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＜フロン密輸未遂＞埼玉県の会社役員ら４人を逮捕　大阪府警など

　輸入規制されている特定フロンガス「フロン１２」が押収された事件で、大阪府警と警視庁、大阪、東京両税関は２９日、埼玉県所沢市の会社役員、阿部等容疑者（５２）ら４人を関税法違反（密輸未遂）の疑いで逮捕したと発表した。

　他に逮捕されたのは、同県戸田市、同、野田年保（６１）▽東京都多摩市、同、鎌田修明（５３）▽同練馬区、会社員、千葉敏夫（５４）の各容疑者。

　調べでは、阿部容疑者らは今年６月、中国・香港から建築資材に隠して２５０ミリリットル入りのフロンガスの缶約１万１５００本（計約２．９トン）を積み、大阪南港に密輸しようとした疑い。このほか、今月３日には東京・大井ふ頭で陸揚げされたドラム缶の中から、約３トンのフロン１２が押収された事件にも関与した疑いが持たれている。

　フロン１２は、オゾン層を破壊するとして先進国の輸入・製造を禁止されているが、冷媒ガスとして使うカーエアコンを搭載した車は日本国内に約２０００万台近く残っており、昨年５月から計６件の密輸入が摘発されている。　【亀田早苗】（毎日新聞）

これは、毎日新聞の記事です。
みなさんは、これをどう感じますか？
確かに、法を破る事はいけないことです。
地球環境を考えれば、新車に乗り換えや、ガスの変換の改造、代替ガスへの変更、と言った方法をとるのがいいでしょう。
しかし、車と言えば財産です。
簡単に買い替えできる人や、改造できる人はそれでいいですが、なけなしのお金をはたいて車を買った人、毎月の生活費を削ってでも車のローンを払ってる人、ほとんどの人が、自分の買った車に使われているガスが生産も、輸入も禁止されているガスを使っているとは知らずに買ったことでしょう。
それを急に「その車のクーラーガスは禁止されていますから、車を乗り換えてください」「代替ガスしかダメですから、クーラーの効きは悪くなるし、壊れても保証できません」と言われた方の身にもなってください。
これから作る車を新型フロンに変更するのは当たり前の事ですが、すでに旧ガスの車に乗っている人に負担をかけるのはどうかと思います。
旧ガスを必要とする車があるのですから・・・
例えば、旧ガスの車を乗っている人が新ガスの車に乗り換える時は優遇制度をもうけるとか、
排ガス規制のように、猶予期間を設けるなどの処置があれば良いのですが、そのような対策もなく、有無を言わさず規制がかけられるから、それに乗じて、儲けようとする人があらわれ、数年前まで数百円だったものが４０００円や５０００円で販売されるようになるのです。
実際、アミューズでも、密輸された商品とわかりながらでも、その金額で購入する以外に方法はありません。
当然、代替ガスも在庫として置いてはいますが・・・
代替ガスの方が、安いですし、環境にとってはいいのは分かっていますが、代替ガスによる故障は保証されません。
そして壊れてしまうと、１０万円や２０万円、場合によっては４０万円以上もかかる可能性もあります。
しかも、それだけお金をかけて、修理しても、また代替ガスを使用していると、すぐに壊れてしまう可能性もあるのです。
旧ガスを使用している車に乗っている方にとってはとんでもない話です。
アミューズでも、「あなたの車は製造中止のガスを使っていますから、車を乗り換えてください」とか、「壊れる可能性がありますが、代替ガスを使います」とか、黙って、代替ガスを入れたりするのが嫌なので、密輸とわかってはいても買わざるをえない・・・と言うのが現状です。
そして、車を買い換えるのか、高い金額を出してもらって、新ガスのクーラーに改造するのか、壊れる可能性があっても、ガスの安い、環境によい代替ガスを使うのか、それとも、密輸とわかっていても従来通りの修理をするのか、車の持ち主と良く相談して決めています。
密輸商品、地球環境に悪い商品を取り扱っていると言うことで、反対意見も多数あると思います。
この事について、賛成意見、反対意見などありましたら、メールや、掲示板などで、みなさんの意見を聞かせてください。
意見を参考にして、これからどうするべきか、検討したいと思います。