同社のエロン・マスク最高経営責任者(CEO)がパリ国際自動車ショーで、ロイターのインタビューに語った。
同CEOは、「RAV4」初のEVモデルが、テスラが買収するカリフォルニア州北部にあるトヨタ(7203.T: 株価, ニュース, レポート)と米ゼネラル・モーターズ(GM)[GM.UL]の合弁工場で生産される可能性が高いとした上で、需要が数万台規模に拡大すれば、ニュー・ユナイテッド・モーター・マニュファクチャリング(NUMMI)の工場から生産拠点を移さざるを得なくなるだろう、述べた。
また「われわれはサプライヤーだが、共同開発者でもあり、トヨタのエンジニアとテスラのエンジニアは密接に協力し合っている」と述べ、テスラ側は「RAV4」EVモデルのパワートレインに責任を担っていると指摘した。それにはバッテリー、モーター、インバーター、チャージャー、トランスミッション、ソフトウェアも含まれるという。
テスラは10万9000ドルの電気自動車「ロードスター」で知られており、セダン「モデルS」の生産を目指している。
マスクCEOは、同社は十分な資金を持っており、「モデルS」を2012年半ばに発売したい、との考えを示した。2013年末からは同一プラットフォームを用いた他モデルの発売も計画しているという。
Posted at 2010/10/02 01:25:30 | |
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