メーカー/モデル名 | 日産 / オーラ e-POWER ニスモ チューンド e-POWER 4WD(1.2) (2024年) |
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乗車人数 | 2人 |
使用目的 | レジャー |
乗車形式 | マイカー |
おすすめ度 |
4
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満足している点 |
1. 圧倒的な加速と安定感 パワートレインがe-POWERというのもあり、加速力は非常に高いです。ノーマルの方も十分な加速ですが、NISMOとなると結構強めな加速感を味わえます。 また2wdと比較して、4wdは高速走行時に安定感があります。加速時もぶっ飛ぶ感じではなく、後ろから強く押されるような力強さがあり、普通に運転する分にもNISMOモードが使える程度には安定していると思います。 2. Bセグ唯一の高級感と静粛性の高さ 「とにかく静か!」 この一言に尽きます。遮音性が高く、信号待ち時に外の音があまり聴こえないため、Boseスピーカーで音楽をかければ外の音はほぼ聴こえなくなります。走行中も、高速巡航中でなければクルマからの音が少なく、むしろロードノイズが気になってしまうほどですね。 高級感についても、NISMO仕様の赤アクセントを基調とした内装となっていて、レザーが使われている部分も(高級車ほどではありませんが)多くあるため、所有満足度が感じられる作りだと思います。 3. インフォテイメントとACC走行の質の高さ 他社のBセグ車両と比較しても、メーターディスプレイや純正ナビの使いやすさが一際強く感じられる仕上がりです。各社それぞれでデザイン等があるので好き嫌いはあると思いますが、日産はナビの表示をメーター内に表示できたり、ストップランプ表示ができたりと他社にない使い勝手の良さがあります。 ACC走行(プロパイロット1.5)も非常に優秀です。基本的に高速巡航時のみの使用ですが、速度調整の仕方が中々に上手く、不穏な挙動も見せないので、気楽に任せられるのは嬉しいですね。 |
不満な点 |
1. スペース効率や収納面がよろしくない 正直、スペース効率は良くないです。デザイン上仕方ないのかもしれませんが、センターコンソールにカップホルダーが無い点や、その割にコンソール下に大きめのティッシュ箱が入らなかったりと、個人的には不便に感じますね。 後部座席についても、ノーマルにはあるアームレストがなく、コンビニ等のコーヒーカップが置きにくいのはマイナスかなと。 2. Bセグの割に乗り出し価格が高すぎる 自動車メディア等で「コスパ良し」とされていますが、それはあくまで「車両価格だけ」の話であって、乗り出しは車両価格+100万程度は見積もっていた方がいいです。RECAROシートだとそこから更に+40万程度上乗せされるので、そう考えるとコスパはあまり良くないと思います。 私は試乗した上で、走り心地に感動したのでこの価格でもやむ無しと思っていますが、何か訴求されるものを感じない方からすれば割高すぎますね。 |
総評 |
加速感や静粛性にこだわる方には本当にオススメしたい1台です。試乗することで感じられる価値があまりに多いクルマですので、少しでも気になっているなら動画等を観るよりも実際に試乗した方がいいと思います。 なお、価格帯の高さと独特な持ち味なため、万人にはオススメできないと思い、総合評価は星4とします。 燃費の悪さ、アシの硬さ、値段云々と悪い部分を(謎に)強く書かれがちなクルマですが、価値観は人それぞれですので、インターネットの文字面だけに惑わされず、実際に乗る、オーナーの生の声を聞く等をして、良し悪しを自分で判断して購入の検討をされることを強くお勧めします。 |
デザイン |
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○エクステリア
赤のアクセントが多く、ボディ色との組み合わせ次第では非常に目立つため、人は選ぶかと思います。(私は程々にイカつい雰囲気が出てるので結構好きです) エアロが組まれているため、見た目は勿論ですが、高速走行時の安定感にも繋がっているので、高速巡航の頻度が多い方にはオススメしたいですね。 ○インテリア 赤のステッチがあしらわれているレザー調が多く見られ、スポーティ感と高級感の両立がなされています。シートについては前席であれば疲れにくいですが、後部座席は足元が狭く、アームレストやカップホルダーが無いといったスペース効率の悪さも有り、居心地はあまり良くないです。NISMOは走りにこだわるクルマですので、個人的に後部座席はあまり重要視しませんが、客観的に見ればネガ要素になるかもしれません。 なお、インパネ周りのボタン配置はシンプルで、シフト操作も分かりやすいので、よく考えられていると思います。 |
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走行性能 |
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強いトルクに加え、「走る・曲がる・止まる」の基本が作り込まれていると思います。4wdというのもあり、走行安定性やカーブでの挙動安定感は非常に高いと思います。制動性能については、制動力は至って普通ですが、Bレンジに入れた際にアクセルだけで制動を効かせられる利便性の高さには感動しました。
高速巡航時にはエンジンが頑張って回りますが、電欠になるといったことはなく、加速感が衰えることもありません。NISMOモードにすると高いレスポンスを発揮するためか、よくエンジンも回りますが、逆にそれが高揚感を出すので楽しくクルマを操れます。 |
乗り心地 |
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アシが結構硬めに作られているので、段差等を越えた際の振動はビシっと収まります。高速巡航時もアシの固さなのか挙動が安定しており、カーブ侵入時のライントレースも安心です。
一方で、トレードオフの部分として、下から突かれるような感覚は強いです。前席はともかく、後部座席の方は窮屈なのも相まって結構ストレスになると思われます。 どのような用途によるかで評価が分かれるとは思いますが、ドライバー目線だと突き上げ感も楽しいので個人的には大満足です。 |
積載性 |
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前席はしっくりこないセンターコンソールがあり、正直少し使い辛いです。MCでグローブボックスに仕切りができたため多少は使いやすさが改善されたらしいですが、もう少し一工夫が欲しいとは思いますね...
後部座席はカップホルダーがなく、コーヒーカップの置き場に困ります。一方、後部座席を倒すとフラットなトランクになるので、一時的な車中泊程度であれば問題なくこなせるかと思います。 総合的に観るとネガが目立ってしまうのが少々残念ですね... |
燃費 |
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実燃費は加速強めの運転で17km/L前後です。郊外巡航だと20km/L程度まで改善するので、乗り方に寄るとは思います。普通のガソリン車の感覚で乗ると燃費が悪化しやすいので、その点は慣れやスキルに依存するかもしれません。
加速を楽しむクルマですので、個人的には燃費はあまり気にしていません。 |
価格 |
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正直言って割高です。本体価格は340万ちょっとですが、プロパイ含む抱き合わせMOPが40万超ですし、諸経費(税金等含む)も30万超ですので、新車価格だと400万は見た方がいいと思います。
決して安いとは言えないので、他のクルマと乗り比べをした上で納得のいく決断をされることを強く勧めます。 |
故障経験 |
まだ購入して1年未満ですので、様子見です。 なお、フロントバンパーは擦りやすいので気をつけてください(1敗) |
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イイね!0件
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日産 オーラ e-POWER 最高の1台です! 静粛性と加速感を備えた、Bセグ唯一の質感の高さ! 買わずとも、機会あれ ... |
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