待ちに待ったサマーブレイク明けのF1第15戦オランダGP!
舞台はザントフォールト・サーキット
ターン3とターン14のバンクのついたコーナーが特徴的で、狭い道幅ながらライン取り次第でオーバーテイクを狙えるスリリングなテクニカルサーキットです。
予選グリッドはこの通り
1番手ピアストリ2番手ノリスのマクラーレンコンビを3番手フェルスタッペンが追う形。
4番手にはなんとハジャー。表彰台圏内に割って入る事はできるのか。
角田は12番手から8戦ぶりのポイント獲得を目指す。
ミディアムスタート優勢の中レッドブル2台はソフトタイヤスタート。
これが吉と出るか。
レーススタート
フェルスタッペンがノリスの前に出るも、挙動を乱し危うくスピンしかける。
しかし流石のフェルスタッペン!
体勢を立て直して何事もなく走る。

9周目 ソフトタイヤのデグラデーションが出始めたか、ノリスがアウトからオーバーテイク。
ノリスが2位に上げる。
角田含め各車ピットインし始めるが…

ハミルトンが単独クラッシュ!
これよりりSF導入。
先にピットインしたドライバーはアンダーカット失敗となってしまう。

サインツとローソンのバトルでサインツにダメージ。さらにペナルティまで追加される始末。
サインツもこれには激怒を越して呆れ模様。後でスチュワードにカチコミ宣言をかます。
32周目にはラッセルとルクレールの5位争いが激化。サイドバイサイドのバトルにルクレールが強引にインをついてルクレールが前に出る。

そんなルクレールは52周目にアントネッリに追突されてクラッシュ!
これによりフェラーリ全滅…

クラッシュ後、丘の上で黄昏れるルクレール。
座ってるだけで絵になりますなぁ

レースも終盤65周目
なんと2位ノリスのマシンから発煙が!
そしてマシンはストップ
なんとチャンピオン争いのノリスがまさかのリタイアになってしまいます。
ノリスのクラッシュにより、
1位ピアストリ 2位フェルスタッペン
そして3位にはハジャーが入る展開!
初の表彰台に向けてハジャーに注目が集まる!
最終ラップ

ピアストリがPole to win!

ハジャーはラッセルを抑え続けて3位表彰台を獲得!
以下順位はこの通り
1 オスカー・ピアストリ マクラーレン
2 マックス・フェルスタッペン レッドブル
3 アイザック・ハジャー レーシングブルズ
4 ジョージ・ラッセル メルセデス
5 アレクサンダー・アルボン ウィリアムズ
6 オリバー・ベアマン ハース
7 ランス・ストロール アストンマーティン
8 フェルナンド・アロンソ アストンマーティン
9 角田裕毅 レッドブル
10 エステバン・オコン ハース
11 フランコ・コラピント アルピーヌ
12 リアム・ローソン レーシングブルズ
13 カルロス・サインツ ウィリアムズ
14 ニコ・ヒュルケンベルグ Kickザウバー
15 ガブリエル・ボルトレート Kickザウバー
16 アンドレア・キミ・アントネッリ メルセデス
17 ピエール・ガスリー アルピーヌ
-- ランド・ノリス マクラーレン
-- シャルル・ルクレール フェラーリ
-- ルイス・ハミルトン フェラーリ
総括
今年のオランダGPはかなり荒れたレースになりましたね。そんな中で、優勝したピアストリはもう盤石すぎるほどの強さでしたね。ノリスが不運のリタイアしたために、今年のチャンピオン争いで大いに優勢になりました。
そんなノリスは、ここ数戦調子が良かったのにマシントラブルでリタイアは本当に残念です。
まだあと9戦ありますからまだわかりません。
ハジャーの3位初表彰台おめでとう!
フェルスタッペンにも負けない走りをしつつ、最後まで良いペースで走れてたのが良かったですね
でも、角田があのマシンに乗れていればとか考えてしまうのも複雑なところではあります。
そんな角田は不運の重なるレースで、ピット戦略は失敗するわ、ハースのトレインに阻まれ続けるわ、最後にマシントラブル抱えるわで大変でしたが、そんな状態でも果敢にオーバーテイクを行い9位入賞!これは特別な9位入賞です。これを境に表彰台も狙うほどの活躍を期待しております!
フェラーリは2台ともクラッシュでリタイアと最悪なレースになってしまいました。特にハミルトンの不調が続いてるのが心配なところ。次はモンツァGPなのでなんとかフェラーリには頑張って欲しいところです。
メルセデスはラッセルがマシンダメージを抱えつつ4位で終えたのは流石でした。アントネッリはまだ荒削りなところがありますが、フェルスタッペンの1年目はもっと危ない奴だったので、今後の成長に期待です。
こういう荒れたレースでなぜか結果を残せてしまうストロール。ネタキャラ感が否めませんが、案外速いドライバーなのかもしれません。
ガスリーは終盤まで入賞圏内にいたのに、タイヤが持たずにラスト4周くらいでズルズルと最後尾まで落ちてしまいましたね。
さて次戦はイタリアGPモンツァ・サーキット!
PUの性能が試される超高速サーキットでどんなレースが繰り広げられるのか!
そして、角田選手はとにかく良い結果を残して来年に繋ぐ走りをしてほしい!
9月7日の決勝が待ちきれません!
Posted at 2025/09/04 08:01:07 | |
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