かりこりのブログ一覧

十数年ぶりに仕事でベンガルールに行ってきました。いつの間にか都市の名前がバンガロールからベンガルールに変わっていました。

印度を見ずに語る世界は薄っぺらい蘊蓄と言われる通り、異世界に来たなと実感します。道路は以前よりきれいで、空港も新しくなり、列車も走っているようですが、相変わらず道路の混雑はすごかったです。

ラッシュアワーに雨が降ると二キロの道のりが車で一時間です。
交通事情が厳しいので、オフィスすぐ近くのホテルがおすすめです。外国人ビジネスマン向けのそこそこ上級のホテルばかりなので現地の貨幣価値を考えるとかなり高いですが、サービスが良くて快適です。一泊二～三万円ですがスタッフがいっぱいいて素晴らしいもてなしでした。

印度は若い人が多く、教育レベルが高くて英語を話すエンジニアがたくさんいるので、会社も街も活気がありました。
テック系企業が集まっているエリアは新しい建物が多く清潔ですが、ちょっと離れるとスラム街が目に飛び込んできます。米国や欧州のテック企業で上級職の方々は並の日本人より給料も高く、貧富の差がすごいのではないかと思いました。若手エンジニアは日本より安い給料でかつ優秀なので、日本はこのままでは(既に)やばいような気がします。


食事はおいしいのですが、カレー、タンドーリ味の肉・魚・野菜と三食同じテイストです。辛さも日本の印度料理屋だと大辛なのがデフォルトです。


前回と違って週末に自由時間があったので、ガイド付きツアーで市内散策しました。ベンガルールは観光地ではありませんが、自然もあるし、歴史もあるので面白いです。



仕事は所属する部署のダイレクターが招集した会議で今後のビジネスやチーム運営を話し合うというよくある内容の出張でした。

現地のレストランなどのスタッフも一応英語を話しますが、訛りがきつくて聞き取りが難しかったです。印度便英語のリスニングは重要なのでトレーニングが必要です。