
F1第18戦シンガポールGPの予選結果です。

まずは予想の答え合わせになります。
・順位的中者:的中無し(ニアピンは7名)
・Q3進出者:8人的中
ヒュルケンベルグ、サインツがQ2敗退
ベアマン、アロンソがQ3進出
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以下、予選結果になります。
ポールはメルセデスのラッセル
フリー走行2回目でクラッシュを喫し、本人もコメントからも若干自信を失いながらも迎えた予選では、予選全セッションでトップ3圏内と好走みせ、Q3一発目のアタックでコースレコードを記録する圧倒的なタイムでトップに立つと最後のアタックでもタイムを更新し、2位に約コンマ2秒の大差で今季2回目のポール獲得となりました。
明日のレースでは、抜きにくい特性を生かしそのまま逃げ切りたいところです。
2位はレッドブルのフェルスタッペン
フリー走行3回目でトップタイムを記録しいい流れで予選に臨むと、予選でも調子をそのまま難なくQ3まで駒を進めました。迎えたQ3ではラッセルに続く2番手で一発目のアタックを終え、2度目のアタックではうまくまとめきれず順位をそのまま2番手となりました。
逆転タイトルに向け、明日のレースでは是が非でも優勝したいところです。
3位はマクラーレンのピアストリ
前戦では今シーズン初のリタイヤとなってしまい、タイトル戴冠に向け大きなプレッシャーがかかる中挑んだ予選では、これまでシーズンを圧倒していたほどの速さを見せることなく、結果的にはフェルスタッペンとメルセデスの後塵を拝し3番手となりました。しかしながら、タイトルを争うチームメイトのノリスの前でスタートすることができるため、シーズンを通してみればそこまで悪くない順位あると思います。
明日のレースではリタイヤだけは絶対に避け、最低限ノリスの前でフィニッシュし、タイトル争いでのダメージを最小限に抑えたいところです。
マクラーレンのノリスは、昨年ポールトゥウィンを飾ったシンガポールで2年連続のポールを狙っていたものの、ピアストリ同様、一発のアタックでライバルに劣り、フェルスタッペンとメルセデスに先行を許した上、タイトルを争うチームメイトの後塵を拝し、結果5番手と明日のレースでは苦戦が予想されます。
何としてもチームメイトの前でフィニッシュし、少しでも点差を縮め後半のアメリカ大陸決戦に望みを繋ぎたいところです。
最後にレッドブルの角田選手は、フリー走行でも度々トップ10を狙える位置を記録しこの予選でもQ3進出の期待がかかる中、Q1では一時20番手最後尾となるも、最後のアタックをうまくまとめ10番手でQ1を突破しました。続くQ2では混戦の中タイムを纏めるも最終的には15番手と明日のレースでは抜きにくいコース特性の相まって入賞がかなり厳しいと思いますが、セーフティーカーも出やすいため運も味方につけ、是非ともポイントを持ち帰りたいところです。
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明日のレースは21時からセッション開始予定となります。
抜きにくいコース特性ゆえ、ピット回数は1回と比較的タイヤマネジメントレースになるとの見立てがされています。一方、市街地コースという点でセーフティーカーも出動機会も多いため、単調なレースも何かの拍子で荒れるレースに変貌する可能性は十分あります。
タイトル争いでも、マクラーレン勢は13ポイント以上獲得でチャンピオン決定も直接のライバルであるメルセデス予選を見る限りマクラーレン勢を凌駕しているため、可能性は低いですがレース展開次第で首の皮一枚残ることも考えられます。
ドライバーズチャンピオンでも、マクラーレンの一騎打ちの様相から直近2連勝で王者フェルスタッペンが徐々に接近するというマクラーレン勢にとってはこの上なく不気味な存在であることは間違いなく、初戴冠を目指す2人にとってはプレッシャーとなるはずです。終盤戦に向け前戦とこのGPは一つのターニングポイントとなるため、レース展開に注目していきたいと思います。
レース結果については、レース終了後に投稿予定ですので見ていただけると嬉しいです。
Posted at 2025/10/05 00:11:43 | |
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