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2025年07月13日 イイね!

消火器積んでます

消火器積んでます 私がフェラーリ348GTSを購入後まず最初にしたこと、それは車載消火器の設置だ。よくニュースで目にすることだろう、「●●高速でフェラーリ炎上」と。何も驚くことはない。あれは忘れもしない2006年鈴鹿、日本グランプリ。8度目の王座に向けトップを走るミハエル・シューマッハのフェラーリ248F1は、デグナーで突然白煙を吹き停まり、当時中学生だった私はテレビの前で泣いた。もっと最近で言えば、2022年にカルロス・サインツJr.が乗るF1-75だって大炎上したし、2023年のグッドウッド・リバイバルでは250GTOが燃えた。

 そう、これはただの車ではない、フェラーリなのだ。その赤いボディはこれまで犠牲となってきた者の血の色だと言われている。常に死の香りを感じ、生きる悦びをを得るためのマシンである。とはいえ、私には妻も子供もおり、生死を彷徨っている暇はないので、車載消火器を設置し、最悪の事態に備えている。

 「ファイヤーショーカスティック」というこの消火器は、コンパクトで収納しやすく、不活性ガスを使用するので消火時に粉末による汚損がない。もちろん人体にも無害で、噴射時間も普通の消火器より長く、15年保存が効くらしい。そんな夢のような消火器はF1の現場でも使われており、なんとイタリア製。「イタリア製なんて大丈夫か?」と思われるかもしれないが、車が燃えることに対して一番経験がある国が生んだ消火器だ。まさに我がフェラーリにピッタリ。これをなぜパーツレビューに書かずブログに書くか?だってパーツレビューは使用した評価を書く、すなわち車が燃えた人が書く場所だからだ。「設置しました、星5つです」などと私は書かない。
Posted at 2025/07/13 07:55:22 | トラックバック(0)
2025年07月12日 イイね!

外国人にモテる

外国人にモテる フェラーリ348に乗って行く場所はもっぱら首都高。子供や妻が寝静まった夜が多い。休憩のため某パーキングエリアに入ると、ここ数年でこの場所もインターナショナルになったんだなと実感する。もちろん観光客も多いが、日本で暮らす車好き外国人にとっても、某パーキングエリアは魅力的な場所なのだろう。夜に集まっている車は映画『ワイルド・スピード』さながら、カスタムされた国産スポーツカーが多い。おおよそ多くの外国人が求めているのも、「本場のJDM」であるそれらの車だろう。

 しかしそんな中において、フェラーリ348はなかなかの人気だ。停めるとたちまち数人の外国人に囲まれて写真を撮られる。面白いのは、日本人はほとんど寄ってこないこと。まあ観光で来ている外国人ほど、日常の日本人はパーキングエリアで写真は撮らないだろう。でも例えば、レアな車両やスーパーカーが来れば、日本人だって人だかりを作るはずだ(前にF40が現れた時なんかは凄かった…)。348の場合、日本人には見向きもされず、何故か外国人ばかりが、熱い視線とサムズアップを送ってくる。

 何人かと話してみると、「これが一番好きなフェラーリなんだ!」と言ってくれた方もいた。その彼はドイツからやってきたそうだが、彼らの国では世代やモデルを問わず、フェラーリ、いやスポーツカー全体に対するリスペクトが強いように感じた。しかしもう一つ不思議なのが、あれだけパシャパシャ写真を撮られているのに、後日SNSでエゴサしてみても出てこないこと。せっかくなら、世界の皆んながこの車をどんな目線で見ているのか、知ってみたいのだが。
Posted at 2025/07/12 07:42:56 | トラックバック(0)
2025年07月11日 イイね!

屋根はあった方がいい

屋根はあった方がいい 私のフェラーリ348GTSは屋根が脱着可能な、いわゆる「タルガトップ」だ。その名称はポルシェが登録商標を持っているらしいのだが、そもそも「タルガ」とはイタリア語で「盾」とか「皿」といった意味。シチリアの伝説的公道レース「タルガ・フローリオ」が有名だが、これは同レース優勝者に贈られるフローリオ家の盾という意味。まあポルシェはそのタルガ・フローリオの最多優勝記録を持つメーカーだから、車名に「タルガ」を冠するのはわかるが、それを商標登録までするのは少々厚かましい気が…。

 なんて前置きはいいとして、348GTS。購入当初、「フェラーリのオープンなんてさぞ気持ちよかろう」と期待大だった。なんせ私はこれまでフィアット・バルケッタやアバルト595Cといったイタリアンオープンカーを乗り継いできたから、その頂点たるフェラーリのオープンには絶対に乗ってみたかった。そして納車されてすぐ首都高に上がり、パーキングエリアで重たい屋根を外してみた。外した屋根は座席の後ろに立て掛けて収納する。しかしそのせいで、座席を前に出さなければならず、ドライビングポジションが少々窮屈になってしまった。

 なんだかなぁと思いつつも走り出したが、そのモヤモヤは確かな失望に変わった。まず、風の巻き込みが非常に不快。バルケッタの風の巻き込みも凄かったが、あれは爽快感を伴うものだった。しかし348GTSのそれは風圧が強く感じられ、しかも頭上に集中しているので、座高の高い私だとただ不快なのだ。しかも風切音も大きく、せっかくのフェラーリサウンドがスポイルされる。視界的な開放感も、自分の頭上が開くだけなので少ない。オマケに上屋の剛性がなくボディはミシミシと音を立て軋む(これは屋根を閉じていても同じなのだが)。私は次のパーキングエリアに入り、そっと屋根を閉じた。どんな車でも屋根が開けばヨシ!ではないことがわかった。
Posted at 2025/07/11 07:31:52 | トラックバック(0)
2025年07月10日 イイね!

夏眠の実験

夏眠の実験 愛車フェラーリ348はしばらく冬眠ならぬ夏眠をさせようと思う。理由は二つあって、一つ目はこの暑さの中で動かすのは車的にも、ドライバー的にもツラい。ちなみに、エアコンはしっかり効く方だと思うが、なんせ座席の後ろにすぐ3.4LのV8エンジンがある。その熱の影響がないわけがない。そして二つ目は、実は先月、第二子が誕生した。そのためしばらく仕事と共に車趣味も「育児休業」となる(といいつつ、その合間にこうしてチマチマと文章を書けるように、このみんカラを始めた)。

 夏眠させるにあたって、気になる点はこれまた二つ。一つ目はバッテリー上がり。これは、実は348にはキルスイッチが付いており、これをOFFにしておけば8ヶ月は不動でも大丈夫らしいので、頼もしい限りだ。二つ目の気になる点は湿気。我が家のガレージは屋根はあるが壁やシャッターはない屋外だ。通気性の良いボディカバーをしているものの、車内にこもる湿気は気になるところ。そのため、「水とりぞうさん」を購入し、車室内に設置してみた。古めの車に乗られている方がよくやっているのを見るし、ショップの店主もやっていた。

 設置して10日ぐらい経ち、カバーを外して車室内を換気も兼ねて確認してみた。ちなみに屋外だと、カバーに蜘蛛の巣や虫などが溜まってくるので、夏眠とはいえ定期的にカバーを外す必要がある。すると、ぞうさんはわずかに水が溜まっている程度で、まだまだカラカラだった。これは二つ考え方があって、一つ目は屋外で高温すぎるため除湿性能が落ちている。二つ目は、そもそもそんなに湿気が溜まっていない。つまりそれほど問題のない状態ということだ。まあ梅雨の期間はほったらかしにしていたので、何を今更という感じだが、引き続き様子を見たいと思う。
Posted at 2025/07/10 07:59:35 | トラックバック(0)
2025年07月09日 イイね!

熱マネジメントが大事

熱マネジメントが大事 本格的に暑くなってきた。こうも暑いと、我がフェラーリ348は冬眠ならぬ夏眠だ。納車は秋だったが、店主から「とにかく常に水温計を見て運転すること!」と念押しされた。ハンドルから覗くメータークラスターには、一番見やすいど真ん中の「一等地」に水温計がある。イタリア車はこういうところは合理的なのだ。水温計の針が真ん中を超えると、サイドから電動ファンの回る音が聞こえる。これも大事で、渋滞中など、ちゃんと回って水温を維持しようとしているかが確認できる。が、暑くなってくるとこの電動ファンが頻繁に回るため、こちらとしてはヒヤヒヤものだ。

 そして、水温は問題なくても警告灯が点くことがある。「SLOW DOWN」と書かれた赤い警告灯は、なんとメーターの両端、ちょうどハンドルで隠れる部分にあるから、なかなか気付かない。合理性よどこへ行った?この警告灯はエンジンの排気熱が異常に高くなった場合にセンサーが反応して点くらしい。両端にあるのはV8エンジンの片バンクずつという意味で、「1-4」「5-8」に分かれている。サンバイザーには、丁寧に日本語でこの警告灯を解説した注意書きが貼られている。

 一度この警告灯が頻繁に点くようになり、慌ててショップに駆け込んだが、店主曰くセンサーの接点不良でよくこうなるらしく、清掃をしてもらい警告灯は点かなくなった。とにかく、水温に異常がなければ大丈夫!らしい。さすがはフェラーリ。先日のエンジン再始動問題といい、こういう熱マネジメントに気が抜けない点もレーシングカーのようで魅力的である。ただ、この警告灯が「オオカミ少年」にならなければいいが…。
Posted at 2025/07/09 07:37:25 | トラックバック(0)

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 子供の頃、家にフィアット・プントがやってきて、イタリア車に興味を持つようになった。最初はそのユニークなデザインや、ブランドの歴史に惹かれていった。学生時代の卒...
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