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2025年08月22日 イイね!

南ア北部 鳳凰三山を日帰りで🤠

南ア北部 鳳凰三山を日帰りで🤠【毎度の山紀行ですのでご容赦下さい】
少し古いですが昨年2024年6月、2度目の南ア鳳凰三山に登りました。

一応、一度目に最高峰の観音岳(2840m)と薬師岳(2780m)は踏んだので百名山達成にはカウントしていますが、三山で唯一、地蔵岳(2764m)が未踏でしたので、その完踏狙いです😉

南ア北部の前衛峰にあたる鳳凰三山はアルプス入門編の山として有名ですが、日帰りとなると話は別😁

2024年は鳳凰小屋が建替え休業中だった為、山梨県韮崎市側の青木鉱泉からドンドコ沢ルートを登り、地蔵岳→観音岳→薬師岳を縦走して中道ルートで青木鉱泉に戻る、日帰りで標高差2118m(富士山 吉田口5合目⇔剣ヶ峰でも1500m弱)は、トレーニングとは言え、なかなかのハード行でした💦

土曜未明の真っ暗な林道をひた走って青木鉱泉Pにam4:00到着も登山者用駐車場ラスト3台にギリ滑り込み🥳

ドンドコ沢ルートは幾つもの滝が楽しめる一番人気コースですが、岩場が多い急登続きなので基本的には上りで使います🥾

一つ目の南精進ヶ滝💧

二つ目、白糸の滝💧

沢沿いは涼しくて気持ち良く、さらに滝が続くと全然飽きませんので山屋には大好物なルートです😊

苔蒸す別世界🌿

こんな景色を歩くと、たとえ急登だろうとワクワクして案外疲れにくいです🤠

三つ目の五色ノ滝は、滝虹のご褒美つき🌈

急登を抜けた標高2300m付近で景観がパッと開けます🌄
そして狙いの地蔵岳が正面に登場😆

珍しく高層にある渓流沿いルートで、青空の下に続く白い花崗岩の道が何とも気持ちイイ😄

鳳凰小屋は建替え休業中でテント場も利用不可ですが、

美味しい湧水が豊富な最終水場が解放されていますので、多くの登山者がここで水補給して大休憩します🤗💧

他にも休憩理由があって、地蔵岳山頂直前の難関として、標高差400mのザレた砂斜面の急斜面が待ち構えているからです😱

三歩進んで一歩下がるような砂場登坂は、体力と気力と汗、全てが搾られます💦ので、黙々と耐える我慢の時間帯でした😫↗️

約5時間がかりで登頂しました🤠🎉

地蔵岳を登らずして「鳳凰三山を登った!」と言いにくいのは、先ほどの砂斜面での苦労の末に、鳳凰三山を象徴する立派なこのオベリスク(岩峰)を間近で観ていないと、話に迫力がでないからです⛰️

背後には鳳凰三山の最高峰、観音岳2840m😄

一応、オベリスクの下に山頂標識があり、岩峰の尖端に立たずとも登頂扱いになります🤓

地蔵岳だけに、賽ノ河原に佇むお地蔵様達に合掌🙏

赤抜沢ノ頭に登りながら振り返ると、これが地蔵岳のベストショットです😄

赤抜沢ノ頭は小ピークながら、既に+1800m登ってきた足腰には一歩一歩がズシリと重く、今日一番キツかった所です😱

今日2つ目のピーク赤抜沢ノ頭を通過💦

観音岳までは花崗岩 ホワイトロードの気持ちの良い稜線歩きで、少しだけ元気回復😆

景色的には、北ア表銀座のスタート地点、人気の燕岳(つばくろだけ)に似ています。

観音岳登頂🤠

前回は晩秋曇天☁️の紅葉🍁が綺麗でしたが、今回は突き抜ける青空🟦に迎えられ、2100m登って脚に溜まった乳酸疲れが吹き飛びました🤗🥾

最高点に到達して思わずニヤニヤ🤣
我が事ながら甲斐駒ヶ岳と地蔵岳をバックに至って満足げ✨

まだ雪残る北岳から間ノ岳、農鳥岳の人気ルート白峰三山が壮観⛰️⛰️⛰️

鳳凰三山ラストの薬師岳2780mまでは、ご褒美の雲上ハイキング😄

砂浜のように真っ白な薬師岳に登頂🤠

薬師岳から中道ルートの下り始めは、北斜面のなので多くの雪が残ってました❄️

チェーンスパ無しで大丈夫と油断したら、ズルッと滑って10mほど滑り台してしまい、お尻が冷ええっ!💧になりました😨

それでも中道は気持ちの良い林間コースなので下山コースに最適🌲

今日は途中で仲良くなった40代男性、30代女性のソロ登山者と三人で語らい、一緒に休憩を取りながら下りました👨‍👨‍👦

登りから同じペースで何度も抜きつ抜かれつだったのが男性、雪の滑り台の失態を直ぐ後ろで心配してくれたのが女性です😊

下山スピードが一番早かったからか、二人から“元気なおっちゃん”と称されたのが少しショック😥でしたが、確かに50代後半なら“おっちゃん”以外に呼び方は無いよなぁ、とつくづく納得😌

おっちゃんも愉しかったです、本当に✨✨✨

渓流に新緑が映える初夏は、自然の生命力が最も溢れていて、大好きな季節です🌳

林道まで下りたら、後は青木鉱泉まで森のお散歩を楽しみながらゴール🏁🏁🏁

ハード行程から体力消耗によるペースダウンを懸念しましたが、蓋を開けてみれば13時間超のコースタイムを休憩込みで10時間で踏破🤠

8月予定の南ア 二泊三日横断計画を前に、40代の頃の筋力と自信が復活しました✨✨

【以下は2ヶ月後の南ア縦走の画像です】

何日間も連続して過酷な日本アルプスを歩く身体を維持するには、ワンランク下の安全な山で、敢えて強めに負荷をかけることで筋力や持久力を強化し、弱点を炙り出してトレーニングするのが、早道ですね😄

筋力だけでなく、高山病耐性や岩場でのバランス感覚や踏ん張り、長時間の注意力キープも大事なのでジム筋トレだけでは維持が難しく、コンスタント(私は月1登山ノルマ)に登り続けるのが一番です🥾🦵

「山の筋肉は、山で作る」は、けだし名言ですね🤓

Posted at 2025/08/22 19:48:55 | コメント(1) | トラックバック(0)
2025年08月15日 イイね!

2025夏アルプス② 北ア 朝日岳・雪倉岳周回🤠

2025夏アルプス② 北ア 朝日岳・雪倉岳周回🤠【毎度の山紀行ですのでご容赦下さい】
二週連続で今夏2回目のアルプスは、8/14-15北ア最北端の朝日岳(300名山/2418m)と雪倉岳(200名山/2611m)、小蓮華山(2766m)を蓮華温泉から一泊二日で周回しました😊

もう一つの目的は朝日小屋泊ですが、その理由は後ほど。

中央道 安曇野ICから2.5時間、国道148号から20kmも入る蓮華温泉の登山口駐車場はキャパ70台ですが、日帰り登山者が殆どいないので数日間停める方が多く、直ぐに満車に😫
平日ながらお盆時期の為、当日朝では停められそうにないと予想して前日わざわざ半休を取って18:30には到着しましたが、それでも60番目😳

無事の駐車にホッとして、弁当とハイボール缶を食し、毛布にくるまって車中泊です💤😪

蓮華温泉ロッジ前の登山口を夜明けとともに5:00出発🌄

朝日岳に向かう五輪尾根は、最初は湿地帯の木道歩きで徐々に盛り上がるワクワク感✨

このルートは川や沢が多く、いきなり上りタイプの渡渉💧

雪渓が溶ける時期が遅い北ア最北部らしく、8月でも水量が豊富💧

そのうち大きな瀬戸川と白高地沢の2ヶ所には、夏の登山期(≒朝日小屋の営業期間)だけ頑丈な鉄製吊り橋が掛かります。

かなりの重量鉄骨製で、雪で沢が埋まり始める前にどうやって解体するのでしょうか?

鬱蒼とした樹林帯が続きます🌲

途中、岩場そのものが沢になっている所もあり、滑らないように注意してよじ登ります💦

やっと五輪高原に至って霧の上に抜けました😉

静かな一時🦋🌹

気持ちの良い尾根の登り😄

沢を踏み越える“渡渉”は大小20箇所以上ありました🧐

水濡れが必定なので、登山靴は防水GORE-TEX仕様が必須です🥾

気持ちの良い夏空ですが、今日は雲が湧く時間が早く、朝日岳山頂に着く頃には雲中かも😥

クルマユリが可憐です✨

4時間弱登っても主稜線には未だ着かない😣
結構、暑いのに五輪尾根は何とも長いです!

上部には雪渓が結構残り、コレが溶けたあとに草花が芽生えるので、8月でも高山植物が多いのがこの北ア北端の特徴です🌿

やっとの思いで主稜線の“吹上げのコル”に出たら出たで、今度は雲の中で、吹上げの名の通り北からの横殴りの強風。
急遽、暑さ対策から寒冷対応となり、防風防水ジャケットを慌てて着て、ザックにもレインカバーを装着🍃


厳しい環境でも生き抜く花達を眺めて勇気をもらいつつ、最後の登り💦

5時間強の苦労の末に、小雨パラつく眺望ゼロの朝日岳山頂に到着☔
こう言う日も有ります😫

早々に山頂を後にして朝日小屋へ🏠️

初日はコースタイム8:10のところ、Wストック不使用のまま6:00で踏破と、7月の直前トレが効いてまずまず好調😄

テントのお花畑🌺

この朝日小屋は名物女将のこだわり食事が評判で、夕食に全員集合したら赤ワインで乾杯🍷

普通の山小屋と違い、山なのにホタルイカ、的鯛の刺し身、冷奴が並び、手間のかかる大根煮も出るんです😭

そして塩分補給用は、味噌汁の替わりに醤油ラーメン、しかも替え玉付き🤗
お腹一杯になったら明日に備えて19:00には就寝💤💤

翌朝未明、既に各テントでは出発準備のネオンで花盛り🏕️

2日目は午後から曇り時々雨の予報の為、3:00起床、3:30出発しましたが、さらに早く出発された方が15人位いらっしゃいました😊🌠

雪倉岳山頂で出会ったご夫婦は2:00に出発したと😲

雪渓は赤塗料の上を慎重に歩きます🥾

夜明け前、いい感じの雲行き😄

背後では朝焼けに染まり始めた朝日岳🌋

粉砕された岩のガレ場を抜けて、

雪倉岳に取りつく頃には陽が出て来て、抜群の快晴に顔が自然とニヤつきます🤣

妙高山、火打山、雨飾山方面に太陽が昇る爽快な朝!

振り返ると昨日登った五輪尾根が右下から左端の朝日岳に伸びています↖️

好天だとサクサクと身体が軽く感じるから不思議です😁
左奥が目指す雪倉岳⛰️

登頂!

これが見たかった✨✨✨
白馬岳、旭岳方面の雄大な絶景🤗
右奥には立山と劔岳も見通せます⛰️
前日に逆ルートを歩いた方々からは「真っ白なガスの中、何も見えなかった」と聞いていたので、本当にラッキーでした🤣

山頂直下の雪倉岳避難小屋は宿泊不可ですが、休憩やトイレは使用可です🙂

風はやや強いですが、蒼天に気持ち良すぎる縦走路😆

雪渓を抜けるヒンヤリした風を受けつつ、

徐々に白馬岳が近付きます😊

ここから左に折れると直接、蓮華温泉に下るウェンストン卿も登った鉱山道になりますが、沢歩きが多くて雨天時はエスケープルートに使えないとのこと⚠️
いわゆる熟達上級者ルートです🤔

振り返ると左が鉢ヶ岳(登山道設定なし/2563m)、右が雪倉岳🏞️

ガレ場を抜ければ、もう少しで白馬岳へのメジャールートに合流🥾

ここ三国境はその名の通り、新潟、富山、長野三県の県境です🤓

今朝発った朝日小屋は中央奥の朝日岳の左と、もはや約10kmの遥か彼方に🤠

白馬岳への1h45mを要するピストンは、雲が出始めて登頂しても北アの山々が観れなさそうなのと、相当疲れが溜まっていたので、無理せずカット✂️

ここで朝日小屋のもう一つの名物、お弁当タイムです!🍱

押し寿司と混ぜご飯が各三種あり、選んだ鱒の寿司に鶏そぼろご飯が、抜群に美味しがったです🤩

前日夕方に行列を作って購入する寿司は、冷凍状態で販売されていて食中毒リスクはなく、丁度お昼が食べ頃になるんです🍣😍

ここから蓮華温泉に下る(▲1300m)べく、小蓮華山に向かいます⛰️

小蓮華山山頂の鉄剣前で🎶

案の定、白馬岳はガスで包まれ始めました⛅

標高2400mの白馬大池に向かって雲上散歩😆
今夏は白馬岳へのメインルート、大雪渓が雪不足で通行禁止の為、この栂池ルートからの人が例年以上に多いです。

白馬大池から小蓮華山に登る道は、2011年NHK大河ドラマ、日露戦争を描いた「坂の上の雲(原作 司馬遼太郎)」のオープニングで坂道を登りつめるシーンで使われていて、未だに山好きは雲が湧くと口々に「おー、坂の上の雲だ!」と叫んでいて微笑ましいです😚

白馬大池山荘にある分岐点は、右へ行くとメジャーな栂池ゴンドラ・イブのある栂池高原方面へ、左へ行くと今回の周回の起点、蓮華温泉方面に下る道です🥾

途中、天狗の庭から、予報通り午後から湧いた雲の合間から雪倉岳を仰ぐと、これもなかなか圧巻です😉

今回も多くの高山植物に癒されました🌸

ゴール!ゴール!ゴーーール🥳
2日目はコースタイム11.5時間を休憩を多めにゆっくり取って10時間と、ややスローペースながら今回も無事下山に感謝😉

ここは、下山後に蓮華温泉ロッジのお風呂に直行出来るのが最大の利点です♨️
但し運転があるので風呂上がりはビールでなくコーラですが🧋😓

駐車場に停められないと、流石に20kmを戻る人は居ませんので、登山口から離れた狭い路肩に駐車せざるを得ません🚫
皆さん上手くギリギリに寄せてあるので通行に支障なしです😉
因みに蓮華温泉までは夏はJR糸魚川駅から1日3本バスがあり、新幹線を使っても行けます。

諏訪湖SAは諏訪湖畔花火大会当日🎆の為、上り下りとも閉鎖中とのことで、中央道のお盆Uターンラッシュを覚悟して梓川SAで早めの夕食😊

山から下りると何故か毎回、いつもはカロリーを気にして食べられないカツカレーが無性に食べたくなります🍛

今回も目的は全て達成出来ました🎊が、山は天候次第で苦楽が天と地ほど異なりますので、天候不純が続く8月前半にしては日程調整が奏功して実にラッキーでした😄
Posted at 2025/08/16 11:43:48 | コメント(2) | トラックバック(0)
2025年08月09日 イイね!

災い転じて福と成した、2025年夏ア① 南ア縦走🤠

災い転じて福と成した、2025年夏ア① 南ア縦走🤠【毎度の山ブログですのでご容赦下さい】
冒頭写真は朝焼けのモルゲンロートに染まる赤石山脈の盟主 赤石岳です。

今回の8/7-9南ア縦走の目標は、①国内3000m超21峰で残る荒川中岳を登頂して全山達成、②南ア南北一繋ぎのMyプロジェクトで塩見岳と赤石岳の間の未踏ルートを繋ぐことでした✨

ところが初日8/7は寒冷前線の本州通過で山はどこも軒並み暴風雨で、大幅なスケジュール変更を余儀無くされました😨

が、それが結果的には絶好の思い出深い縦走になるのですから人生は面白いです😆

8/7 5:00 夜行登山バスを降り立ち、雨予報の中、長野県飯田市側の鳥倉登山口を出発。

途中から土砂降り☔となり、寒冷前線の影響で気温が急低下、レインウェアを着ていても中は汗でびしょ濡れ💦

標高2645mの三伏峠小屋に何とか到着して、小屋前の東屋で2時間ほど天候回復を待つも、全く雨足衰えず、稜線の風速20m以上、身体も冷えきって流石に思案し始めた矢先、頭の真上で閃光と雷鳴⚡が轟いたところで万事休す😖

今日の縦走継続は危険と判断して初日予定の山小屋を諦め、そのまま三伏峠小屋泊で滞留決定😩

明日の山小屋予約の変更など諸々済ませて、服を乾かし、身体を休めて明日に備えます。
(auのスターリンクWi-Fiは凄く便利です)

初日の5時間分ビハインドをカバーする為、未明の4:30出発!

殆どの登山者が左の塩見岳に行く中、右の小河内岳、荒川岳方面へ。

朝日を背にした塩見岳🌄

前線通過後は絶好の天気で、昨日無理して行かなくて本当に良かったと確信しました😉

烏帽子岳山頂から臨む美しい縦走路は今日の天候だからこそ🏞️

前小河内岳から日本百高山の小河内岳(2801m)に続く最高に気持ちイイ稜線😆

小河内岳避難小屋は休業中ですが常駐管理人が周囲の登山道整備されており、トイレは借りられます(寄付100円)。

雨の日は難儀しますが、母屋から独立した汲み上げ式トイレ棟の解放感はなかなかです😙

絶好の天気の下、さらに荒川中岳に向かって大日陰山、板屋岳と空中散歩は続きます🤣

一度、樹林帯に下りますが、神々しい緑に美味しい空気で深呼吸🌲

苔森にシダ森と様々🌿

目指す画像左の荒川中岳と荒川前岳⛰️

後で上り詰めることになる中央のカール地形(底が円形の大斜面)の全景を見て「傾斜キツくて長そう~」😅

振り返ると越えてきた峰々が荒々しい⛰️

4.5時間歩いて到着したのが、昨日宿泊予定だった高山裏避難小屋です🏡

有人営業中ながら大規模改修工事中で、数名の作業員が常駐、ヘリでの資材搬入に大忙し🚁

岩湧水は美味しくそのまま飲めます💧

今日の大ボス、荒川前岳斜面に氷河が作った巨大カールのゴーラ沢登り💦

陽が高い11時過ぎ、全長600m&標高差400mは、5時間以上歩いてきた身体にはかなり辛いかも…😵

でも青空にゴールが見えれば気合い一発!!👍

気温13℃、北西の乾いた風を背に、時々雲が陽射しを遮ってくれ、思いの外サクサク快調🎶

半分ほど来ました😁

振り返れば三伏峠は遥か彼方、小河内岳の裏で見えず、よー歩きました🥾

登り切った✨✨

一年ぶりの高度3000m突破😁

前を歩かれているのは、昨夜19:30に三伏峠を出て15時間、道に迷いながらも休まず夜通し歩かれていたテント泊装備の方で(私はこの時点で7時間半と半分)、疲労でゴーラ沢下で諦めて戻ろうか悩んでいた人です。
同じ荒川小屋泊の予定と伺い、眼前の急登に自信を失っているだけで、まだ十分歩けそうでしたので、高山裏小屋まで戻るよりも進んだ方が安全と判断して、プレッシャーを掛けないようにゆっくり、少し離れた背中から励ましながら一緒に上りました。
登りきった所で「ここまで来て諦めなくて良かった!」と感謝され握手🤝
山で「こんにちは」と挨拶するのは相手の返事から異変を察知したり相談しやすくする目的もあり、そこで「一緒に頑張ろう!」と言われると気持ちやパワーが戻ったりもします。
山では助け合いと思いやり精神がとても大事で、これもお互いの良い思い出となります。

目標①荒川中岳(3082m)登頂をコンプ🎊
奥は左手前から赤石岳、聖岳(3013m)、兎岳、中森丸山がズラリ。

中岳避難小屋の先に荒川三山の主峰、百名山の悪沢岳(3141m/国内6位:登頂済)⛰️

本当は小屋にザックをデポして悪沢岳を往復予定でしたが、スケジュール変更(実態は疲労による明日用の体力温存😌)により泣く泣くカット🤗

荒川小屋に向かう途中、鹿繁殖被害から草花を守るフェンスに囲われたエリアがあり、扉を進んだ先には見事なお花畑が🤗




ここだけでお金取ってもいいかも?、と思えるくらい観たことのない一面の高山植物に吃驚しました🥀🏵️🌱

明日未明の登りを挑むことになる赤石岳方面と、右中央に本日お世話になる荒川小屋の赤い屋根🏠

荒川小屋の夕飯はカレー&味噌汁お代わり放題でエネルギー補充は万全🍛

スケジュール変更で最終日はロングルートになった為、暗闇3:00出発、12:00過ぎには下山しないと帰りのバスに間に合わない背水の陣😠

因みに7月下旬の南ア林道崩落により、登山者がレスキュー支援で川を渡っているヘリ映像がニュースに流れたまさにその場所ですが、既に8/1復旧しています。

ヘッドライトを頼りに、凍える強風に耐えながら黙々と登り詰め、夜明け前に稜線の小赤石岳の肩に到達、朝焼けに富士山が映えます🌋

小赤石岳山頂からモルゲンロートで赤く染まる荘厳な赤石山脈の盟主 赤石岳(3121m/国内7位)😄

これらの絶景も当初計画では観られなかったタイミングの光景で、まさに怪我の功名でした🤣

赤石岳に登頂、これで目標②コンプ🎉

山頂直下の赤石岳避難小屋は定員10名と激戦で、一度は取れたのですが休暇日程調整でリリース😔

見返り景観は、手前が小赤石岳、奥に昨日の荒川三山、さらに奥に仙丈ヶ岳、甲斐駒、間ノ岳、農鳥岳の南ア主力の峰々😆

さぁ、3100mから1150mの椹島まで標高差▲2000mを約5時間、長大な赤石の東尾根を下ります!
遅くとも11:00には下山出来そうで慌てる必要はなくなり😄、怪我をしないためにも余裕をもった行程計画が何より肝要です😉

赤石小屋までのトラバース道には多数の桟橋😑

通常、山小屋料金はこういった登山道の維持・整備費にも使われており、本当はどの山も徴収コストさえ見合うなら入山料を取るべきで、今ならGPSとETC技術の融合、山岳保険とのセット義務化で十分可能ではないかと思います。
雑草刈りから浮き石対策、木道やベンチ、梯子や鎖、ピンクテープやペイント設置、遭難救助など、本当にご苦労様です☺️

荒川小屋おにぎり弁当でエネルギーチャージ🍙

赤飯のようで実は小倉あずきの甘さが嬉しい気遣い😊

深く濃く、美しい森🌲

ハイペースで来たのでバス時刻まで余裕ができ、涼しさが名残惜しくてダラダラゆっくり下りました😅

リニア工事用のダンプの音に実社会に戻されつつ、無事に下山😄

椹島ロッジでシャワー浴びて、入念な事前トレ登山が効いて筋肉痛なし🎶

昨日の荒川小屋で仲良くなって、今日は逆周りの悪沢岳経由で下りてきた顔見知りと合流してビールで祝杯🍻🎉

小屋に泊まらないと乗れない東海フォレストバス(無料ですが貸出ヘルメット着用義務😱)で椹島から1時間🚌、畑薙ダム夏期臨時駐車場から静岡駅までは8/17までの季節限定1日1便しかない“しずてつバス(3500円)”に乗り継いで2時間半🚌、新幹線🚅で神奈川帰還20時過ぎと、南ア南部は本当に遠いです!

このアクセス難が北アに比べて人気がない理由の1つですが、一つ一つの山容がダイナミックで静かな南ア南部は山好きにはタマリマセン😉

さて、普通の人間は逆立ちしても天候には勝てません☔⚡🌧️

今回はギリギリのリスク判断が問われましたが、現場の情報交換や「山は逃げない」の格言を思い出して無茶しないと決断し、代替策に早々に切り替えたことが奏功、大変いい経験になりました🤔

目標達成のほか、山で知り合った方々と仲良くなってLINEグループを作ったりと、珍しくリカバリープランがオリジナルを上回った(可能性が高い)、思い出深い山行になりました🌞😄

Posted at 2025/08/09 23:20:32 | コメント(4) | トラックバック(0)
2025年08月03日 イイね!

本日、Y’ Clubに初参加させて頂きました!

本日、Y’ Clubに初参加させて頂きました!以前よりtaka4348さんからお誘い頂いていたY’s Clubさんの日曜定例オフ会に、本日、初参加させて頂きました!

偶然、発足一周年に居合わせて頂きましたが、自分と同年代の方も多く、BMWに縛られないOpenな雰囲気にも和ませて頂いて、30℃以上の灼熱☀️汗かき💦モードながらも1時間半がアッと言う間でした。

みんカラで既にご存知だった方ご本人とお会いしたり、今日初めてご挨拶出来た方など、主催者taka4348さんのお陰で誰とでも気軽にお声掛け出来て、とても愉しい時間でした。

大黒PA 7:30に壮観な一団が✨

バッカス64号は素材からして特別な異彩を放っていました。

ガンメタグレーのフルエアロM3コンペが異様に格好良すぎ😆

黒&カーボン基調で統一されたフォルムや内装はヨダレものです🤤

一方、白のBMWは眩しすぎます✨

本日知り合ったkame@440i号は、みんカラにはパーツレビューされていませんが、カーボン仕様で充実のエンジンルームを拝見🤓

同じB58エンジンMPモデル、スタディ横浜、3D Designエアロ繋がりと判って、直ぐにみん友になりました😄

参加者の方々は首都圏全域で、🟥スカイライン400Rの埼玉circuitデカールは遊び心とPRIDEですね🙌

ご厚意で運転席に座らせて頂いたら、まるで戦闘機のCOCKPIT✈️
エンジンルームのご説明での拘りのチューニング話は圧巻でした😳

一日では全くメンバーさんの愛車を拝見仕切れなかったので、今後は小まめに参加して少しずつ交流を深めさせて頂けたら幸いです♪

此れからもどうぞ宜しくお願い致します😊
Posted at 2025/08/03 11:47:41 | コメント(4) | トラックバック(0)
2025年07月21日 イイね!

磐梯山と一切経山に日帰り二山トレ

磐梯山と一切経山に日帰り二山トレ【毎度の山紀行です、ご容赦下さい】
15年前の磐梯山は百名山ピークハントが目的だったので、一番人気の最短ルート 八方台からのピストン(同一コース往復)、頂上はガスで眺望ゼロと、名峰なのに余り良い記憶がありません😢

今回のリベンジ登山は、磐梯山らしい荒々しい山容や火山口、池や沼などをじっくり楽しめる裏磐梯周回コースを、快晴の日を選んで山頂からの猪苗代湖や五色沼の眺め、そして夏山トレーニングの為に同日に一切経山(三百名山)にも登る一日二山が目的です😄

参院選も期限前投票を済ませて準備万端。
朝焼けに姿を現す磐梯山(1818m)に身震い⛰️

最大100台は停められそうな裏磐梯スキー場Pに5:00到着。
早朝はガラガラですが、下山時には40台以上泊まっていました。

最初一時間はゲレンデ登りですが早朝なので楽勝!

何とも美しい朝に、絶好の登山日和を確信🌅

ここから登山道、熊鈴を手で鳴らしながら鬱蒼とした森を通過。

噴気口分岐に到着。
登りは上級者用の破線ルートを使います。

ここが熔岩流で五色沼を形成した磐梯山噴火口で、爆裂火口の荒々しい断崖が朝日で際立ちます。

ここから急登で、まだ早朝なのにたっぷり汗を搾られます💦

花の名前を勉強しようかなぁ。

稜線に飛び出した!

背後には朝日を背にした櫛ヶ峰(通行禁止)。

そして目指す磐梯山の勇姿⛰️
コレが観たかったので裏磐梯コースで正解でした🤣

爆裂火口のシンボル、尖った天狗岩!

花は逞しい!

何故か一つだけ白いヤマホタルブクロ🧐

イヤー気持ちいい😁

弘法清水まで来れば山頂まではもう一息!
休憩小屋が開く前です。

冷たくて美味しい弘法清水💧

登頂者は歓喜、私もテンション爆上げ🤩

夢にまで見た磐梯山からの猪苗代湖に🗻

五色沼の桧原湖、やっと目的達成🏞️

下山ルートは爽快な森林コース!
9割が使う八方台コースから外れればグッと人が減り、晴れた百名山でも静かなひととき😚

小川の脇で小休止。

森を育み守ってこられた数多の方々に感謝しか有りません。

銅沼と書いてアカヌマとは、文字通り🟠色の沼でした。

ヤッパリ、この景観も拝まないと勿体ないです🏞️

戻ってきました(登山5:08~下山9:38)。
同じ山でもルートや季節によって印象が全く違うので、なかなか飽きません。

未舗装路の砂埃りで黒い車体は真っ白😔
ランフラットを脱いだ後なので、パンク防止には速度30km以下、尖った石を避ける細心の運転が必須です🤥

裏磐梯登山口にトイレが無かったので、桧原湖畔でお借りしたついでに、コーラで喉を潤してから…

今日、二山目の一切経山(1948m)の登山口 浄土平へ。

途中、磐梯吾妻レークラインと磐梯吾妻スカイラインをX4で気持ちよく駆け抜けました😊

火山の麓には高層湿原が広がります。

案の定、お昼過ぎから山頂付近にガスが出始めました☁️☁️☁️

頂上付近はほぼ平らなので、ガスが出ると登山道を示すロープが真価を発揮!
下山ルートを間違えると非常に危険ですので😣

山頂に着きましたが、残念ながら眺望はなし😢

少し下ってガスを抜ければこの天気なのに😌
温まった海からの湿った空気が山地に向かって急上昇すれば雲になる☁️
まさに中学校の教科書通り🧐

鎌沼へ向かう、余りに気持ち良すぎる木道☘️

百名山が終わった後は、登頂だけでなく自然をゆっくり楽しむ気持ちの余裕が生れました😊

そこかしこに地溏が点在!

雲が出て日光が弱まると、涼風が抜けて涼しい。

もうすぐゴールと教えてくれる花達。

戻ってきました!(登山11:22~13:42下山)

今日は磐梯山4h30m、一切経山2h20mともに休憩時間捻出して標準コースタイムの75%ペース、かつ体力に余力を残せたのでトレーニングとしてはまずまず順調😉

途中、つばくろ谷に架かる立派な橋梁と福島市を眺望して、

高湯温泉の「あったか湯」で汗を流して帰りました♨️

じゃらんの温泉ランキング一位を取ったことがある白濁の硫黄泉で、本当に気持ち良かったです☺️

今回は「一日二山」と、夏山縦走に向けた負荷を懸けたトレーニングでしたが、最高の磐梯山リベンジと爽快な南東北ドライブになりました😄

Posted at 2025/07/21 12:48:19 | コメント(0) | トラックバック(0)

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「ザ・オールラウンダー http://cvw.jp/b/3694453/48202571/
何シテル?   01/13 00:45
愛車はBMW X4 M40i/カーボンブラックです。 一般道から登山口駐車場までの数キロにも及ぶ未舗装の林道は、狭くてスレ違い箇所も限られ、ガードレールやカーブ...
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