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以前BNR32GTRのエンジンO/Hしたときの画像がありましたので掲載していきたいと思います。

F40に限らず年数の経過しているFerrari はリレーboxの配線やカプラーが故障しやすいそうです。理由はリレーBOXが横に設置しているので年数が経過すると振動などで接触不良を起こすそうです。
今回の画像は対策済みのF40のブレーカー仕様です。リレーbox撤廃して新たにカーボンのベースにリレーを設置しヒューズを撤廃してブレーカーを取り付けています。リレーも国産の物に変更し設置の仕方も対策済みです。カプラーはすべてキャノンコネクターに変更しています。

F40用に作成されたメーターパネルです。埋め込み式です。F40とF328とF348仕様があります。
いつもお世話になっているMyuon製です。裏側の見えない場所の配線処理も美しいです。ちなみにこの車両の配線はすべて航空電線（テフロン電線）で引きなおしカプラー部分はキャノンコネクターを使用しています。それだけで重量が10㎏ぐらい軽くなるみたいです。

F40にA/Fセンサーを取り付けた画像です。

年始をむかえましたが、年末作業をしたF40のエンジン調整の続きを書き込みたいと思います。
まずインマニはばらして洗浄し穴の開いている箇所を補修し、面修正、ガスケット、オーリング類は交換しエンジンに取り付けました。取り付けたらスロットルセンサーの電圧を両バンク規定の数値にあわせますが、たまに故障しているセンサーもありますが今回は大丈夫でした。スロットルバタフライは全閉状態にして両バンクのロッドもあらかじめ修正して取り付けます。それから両バンクのエキゾーストにA/F計を取り付け両バンクの空燃費を調整します。F40はコンピュータでアイドル燃料を両バンクごとに調整できるので大変便利ですね。
アイドルの回転数、各気筒の同調、空燃費をあわせたら回転数をあげてスロットルバタフライの両バンクの開き具合を調整します。
今回はいろいろな箇所に問題がありすんなり作業が進行しませんでしたが無事年始をむかえることができました。