
F12025イタリアGPレース結果です。

優勝はレッドブルのフェルスタッペン
ポールスタートから1コーナーのシケインまでにノリスと激しいトップ争いで一時は2番手に下がるもすぐさまトップを奪い返すとその後は後続を引き離し、盤石なレース展開で2位に20秒弱の大差を付け、今季3勝目を記録しました。
2位はマクラーレンのノリス
2番手スタートから1コーナーのシケインまでにフェルスタッペンとの激しい攻防の中で一度はトップに立つも、レースペースで勝るフェルスタッペンにトップを明け渡してしまいました。その後は46周目までピットを遅らせるもピットでミスがあり3位に後退してしまいました。チームの指示で順位を入れ替えてもらい何とか2位でフィニッシュしました。
3位はマクラーレンのピアストリ
3番手スタートから序盤はルクレール(フェラーリ)との3位争いを展開し3位を守り抜くと、45周までミディアムタイヤを守りながら周回をこなし、チームメイトのピットミスで2位に浮上もチームの指示でノリスに2位を譲りました。そしてそのまま3位でフィニッシュしチャンピオン争いでノリスに3点縮められただけで依然有利な状態でヨーロッパラウンドを終えることになりました。
地元レースのフェラーリ勢は、4番手スタートのルクレールは序盤でピアストリから3位を奪うも、すぐさま3位を明け渡し以降はトップ争いに絡むことなく4位でレースを終えました。一方ハミルトンは前戦のペナルティで10番手スタートとなるもスタートダッシュを決め10周目までには6番手まで順位を戻しました。その後一時は5番手まで順位を上げるもピットストップのタイミングでラッセル(メルセデス)に前を行かれ、そのまま6位でフィニッシュも充分挽回できたレースだと思います。
こちらも地元レースとなったレーシングブルズは、昨日の予選でまさかの2台Q1ノックアウトとなってしまい、決勝前にはハジャーに対しPU交換を実施したことによりピットレーンスタートが確定しました。レースではハジャーは後方から追い上げをみせ、何とか10番手でフィニッシュしポイントを獲得するも、ローソンは早めのピットストップで暫くは単独走行が続き、ライバルのピットイン後も順位を上げきれず14位でフィニッシュしました。
最後にレッドブルの角田選手は、9番手スタートからオープニングラップをそのままの順位で戻ってくると、序盤はアントネッリ(メルセデス)からのプレッシャーを受けながら9位を守り続けました。19周目にピットを終えた後、28周目にはローソンとの接触でタイムを失い、以降はペースが上がらず、結果は13位と2戦連続のポイント獲得となりませんでした。
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以下、レースの展開になります。
レース開始前にハジャーとガスリー(アルピーヌ)がPU交換を実施し、ピットレーンスタートとなり、ハミルトンも前戦オランダGPでレコノサンスラップ中の黄旗区間で十分に減速しなかったことで5グリッドダウンのペナルティで10番手スタートとなりました。
フォーメーションラップが始まると12番手スタートのヒュルケンベルグ(ザウバー)が油圧系のトラブルでそのままピットに入りここでリタイアとなりました。
スタート前に1台欠いたままレースがスタートし、オープニングラップの1コーナーで各車順位争いを展開し、3周目あたりまで各車入り乱れる状態となるものの徐々に隊列が整い順位争いも一息つき始めました。
レースはそのまま何事もなく展開していきましたが、25周目にアロンソ(アストンマーティン)がアスカリシケイン出口の縁石に乗った際、サスペンションを壊しそのままピットへ入りリタイアとなってしまいました。
28周目に角田選手とローソンがロッジアシケインで接触し、お互い大幅なタイムロスとなってしまい、この接触の影響か以降のペースが落ちてしまい入賞争いから脱落してしまいました。
41周目には同じくロッジアシケインでベアマン(ハース)とサインツ(ウィリアムズ)が激しく接触しスピンを喫するも、すぐさまレースに復帰しセーフティカー出動に至りませんでした。この接触でベアマンに非があるとして10秒ペナルティの裁定が下されました。
レースも残り10周を切ったところでマクラーレン勢がようやくピットインを実施しましたが、ノリスのピットの際に左フロントの装着に手間取り、先にピットを済ませたピアストリに順位を明け渡すも、チームの指示でピアストリはノリスに順位を譲りチャンピオン争いの最中、大人の対応を見せました。
そしてレースはその後何事もなく終了し、なんとこのレースは2023年のイタリアGPの最短レース時間を更新し、1時間13分という時間でレースが終了しました。
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次戦は2週間後のバクー市街地コースで行われるアゼルバイジャンGPとなります。
このレースでマクラーレンがワンツー、或いはワンスリーフィニッシュをするとライバルの順位に関係なしにコンストラクターチャンピオンが確定します。これは2023年のレッドブルが第17戦日本GPで確定させた時と並ぶことになります。今シーズンの勢力を見るとアゼルバイジャンGPでほぼほぼ決定するという意見が有力的な感じがします。一方ドライバーズ争いはイタリアGPでノリスが3点縮めるも未だ1レース分以上の差があるため、依然ピアストリが有利な状況です。ここから始める中東、アジア、アメリカラウンドで流れが変わるか否か注目していきたいと思います。
それでは、また2週間後に(^_^)/~
Posted at 2025/09/08 01:26:07 | |
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