
オートマはアメリカで生まれました。
日本の発明品じゃありません。
我が国のオリジナルです。
しばし遅れを取りましたが、
今や巻き返しの時です。
…3ATは好きだ…
3ATがお好き?
結構、ではますます好きになりますよ。
さあさどうぞ
ガチャ(Dレンジ)
バタン!(シフトショック)
快適でしょう?んああ仰らないで。
前進が3段、でもDCTなんて見かけだけですぐぶっ壊れるし
よく滑るわ、すぐひび割れるわ、ろくな事はない。
加速時間もたっぷりありますよ(3速直結)、どんな長身の方でも大丈夫。
どうぞ回してみて下さい。(ロックアップ無し)
いい音でしょう。余裕の音だ、馬力が違いますよ(カタログ83ps)。
このように戦前からある由緒正しい3ATですが、
うちのDWデミオは入手時にATFが全然入っていなくて足したらすぐ壊れて、すこし経ちました。
気が狂って5MTを丸車ごと用意しましたが、ダメ元で修理します。
所有している唯一のAT車です。イージードライブを謳歌しないといけません。
ですが、私は初等教育の原チャと中等教育の自動二輪でしか内燃機関に触ったことのない中卒低学歴者です。エンジンは手で持ちあがると思っています。ロクな工具も持っていません。
怖い先輩にピエンと泣きついて手伝ってもらいました。
3ATをわざわざ修理しようとかいう歴史的な喜劇に興味を示したのか
最終的に4人も集まり、作業場には4台も車が集まったのに全部MT車でした。
時代は3ペダルです。
いざ作業場に入れようとしたら、
いよいよ末期のようでレンジを変えるだけでアイドリングストップしてくれます。
車ごと捨てた方がいいかもしれません。
怖い先輩たちにドヤされながら、
車体下にほとんど潜ったことのない私はATパンだけでも
メンバーとスタビに阻まれてヒィヒィいいながら外しました。
はぐったパンがこちらです。

オイルパンの内側はラメ入りのマシングレーメタリック塗装が施工されていました。
ネオクラ車は今では考えられない過剰品質と言われますが、オイルパンの裏にメタリック塗装が驕られています。
注目すべきは上に映っているこれです。

メタルポンデリング
分類
界 : 植物界
階級なし : 被子植物
階級なし : 真正双子葉類
目 : ミスド目
科 : ドーナツ科
属 : テップン属
種 : メタルポンデリング
wikipediaより
リュウゼツランの花を見たことがあるのが少し自慢の私ですが、
これは初めて見ました。
ATFを大切にされた車(未交換)は、まれに咲くことがあると言われるものです。
28年物だと推測されます。
残念ながら光にさらされるとすぐ枯れてしまいます。
可哀そうですが、ウエスに包んで供養しました。
この時点で全員顔面蒼白で
首を縦に振る医者が居ない状況でしたが、
組んでも組まなくても不動です。
今、私にできる最善の選択は、この車を捨てて中古のDEデミオを買ってくることだけです。

御開帳すると、油路ごとに色が違います。
直前には、レベルゲージ読みで増えていたので
行くべきところに行ってないのは大体確定でしたが、
目視で分かるような血栓や、塊のようなものはほぼありませんでした。
別の所も死んでいる可能性があります。
ですが、油路には鉄粉はほぼ見当たりませんでした。
オイルパンの惨状を見るに、茶こしみたいなフィルターはキチンと仕事をしていたようです。
絶対にいらないバルブボディの脱着手順は記事を別に書いてます。
多段化至上主義が崩壊して再び3ATが覇権になった後世のために残します。
Posted at 2026/06/15 01:30:24 |
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