F12025 第五戦 サウジアラビアGP決勝が
日本時間4月21日午前2時より開始!
舞台はジェッダ・コーニッシュ・サーキット

市街地に特設されたサーキットで、普段は一般道として利用されています。
全長6.174キロ コーナー数は27
このサーキットの特徴はなんといっても
超スリリングな高速サーキットである事
道幅は細く、ウォールに囲まれた高速コーナーが連続して襲いかかるため、視界も悪く、一つミスするとウォールに激突する超危険なサーキットなのである。もはや欠陥サーキット…
スターティンググリッドはこの通り
01. マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
02. オスカー・ピアストリ(マクラーレン)
03. ジョージ・ラッセル(メルセデス)
04. シャルル・ルクレール(フェラーリ)
05. アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)
06. カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ)
07. ルイス・ハミルトン(フェラーリ)
08. 角田裕毅(レッドブル)
09. ピエール・ガスリー(アルピーヌ)
10. ランド・ノリス(マクラーレン)
以下20番手まで省略
注目は現王者フェルスタッペンとチャレンジャーのピアストリによる優勝争い&角田裕毅とノリスがどこまで上位に食い込むか。
さてレーススタート!
道幅の狭いジェッダ
オープニングラップはやはり荒れる
1週目。スタート大成功のピアストリがフェルスタッペンに並ぶと、弾き出されるようにコースアウトするフェルスタッペン。
そのままショートカットするようにピアストリの前に出て先頭に戻ります。フェルスタッペンに5秒ペナルティが課されることになるのだが、逃げ切りを図るかのように大逃げ。ピアストリは気流の乱れたフェルスタッペンの後を追います。
さらにその裏では

角田とガスリーが接触によりダブルクラッシュ!
これにより両者リタイヤになってしまいます。
これは前にいたサインツがスタートに失敗。後ろで角田が詰まったところをガスリーが横から並ぶと狭いコーナーをサイドバイサイドで迎えた事により、お互い行き場をなくしてしまったようで接触。
どちらももう少しスペースを空けれたのではないかと議論を呼んでいるが、これに関しては両者お咎めなしのレーシングインシデントとして処理された。
なんとも無念なリタイヤで悔しくて眠れなかった…
角田は2戦連続ポイントが掛かってたし、レッドブル昇格後3戦目として上位に食い込んで評価を上げたいところだった。その焦りがあってか悪い結末になってしまいました。
それに、角田とガスリーは元チームメイトで、F1屈指の仲良しコンビ。関係性が悪くなる事はないだろうけど、なんだか悲しい結末です。
レースが動き始めたのは20周を過ぎたあたり。
フェルスタッペンを追うピアストリは先にピットイン!
ハミルトンの後ろ5番手につける。
しかしハミルトンのペースが悪過ぎて詰まってしまうピアストリ。
その間にフェルスタッペンとの差がグングンと離される。
ただ今年のピアストリは勢いが違う。
なんとハミルトンを高速コーナーのアウト側からぶち抜く劇的オーバーテイク!!
この瞬間にピアストリの優勝を確信したね。
その後フェルスタッペンを含め全車ピットインを終えると気付けばピアストリが首位に立つ。
3番手争いでは珍しく爆速ピットを成功させたフェラーリのルクレールがラッセルをオーバーテイクしてノリスを完封する見事な走りを見せる。
周回数は50周を迎えてレースは終了
サウジアラビアGPを制したのは
オスカー・ピアストリ!!!
以下順位はこの通り
2 フェルスタッペン レッドブル
3 ルクレール フェラーリ
4 ノリス マクラーレン
5 ラッセル メルセデス
6 アントネッリ メルセデス
7 ハミルトン フェラーリ
8 サインツ ウィリアムズ
9 アルボン ウィリアムズ
10 ハジャー レーシングブルズ
11 アロンソ アストンマーティン
12 ローソン レーシングブルズ
13 ベアマン ハース
14 オコン ハース
15 ヒュルケンベルグ Kickザウバー
16 ストロール アストンマーティン
17 ドゥーハン アルピーヌ
18 ボルトレート Kickザウバー
ー 角田裕毅 レッドブル
ー ガスリー アルピーヌ
レース総評
痺れるようなレースを見せたサウジGP。
しかし、終わってみれば全ては1週目で明暗が分かれたような結果でした。
ピアストリはスタートでフェルスタッペンより前に出れたことで優位にレースを進めた。
角田とガスリーがクラッシュでリアイヤしたが、その後はリタイヤが出ず。
これにより前が2人消えた10番手スタートのノリスは4番手までジャンプアップ。
ルクレールは最初から最後までペースを保ち続けて終盤ラッセルをパス。
こうしてみると角田がクラッシュしてなけば何位でチェッカーを受けれたのか非常に気になってモヤモヤしてしまいます。
そして、もう一人心配なのがランド・ノリスさん。
昨年は同僚ピアストリよりも結果を出してチームのコンスト優勝に貢献しました。
絶好調のマシンで今年こそはドライバーズタイトルをというところでピアストリの覚醒。
さらに前から指摘されてきたメンタルの弱さがピアストリとの比較で顕著に表れてしまう始末。
決勝こそ巻き返しを繰り広げたが、次こそは優勝争いを繰り広げて欲しいですね。
さて、次戦は2週間後の5月5日
アメリカ・マイアミGP
次戦もピアストリが優勝を手にするのか。はたまたフェルスタッペンのリベンジか。それともノリスの復活か。ルクレールにラッセルも今季初優勝を手にしたいところ。
そして、角田は来週シルバーストーンでRB19の走り込みを敢行!現状打破できるのか!?
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2025/04/21 21:13:41