kmを超えるスパ・フランコルシャンで、これほどまでに拮抗したタイムを記録したことは、両ドライバーの完成度の高さとフェラーリのマシンバランスの良さを物語っています。

 予選ではライバル勢に一歩及ばなかったものの、その差はコンマ5秒ほど。決して悲観する内容ではなく、決勝では十分に上位争いへ加わるだけの競争力を感じさせる予選となりました。

▶ 決勝の注目ポイント

 3番手のノリスが10グリッド降格ペナルティを受けるため、フェラーリ勢は実質4番手・5番手から決勝をスタートすることになります。

 前戦イギリスGPでは、スタート直後に見事な加速を決め、一気にレースの主導権を握ったフェラーリ。その後もメルセデス勢に引けを取らないレースペースを披露し、ルクレールの優勝へとつなげました。
 そして今回の舞台、スパ・フランコルシャンも、高速コーナーと長いストレートが続くレイアウトという点でシルバーストンと共通する特徴を持っています。フェラーリのパッケージとの相性は決して悪くなく、スタートで一気にポジションを上げられれば、再び表彰台争い、さらには優勝争いへ加わる可能性も十分あるでしょう。
 メルセデス、レッドブルを相手に、跳ね馬がどこまで迫れるのか。決勝での巻き返しに期待が高まります。


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決勝レースは明日の22時からセッション開始予定です。

 予選ではアントネッリが圧倒的な速さを見せつけてポールポジションを獲得しました。しかし、明日の決勝レースは一筋縄ではいかない大波乱の展開が予想されます。
というのも、直近4年のベルギーGPにおいて、ポールシッターがそのまま優勝した例はありません。
 その最大の要因が、スパ名物の超ロングストレート「ケメルストレート」です。スタート直後の1周目、オー・ルージュを駆け上がった先で、2位以降のドライバーに強烈なトウを使われ、トップを奪われるケースが多発しています。アントネッリがこのストレートエンドを死守できるか、あるいは2番手フェルスタッペンやラッセル、その後ろに控えるフェラーリ勢がスリップを活かして牙を剥くか、オープニングラップから最大の見所を迎えます。

 また、近年のスパは「比較的オーバーテイクがしやすいサーキット」という共通認識があるため、ノリスのようにあえてここでパーツ交換を行い、グリッドペナルティを受け入れるドライバーが多く存在します。そのため、後方からの怒涛の追い上げショーは必至です。
 そして、その激しいバトルを支えるのが「バッテリー(デプロイメント)のマネジメント」です。前戦シルバーストンと同様に、スパは長いストレートと超高速コーナーが連続するレイアウトのため、バッテリー切れを起こしやすくなります。1周の中でどこでパワーを貯め、どこで放出するかというエネルギー戦略が、バトルの成否を大きく左右します。

 さらに明日の決勝は、路面温度が上昇するとの天気予報が出ています。
スパは「ブランシモン」や「プーオン」など、右に大きく回り込む超高速コーナーが非常に多いため、マシンの「左フロントタイヤ」に想像を絶する負荷(横G)がかかり続けます。この熱せられた路面の上で、いかに左フロントタイヤを労わりながら走れるかというタイヤマネジメントが、レース終盤の命運を分けることになるでしょう。

 圧倒的な速さで逃げ切りを図るメルセデス、完璧なチームプレーで牙を剥くレッドブル、前戦シルバーストンの再現を狙うストレート自慢のフェラーリ、そして後方から襲いかかるマクラーレン……。

 サーキットの特性、技術的な駆け引き、そして天候。すべての要素が絡み合う2026年のベルギーGP決勝は、近年稀に見る大激戦になること間違いなしです。

 シグナル点滅のその瞬間まで、歴史的な一戦をじっくりと見届けましょう!
Posted at 2026/07/19 01:34:56 | コメント(0) | トラックバック(0) | F1 | クルマ
2026年07月18日 イイね!

【ゑむ式F1予選予想】Rd.10ベルギーGP

【ゑむ式F1予選予想】Rd.10ベルギーGPみなさんこんばんは、そどーゑむです。

 2026年シーズンもいよいよ折り返し。サマーブレイクまで残すはあと2戦となり、前半戦の行方を大きく左右するRd.10ベルギーGPが開幕しました。 舞台は、世界中のF1ファン、そしてドライバーたちから「最高のサーキット」と称される伝統のスパ・フランコルシャンです。

 全長7kmを超える現行F1カレンダー最長のサーキットは、セクターごとに全く異なる性格を持っています。超高速のオー・ルージュ〜ラディオンを駆け上がり、1km以上に及ぶケメルストレートで最高速を競うセクター1。続くセクター2では中高速コーナーが連続し、マシンのダウンフォース性能とドライバーの繊細なコントロールが問われます。そして最終セクターでは高速コーナーとストレートが入り混じり、PU性能、空力効率、そしてマシン全体の完成度がタイムを左右する、まさに"総合力勝負"の舞台となります。

さらに今週末は、スパでは珍しい路面温度55℃に達する酷暑が予想されています。高速レイアウトによるタイヤへの負荷に加え、この高温コンディションが各チームのタイヤマネジメントをより難しくし、予選・決勝ともに戦略面で大きなカギを握ることになりそうです。

そんな中で行われたフリー走行では、FP2・FP3をアンドレア・キミ・アントネッリが連続トップ。メルセデスが今週末も高い完成度を見せる一方で、マクラーレン、レッドブル、フェラーリも僅差で続いており、ポールポジション争いは今シーズン屈指の激戦となる予感です。

それでは、フリー走行の内容や各チームの仕上がり、そしてスパ・フランコルシャンのコース特性を踏まえた、私の予選トップ10予想を発表します。



【ポール争い】驚速アントネッリが2戦連続PPへ。ノリスは意地を見せられるか

ポールポジション最有力は、やはりメルセデスの超新星、アンドレア・キミ・アントネッリです。

前戦イギリスGPでは今季5度目となるポールポジションを獲得。その勢いのままベルギーGPでもFP2・FP3を連続トップで締めくくり、高速サーキットのスパでも圧倒的な存在感を見せています。新世代メルセデスの完成度を考えても、2戦連続ポールポジション獲得の可能性は十分と見ています。

そのアントネッリに最も迫る存在が、マクラーレンのランド・ノリスです。

 前戦イギリスGPでは予選6番手と本来の速さを発揮できませんでしたが、今週末はフリー走行から切れ味鋭いラップを連発。決勝では10グリッド降格ペナルティが決まっているからこそ、予選では一切の出し惜しみなく限界まで攻めたアタックを見せてくるはずです。

 そして3番手には、前戦で予選4番手・決勝2位と安定した速さを見せたジョージ・ラッセルを予想。アントネッリとともにメルセデスPU勢がフロントロー、あるいはトップ3を独占する展開も十分に考えられます。

【2列目〜3列目】復活を狙うフェルスタッペン、フェラーリは決勝を見据える

 4番手予想は、レッドブルのマックス・フェルスタッペン。

 前戦イギリスGPではリヤウイングのトラブルに見舞われ、予選7番手と苦しい結果に終わりました。しかし今週末はFP1でトップタイムを記録し、その後も常に上位をキープ。マシンバランスは着実に改善しており、決勝を見据えたセットアップを施しながらも、2列目を確保する力は十分にあると予想します。

 5番手、6番手にはフェラーリのルイス・ハミルトン、シャルル・ルクレール。

 前戦イギリスGPではルクレールが2年ぶりとなる優勝を飾りました。しかし、高速区間が多いスパではメルセデスやマクラーレンがわずかに優勢と予想。フェラーリ勢は決勝を見据えたセッティングを優先し、今回は3列目から勝負を挑む展開になりそうです。

 その後ろには、レッドブルで存在感を増しているアイザック・ハジャー、そしてマクラーレンのオスカー・ピアストリが続くと予想します。両者ともトップチームの一角としてQ3では上位進出が期待されます。

【5列目ロックアップ】勢いに乗るレーシングブルズが再びダブルQ3へ
 現在4戦連続でダブル入賞を果たしているレーシングブルズは、中団勢の中でも最も安定感のあるチームと言っていいでしょう。フリー走行でも両ドライバーが堅実なペースを維持しており、アウディやアルピーヌ、ハースとの激しいQ3争いを制し、今週末も5列目を"ロックアップ"してくれると予想します。

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 2026年シーズンもいよいよ折り返し地点を迎え、ここまではメルセデスとアンドレア・キミ・アントネッリが新時代の主役としてシーズンをリードしてきました。しかし、サマーブレイク前最後の2連戦となるベルギーGPは、タイトル争いの流れを大きく左右する"前半戦最大の山場"と言っても過言ではありません。

 最大の注目は、前戦イギリスGPで復活の狼煙を上げたスクーデリア・フェラーリHPです。ルイス・ハミルトンとシャルル・ルクレールが予選で2・3番手を獲得し、決勝ではルクレールが2年ぶりの優勝を飾るなど、勢いは確実に増しています。高速コーナーが続くスパ・フランコルシャンはフェラーリにとっても相性の良いサーキットだけに、メルセデスの牙城を崩すことができるのか、大きな見どころとなります。

 一方で、前戦では思うような結果を残せなかったレッドブルとマクラーレンも、今週末のフリー走行では確かな速さを披露しました。フェルスタッペンはFP1でトップタイムを記録し、ノリスもFP2・FP3で連続2番手と好調を維持。予選ではアントネッリを中心に、メルセデス、マクラーレン、レッドブルによる熾烈なポールポジション争いが期待されます。

 また、トップ争いだけでなく、中団グループの戦いも見逃せません。4戦連続ダブル入賞と勢いに乗るレーシングブルズに加え、大型アップデートが機能し始めたアウディ、着実に競争力を高めるアルピーヌなど、Q3進出を巡る争いは今シーズン屈指の激戦となりそうです。コンマ1秒の差が明暗を分けるスパでは、わずかなミスが順位を大きく左右するでしょう。

 絶対的な速さを誇るルーキー、王座奪還を狙う歴戦のチャンピオン、復活を目指す名門チーム、そして勢いに乗る若手たち――。それぞれの思いを乗せた22台が、伝統のスパ・フランコルシャンで激突します。

 運命の予選は、このあと23時にスタート。果たしてポールポジションを掴み取るのは誰なのか。2026年シーズン前半戦の行方を占う熱戦に期待しましょう。
Posted at 2026/07/18 22:33:46 | コメント(0) | トラックバック(0) | F1 | クルマ
2026年07月06日 イイね!

【レース結果】Rd.9イギリスGP

【レース結果】Rd.9イギリスGPF12026 Rd.9イギリスGPのレース結果です。


●優勝:ルクレール(フェラーリ)
 2番手スタートから鋭い蹴り出しで一気にトップへ浮上し、そのままホールショットを奪取。序盤はハミルトンとともにフェラーリのワンツー体制を築きました。レースペースもメルセデスに匹敵する速さを見せ、戦略面でも隙のない展開で主導権を完全に掌握。終始安定した走りでトップを守り切り、見事優勝を飾りました。

 この勝利はルクレールにとって約1年半ぶりとなる久々の優勝であり、ハミルトンが結果を重ねる中で苦しんできた状況から抜け出す、大きな転機となる一勝となりました。


●2位:ラッセル(メルセデス)
 4番手からのスタート後はポジションを守りつつ上位争いに加わりましたが、レースペースではやや苦しい展開となりました。それでもハミルトンやフェルスタッペンとのバトルを制しながら、表彰台圏内を粘り強くキープし続けました。
 しかし中盤にはスローパンクチャーに見舞われ緊急ピットインを強いられ、一時は後退。それでも終盤のセーフティカー出動が状況を一変させ、ステイアウト戦略が功を奏して2位へ浮上しました。最終的にSCフィニッシュとなったことで順位を守り切り、貴重な2位表彰台を獲得。ランキング争いにおいても大きなポイントを手にしました。


●3位:ハミルトン(フェラーリ)
 3番手スタートから好発進を決め、1コーナーでは2位に浮上しフェラーリのワンツー体制を形成。しかしフォルススタートの裁定により5秒ペナルティを受け、序盤からやや難しい展開となりました。それでもトップのルクレールを支えつつ、後方のアントネッリを抑え込むなど、チームプレーに徹した走りを見せました。
 中盤以降はラッセルやフェルスタッペンと3位争いを繰り広げ、さらにアントネッリのトラブル離脱により再び2番手へ浮上し、一時はフェラーリのワンツーを復活させる場面もありました。終盤のSCではソフトへ交換するも、結果的にピットでラッセルの後塵を拝する形に。

 レース再開があれば逆転の可能性も残していただけに、運に左右された悔しい3位フィニッシュとなりました。


以下、トップ3以降です。

●アントネッリ(メルセデス) 予選:1位/決勝:16位

 ポールポジションからスタートした決勝は、序盤でフェラーリ勢の先行を許し3番手へ後退する苦しい展開となりました。それでもハミルトンに対しては粘り強くプレッシャーをかけ続け、一度は攻略に成功。その後はトップのルクレールを追いかける形となりましたが、レースペースの差を埋め切るまでには至りませんでした。
 しかし中盤、左フロントのホイールシールド破損というトラブルに見舞われ緊急ピットインを強いられ、大きく順位を落とすことに。さらにマシンバランスの悪化からトラックリミット違反による5秒ペナルティも科され、レースは一気に厳しい状況へと傾きました。チームからはリタイアの提案もありましたが、アントネッリは1ポイントでも持ち帰るべく最後まで走行を継続。

 52周を戦い抜いたものの、SC先導フィニッシュ後のタイム加算により最終結果は16位。ポールポジションから一転、本人にとっては悔しさの残る厳しい週末となりました。


●レッドブル
ハジャー 予選:5位/決勝:5位 フェルスタッペン 予選:7位/決勝:DNF


スプリントでは両者ともスタートで出遅れる展開となりましたが、決勝では一転して好スタートを決め、それぞれ上位争いへと食い込みました。フェルスタッペンは3位争い、ハジャーは6位争いと異なるポジションでレースを展開しながら、終盤まで粘り強くポジションを守る流れとなりました。

しかしレース終盤、フェルスタッペンがストウ進入でリヤの挙動を乱し、そのままコースオフ。無念のリタイアとなる波乱が発生しました。一方でハジャーは安定した走りを最後まで崩さず、5位でフィニッシュ。チームに貴重なポイントを持ち帰る結果となりました。

今週はエースの不運が目立つ中でも、ハジャーが確実に結果を積み上げ、レッドブルにとって存在感の大きい週末となりました。


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 以下、レースハイライトです。

●ストロール、PU交換で最後尾スタートへ
 レース開始前、ストロール(アストンマーティン・ホンダ)は5基目のパワーユニットを投入したことによりグリッド降格ペナルティを受け、最後尾からのスタートとなりました。

●タイヤ戦略はミディアム→ハードの1ストップが主流
 レースの基本戦略としては、ミディアムからハードへ繋ぐ1ストップが主流と見られました。全車がミディアムタイヤでスタートし、序盤からタイヤマネジメントを重視する安定した展開が前提となっています。
 この1ストップ戦略が成立した背景には、今年のタイヤコンパウンド変更も大きく影響しています。昨年はC2〜C4レンジだったのに対し、今年はC1〜C3へと1段階硬い構成へとシフト。さらにコンパウンド間のグラデーションも小さくなったことでデグラデーションが抑えられ、結果としてタイヤの持ちが大きく改善されました。そのため各チームは無理に2ストップを狙う必要がなく、タイヤを労わりながら走り切る1ストップ戦略へと自然に収束する形となりました。


●フォーメーションラップでアロンソにトラブル、ピットレーンスタートへ
 フォーメーションラップ中、アロンソ(アストンマーティン・ホンダ)のマシンが一時ストップするトラブルに見舞われました。すぐに再始動してコースへ復帰したものの、規定によりグリッドへの再合流は認められず、ピットレーンからのスタートを余儀なくされることとなりました。


●レーススタート、フェラーリが完璧な蹴り出しでワンツー形成
 レーススタート直後、フェラーリの2台が最高の蹴り出しを見せ、オープニングラップで一気にワンツー体制を構築しました。理想的なスタートを決めたことで、序盤からレースの主導権を握る展開となります。


●オープニングラップ、アルボンがベアマンに追突し波乱の幕開け
 オープニングラップのウェリントンストレートエンドで、アルボン(ウィリアムズ)がベアマン(ハース)に追突するアクシデントが発生しました。両者ともコースへ復帰はしたものの、この接触に対してアルボンには後に10秒ペナルティが科される裁定となり、序盤から波乱含みの展開となりました。


●【3周目】フェルスタッペンがハジャーを抜き5位浮上
 フェルスタッペンがチームメイトのハジャーをオーバーテイクし、5位へとポジションを上げました。序盤から着実にペースを引き上げ、上位争いへと食い込む展開となります。


●【11周目】アントネッリがハミルトンを攻略し2位浮上
 アントネッリがハミルトンをオーバーテイクし、2番手へと浮上しました。しかしトップのルクレールとの差は約4秒まで広がっており、ここから追い上げに向けた本格的なプッシュが求められる展開となります。

●【17周目】フェルスタッペンがラッセルを攻略し4位浮上
 フェルスタッペン(レッドブル)がラッセル(メルセデス)をオーバーテイクし、4位へとポジションアップを果たしました。この勢いのまま、前方を走るハミルトンを射程圏に捉え、さらに上位争いへと食い込んでいきます。


●【22周目】VSC出動もすぐ解除されレースは安定した流れへ
観客の笠がコース上に飛来した影響で安全確保のためバーチャルセーフティカー(VSC)が導入されました。しかし撤去作業は迅速に完了し、すぐに解除されたことでレースへの影響は最小限にとどまりました。


●【39周目】ヒュルケンベルグのストップでVSC発動、レッドブルが戦略的ピットイン
 ヒュルケンベルグ(アウディ)がマシントラブルによりコース上でストップし、バーチャルセーフティカー(VSC)が出動する展開となりました。このタイミングで新品ミディアムを温存していたレッドブル勢はピットインを実施し、VSCを活かした戦略的なタイヤ交換でポジション回復を狙う動きを見せました。


●【42周目】アントネッリが緊急ピットインも不調改善ならず
 アントネッリが突如ペースダウンし、緊急ピットインを実施する展開となりました。タイヤ交換に加えてフロントウィングも交換する対応が取られましたが、コース復帰後もペースは改善せず、厳しい状況が続くこととなりました。その後、左フロントのホイールシールドの破損遠いことが判明し再度ピットインを実施しました。
 2度のピットインでレース復帰時は10番手とかなりポジションの戦いを強いられることになってしまいました。


●【48周目】フェルスタッペンがストウでスピンアウト、リタイアによりSC導入
 3番手を走行していたフェルスタッペンがストウ進入でマシンの挙動を乱し、そのままスピンアウト。まさかのリタイアとなりました。これによりセーフティカー(SC)が導入され、各車は一斉にピットインを実施し、ソフトタイヤへと交換する展開となりました。

●セーフティカー先導のままフィニッシュ、ルクレールが約1年半ぶりの勝利
 レースはセーフティカー(SC)導入のままチェッカーを迎える展開となりました。最終的にルクレールが約1年半ぶりとなる勝利を飾り、通算9勝目を獲得しました。
 一方、ポイントリーダーのアントネッリは序盤こそトップ争いを展開していたものの、マシントラブル発生以降は徐々に歯車が狂い、さらにペナルティも重なったことで後退。最終結果は16位となり、まさかのノーポイントという厳しい週末となりました。


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 次戦は2週間後に行われるベルギーGPです。

 舞台は伝統の高速サーキット「スパ・フランコルシャン」で開催されます。全長7.004kmとF1カレンダー最長距離を誇るコースで、19のコーナーと約100mに及ぶ高低差を持つ、非常にダイナミックなレイアウトが特徴です。
 特にオー・ルージュからラディオン、そしてケメルストレートへと続く全開区間はこのサーキットの象徴であり、レース全体を通して高いスピード域での戦いが展開されます。そのため、ダウンフォースよりもストレートスピードを重視したローダウンフォースセッティングが基本となり、エンジンパワーと空力効率のバランスが勝敗を大きく左右します。

 さらにスパは山岳地帯に位置していることから天候が非常に変わりやすく、「スパウェザー」と呼ばれる急激な雨や路面変化が名物となっています。ドライコンディションでは純粋な高速バトルが展開されますが、雨が絡むと一気に戦略と判断力が試される混乱のレースへと姿を変える可能性があります。

 加えて、1周あたりの全開率が高くERSやバッテリーの消耗も激しいため、シルバーストン同様にエネルギーマネジメントが重要な鍵を握ります。オーバーテイクもストレートエンドを中心に多く発生し、わずかな判断ミスが順位に直結するハイスピードバトルが予想されます。

 イギリスGPで大きく勢力図が揺れた直後に迎えるスパ・フランコルシャンは、純粋な速さ、戦略、そして天候という不確定要素が複雑に絡み合うことで、チャンピオン争いをさらに激化させる一戦となりそうです。


 前半戦もいよいよ折り返しが近づいてきましたが、アントネッリがこのまま逃げ切るのか、はたまたラッセルやハミルトンが待ったをかけるのか、さらにはレッドブルやマクラーレン勢の存在も忘れてはいけません。彼らもまたアントネッリにとって立ちはだかる大きな壁であることは言うまでもありません。

 そしてこの先、誰が流れを掴み、チャンピオン争いの主導権を握るのか——その答えは、まだ誰にも分かりません。
 前半戦も残り2戦、楽しみに待ちましょう。

それでは、また次戦(^_^)/~
Posted at 2026/07/06 07:08:34 | コメント(0) | トラックバック(0) | F1 | クルマ

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