ATFウォーマー目詰まり

これが摘出後のヒーターポンプ。

ラジエーター下部に取り付けられています。工具が入らず知恵の輪状態でなんとか摘出。
このクルマは確かヒーターポンプが2つ付いているはず。

これがATFウォーマー。右手前のパイピングがクーラントの配管。くの字に曲がっていて更に入り口、出口の径が異なるので詰まりやすいのでしょう。ここからポット洗浄中を溶いたお湯を使い、ポンプで圧送するのです。
ちなみにキャップの付いている管はATFの配管。

この緑色の塊がどさっと出てきます。

これも。

摘出したヒーターポンプを分解してみると、このようなカルキが出てきました。これが詰まるのですね。

ヒーター温度が正常に戻りました。
温度は32°設定でまだまだ上がり続けてます。
ちなみに詰まっていた頃は30°にも届かない程度です。風力を上げると冷風が出てくるばかりで、逆に風力を弱くしてあげると生温い風が出てくる程度。

作業工程として
①ATFウォーマーの配管からそれぞれホースを抜き
②切り売りしホースをATFウォーマーの配管片方にセット。もう片方は電動ポンプの出口にセット。
③更にもう1本の切り売りホースを電動ポンプの入りにセットしもう片方はバケツにセット。バケツにはお湯に溶いたポット洗浄中を入れておく。
④電動ポンプを回す。するとゴミが出てくる。
⑤もう片方のATFウォーマーの配管にセットして同じ作業をする。
⑥必要であればクーラントを継ぎ足す。

ご不明点等あればメッセージください。
詳しくお教えします。