昨日、マークXのバッテリーが3年半で突然死しました。
通勤時だったので1番困るパターンです。
その後、急遽有休を取り自宅に戻ってきました(仕事<趣味なので笑)。
さて、バッテリーはもってももたなくても秋の車検時に交換する予定でしたので、半年早かったものの計画を実行することにしました。
作業の方で少し触れましたが、2017年に購入したHA36Sアルトワークスでは、すぐにSHORAIバッテリーに交換し、恐ろしく低回転域のトルクが増加したかのように滑らかに走ってくれたので、今回もリチウムイオンバッテリーを投入いたします。ちなみに5年後に手放すまで全く問題は発生しませんでした。
そして今回は、この週末にモノが届かないと困ってしまうため、在庫確認と発送日、到着日を問い合わせしながら探し、その結果クラシックミニ専門店キャメルオートで販売しているULTRA NOVA UN-D24L を購入することになりました。

ケースサイズは60D24Lと高さ及び長さが等しく、純正のステーのまま取り付け可能でした。

便利なのがBluetoothでバッテリーの状態が確認できること。

さて、作業後の感想ですが、鉛からリチウムイオンへの交換は、アルトワークスと同じく効果覿面です。
まず、エンジン始動の時点で違い、セルの回り方がとても力強く、エンジンがスッと気持ちよくかかります。
走り出しも軽快で、Dレンジに入れてアクセルを踏んだ瞬間の反応が良くなると同時に、低速域でのエンジン回転が滑らかになりました。エコモードでも「ちょっとトルクが増した?」と思うほどで、全体的にクルマが軽くなったような感覚があります。
元の鉛バッテリー(PG60D23L)はCCA 550Aだったのに対し、今回のリチウムイオンはCCA 850A。
この「CCA(コールドクランキングアンペア)」というのは、−18℃の環境で30秒間に出せる電流の量を示す数値で、エンジンのかかりやすさや電圧の安定性に関わる大事な指標です。
数値上の違いはもちろん、実際に使ってみてその差はしっかり体感できました。
それから重量差も大きなポイント。純正の鉛が約15.5kgあったのに対し、今回のリチウムは実測で約5.7kg。なんと約10kgの軽量化です。
ちなみにまだ家の周りをぐるっと走っただけなので体感できておりませんが、フロントの動きは確実に変化すると思われます。
価格は56,100円(税込)と安くはないですが、始動性や走りの質感を考えると、アルトワークスの時と同様に個人的には納得の内容でした。
「バッテリー=消耗品」ではなく、「バッテリー=チューニングパーツ」であると、再確認できました。
もしどこかでお会いした際、是非乗って体感してみてください。言ってることがすぐに理解できると思います。
ショップの製品紹介では4キロとなっておりますが、応急起動機能が追加され多少重量増となっているようです。
https://camel-auto.co.jp/lithium_battery
※バッテリーが細く純正のステーではしっかり両端を固定できていないため、完璧な固定方法を考えています。
Posted at 2025/05/10 12:54:29 | |
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