
ジョアンヌ・ショウ・テイラー(Joanne Shaw Taylor、1985年生まれ)は、イギリス・ウィンズベリー(ウェストミッドランズ州)出身の女性ブルースロック・シンガー&ギタリストです 。
🎸 キャリアハイライト
発掘と初期:16歳のとき、ユーロニクスのデイヴ・スチュワートに発掘され、彼のスーパーバンド DUP のツアーに抜擢されます 。
デビュー〜初期アルバム:「White Sugar」(2009年)、「Diamonds in the Dirt」(2010年)は米ビルボード“Top Blues Albums”チャートでそれぞれ8位にランクイン 。
受賞歴:2010年と2011年に英国ブルース・アワードのベスト女性ヴォーカリスト部門で受賞したほか、2011年には新人ソングライター賞も受賞 。
その後の活動:
「Almost Always Never」(2012年)は英ジャズ&ブルース・チャートで1位に 。
「The Dirty Truth」(2014年)は英本国アルバムチャート41位にランクイン 。
2016年「Wild」、2019年「Reckless Heart」などと共にキャリアを積み上げていきます 。
🎶 近年の成果
ブルース界の頂点へ:「The Blues Album」(2021年)はジョー・ボナマッサとジョシュ・スミス共同プロデュースによる作品で、米ビルボード・ブルース・チャート1位。続くライブ盤「Blues From The Heart Live」(2022年)も同チャート1位を獲得 。
最新作『Heavy Soul』(2024年)はケヴィン・シャーリー制作で、ソウルやポップも融合した新境地。米ビルボード・ブルース・チャートで2位にランクイン 。
ツアーと生活:現在は米ナッシュビル拠点で活動し、欧米を中心に精力的にツアー中 。
🎤 スタイルと影響
演奏スタイル:トレードマークはフェンダー・テレキャスター(特に15歳から愛用の“ジュニア”1966年Esquire)。アンプはツイード系フェンダーを多用 。
音楽性の礎:スティーヴィー・レイ・ヴォーン、アルバート・コリンズ、ジミ・ヘンドリックスなどの影響を受け、若いころからクラシックギターを学びつつも14歳から電気ギターに転向 。
🔍 要チェック曲・アルバム
アルバム 特徴
White Sugar (2009) 初期作 「AllMusic」評では「驚異的なデビュー作」と高評価
Diamonds in the Dirt (2010) 成長作 「新人離れした権威」を示した進化作
The Blues Album (2021) カバー集 古典ブルースに独自を注入し、ブルースチャートNo.1
Heavy Soul (2024) 最新作 ソウル・ポップ融合で新境地、ブルースで2位
ジョアンヌは単なるギタリストにとどまらず、ソウルフルでパワフルなヴォーカルを持ち、現代ブルースを牽引する存在です。ライブ映像や最新アルバムもおすすめ。ぜひチェックしてみてください!
Posted at 2025/06/12 14:59:41 | |
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