ITC-1000F取り付け リアエアコンオート化
| 目的 |
チューニング・カスタム |
| 作業 |
DIY |
| 難易度 |
  中級 |
| 作業時間 |
3時間以内 |
1
数年振りに作業したら大変でした。 後日従兄弟の車両に付けるのもあり、手順を記しておきます。
ITC-1000F・・・STC-1000と同等品なので、内容物も取り扱いもほぼ同じです。
センサー部がステンではなく樹脂でした。
サーモスタットコントローラーがない頃は運転席からも届くようにヒータースイッチを移設したり、某メーカーがコントローラーを中央吹き出し口に設置したりで、前車ではソレにならい加工しましたが…
オートにすると、ヒーターとクーラーのスイッチは一段階上げた位置のままで十分ですし、サーモスタットコントローラーの設定温度はほとんど変えないので、どちらも手間かけてクーラースイッチパネルに付けなくてもと思い、今回は助手席下への設置としました。
2
先ずは左Bピラーのトリムを外すため、シートベルトのカバーの隙間に矢印の方向から内装ハガシを挿して抉って開き、中の頭14mmのボルトを取り外します。
他はフック部2箇所が+ネジ、下にリベットクリップが1箇所あるので取ります。
3
緑矢印のウェザーストリップを、トリムに接している部分を外します。
スライドドア上部は後の配線のため、20cmぐらいの所まで外しておきます。
上の白矢印辺りの隙間に指を入れ(指の方が加減しやすいので)丸印辺りにクリップがあるので意識しながら、ゆっくりと手前にクリップが外れるぐらいまで引きます。
無理して外すとクリップがトリムから外れ、隙間に落ちてしまう事があります。
4
下部トリムも矢印辺りの隙間に指を入れ、丸印のクリップ4箇所を意識しながら、手前にゆっくりとクリップが外れるまで引きます。
上部トリムを下部との嵌合を外し取ります。
下部はシートベルトとエンジンカバーのヒンジが通っているので、取らずに隙間からヒータースイッチの作業を行います。
5
ヒータースイッチのカプラーを外し、結束バンドで留められているので切って引っ張り出し、巻かれているテープを外して白地に黒の線を切ります。
あまりカプラー寄りに切ると後の作業がしづらいので、カプラーから3cmぐらいが良いと思います。
切り離された線のそれぞれに、サーモスタットコントローラーを設置する場所までの長さの線を繋ぎます。
後々機器を外したりで線を戻す予定でしたら接続端子を、戻すつもりがなければハンダや接合端子で繋ぎます。
戻す事なんてまずないと思いますが… 接続端子を付ける場合は、カプラー側がメスです。
6
クーラースイッチのパネルの下部、端部から3cmぐらいの所に、内装ハガシをやや車両前方に向きに挿し、パネルを車両後方へ引くと金具が外れます。
内装ハガシを挿す時に、金具を押さえるように挿せば簡単に外れますが、押さえきれないと無理して金具を曲げてしまうかもしれません。
下部の左右2箇所の金具を外し、下部を車両後方に引っ張ると上部の2箇所の金具も外れます。
7
ルーフ内に線を通すのは、クーラースイッチ側から配線通しを入れる方がやり易いので、矢印の所から配線通しを差し込みます。
四角印の吸気口や吹き出し口は、簡単には外れませんし、外すと元には戻らないので外さない方が良いです。
クーラースイッチ用の線とセンサー線延長用の線を、機器からBピラー上部を通りクーラースイッチまでの長さで2本ずつ切ります。
8
スライドドア上部の丸印辺りにクーラースイッチから入れた配線通しを出し、クーラースイッチ用の線とセンサー線延長用の線を配線通しに付け、クーラースイッチまで引っ張り通します。
Bピラー上からクーラースイッチまでのルーフを通す間の線は、コルゲートチューブ等で保護した方が良いです。 ルーフトリムの吹き出し口取り付け用のフレームは線を痛めやすいので。
9
クーラーカプラーの赤地に白の線をカプラーから3cmぐらいの所で切り離し、ルーフ内を通したクーラースイッチ用の線とそれぞれ繋ぎます。
端子を付ける場合は車両側がメスです。
10
センサーはルームランプの四角印の所に出しました。
青丸印の所に内装ハガシを挿し抉るとレンズが取れます。
カバーの緑丸印の所に爪があるので、車両前方に押しながら下げると爪が外れます。
次に赤丸印の所に爪があるので、車両後方に押しながら下げるとカバーが取れます。
ランプユニットは見えている+ネジ二本を外して下げ、緑丸印の所に爪があるので車両後方にずらすと取れます。
ルームランプを外したら、矢印の方からクーラースイッチへ向け、ルーフトリムと鉄板の隙間に配線通しを入れます。
あまりクネクネと曲がらない配線通しが良いです。
クーラースイッチパネル辺りのルーフトリムが下がっている所まで配線通しを挿し込み、配線通しにセンサー線を留めます。
11
クーラースイッチパネルの隙間から覗き込み、L型の様な引っ掛けられる道具を使い、配線通しを引き降ろし、センサー線を引っ張り出します。
センサー線とBピラーを通してきた、センサー線延長用の線と繋ぎます。
12
配線接続先
1 電源+線 ACC
2 電源-線 ボディアース
3 センサー線
4 センサー線
5 ヒーター線 カプラー側
6 ヒーター線 車両側
7 クーラー線 車両側
8 クーラー線 カプラー側
それぞれ極性関係なく繋いでも動作しますが、二極の内の若番の方が上流側(+)です。
13
操作と設定
⏻ 電源ボタン
長押しでオンとオフ
設定モード時は短押しで設定モード終了
S 設定、決定ボタン
長押しで設定モード
設定モード時は短押しで決定
▲▼ 値切り替え
モード 表示 値 初期値 当方設定
TS tS 温度設定 10.0 24.0
DS dS 差分設定 1.0 3.0
PT Pt CP遅延 3 1
CA CA 温度校正 0 1.5
CF CF 華氏摂氏 C C
通常の表示はセンサー測定の温度です。
室温が設定温度になると停止し、設定温度より上下の温度が差分設定値以上になると、再作動します。
PTはエンジン始動後にコンプレッサーを遅延始動させる時間です。 電源をイグニッションから取った場合や、ACCまで回して消して等の動作を行う時があるなら遅延させた方が良いです。
温度校正値は、センサー温度と実感温度に差がある場合に設定します。 センサー温度が26.0だった場合、校正温度を2にすると、センサー温度が28.0となり表示されます。
動作確認して問題なければ、Bピラーの配線を車両配線に留め、トリムとスイッチパネルを戻します。
14
直置きだと結構な熱が当たるので、百均で買ったS字フックを下に敷き浮かせ面ファスナーで固定しました。
固定しなくても大丈夫ですが、エンジンカバーを開けたりした時に、シートのレールと配線が干渉したりとならない様に念のため。
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