オーディオネタです。
長いので、興味が無い方はスルーしてくださいm(_ _)m
ifi nano iDSDを入手してからというもの、
仕事部屋で今まで以上に音楽を聴きながら仕事をするようになりました。
一日18時間近く聴きながら仕事をしていると、音が抜けてこないというか、こもっている気がして、ハイレゾ音源を再生しても納得がいかない日々が数ヶ月続きました。
どう書けば伝わるのかが難しいのですが、一応音源はハイレゾなので非ハイレゾに比べれば良さは分かります。しかしスっと響いてこずで、デミオの車内で再生させた方がスッと響いてくるんです。
そこで何が違うのか。
・再生に使っているマシンを同じにし、再生ソフトはfoobar2000。
・DACはifi nano iDSDで同じ。
ここから先で、
・アンプが違う
・スピーカーが違う
・ケーブルが違う
という相違点(箱とかそういうのは仕方ないので)があります。
スピーカーはそこそこのモノ(ONKYO D-112EXT)を使っている(ほんとはD-212EXが良かったのですが、懐事情ですw)ので、逆にこのスピーカーでデミオに付けているスピーカーで聴ける音が出ないのはおかしい!と。
ということは、アンプが原因か。
使っていたアンプは、ONKYO NR-365というAVアンプです。
価格帯も入門レベル機なのですが、ハイレゾ対応なAVアンプです。
で、よくよく試してみるとAVアンプ本体でハイレゾを再生(わざわざUSBメモリか、使い勝手の悪いDLNAなので使っていませんでした)させると、あれ?スッキリしてる。。
ifi nano iDSD → RCA → NR-365
という接続で劣化している気がしてきました。
ちょこちょことgoogleさんで調べてみると、NR-365のRCA入力はダメダメという話がちらほらorz
ifi nano iDSD → 同軸デジタル → NR-365
にすると結構改善されますが、PCMなのでDSDを期待している点で期待値ではないのです。
どうもDSDの丸みを帯びたような音に心地よさを感じてしまいます。
色々とAVアンプについて調べてみると、
「ステレオアンプと比較すると音質が良くない」そうで。
値段にもよるのでしょうが、余計な映像系やDSPが載っているがために音質的には良くないなど。
更に私が持っているNR-365は入門AVアンプということで、予算のかけ方的に音が良く無いというのは致し方ないところでしょうか。
※NR-365はRCA -> A/D → D/A -> スピーカーという経路で余計なA/D D/A変換が入っているとのことでした。
うぅむ、こうなってくるとステレオアンプで聴いてみたいと思ってしまう私。
音源とプレイヤー、ifi nano iDSDをもってヨドバシへ行ってみました。
というのも、使っているスピーカーが展示してあり、ほぼ自宅と同じ機材で聴けることが判明したからですw
店員さんにお願いしたら速攻でOKしてくれまして、ありがたやと聴いてみました。
愕然。
最初の一音で分かるというw
今まで聴いていた音はなんだったのか。。。
ステレオアンプで聴いた感想は、
・スっと透き通る音。
・低音域から高音域まで歯切れの良い鳴りかた。
・ボリュームが小さくても音のバランスが崩れない。
・様々な音がそれぞれで聞え、だまになっていない。
そこに求めてる音がありましたが、まだ少し「ぼわん」とするのが気になり、
ついでにインシュレータをスピーカーに付けて聴かせて頂きました。
クッキリ視界良好!
という感想が伝わるか分かりませんが
「そこそこの値段がするピアノの筐体」
・・・余計分からないですね(..;)
カチっと締まって響くような印象になりました。
ヨドバシで捕まえた店員さんが偶然にもオーディオに詳しい方で、色々と悩んでいる問題点を説明すると、こういう解決策もありますよと複数提示してくれたり。
結構マニアックな質問をしてもスッと回答してくれるというのは、なんともレベルが高いと感心してしました。
個人的にピアノでダンパーペダルを踏んだ時の雰囲気が伝わって欲しい(息継ぎみたいな・・・なんて言えば良いんだろう)。
これは元の音源自体に入っていなければ、当然伝わらないのですが。
※そういえば真ん中のペダルの意味を忘れた。。。
え?そんなジャンルの曲も聴くの?
という突っ込みはしちゃダメですよ?w
実は結構、いろいろなジャンルを聴きます。特段と好きでなくても、聴いていると学べたりもしますし、固定的になってしまうと視野が狭くなってしまうので(^-^;)
最終的に、
「沼にハマるようなレベルでなく、入門レベルでもしっかり聴けてアナログチックな雰囲気を残したい」
という無理難題を言って、出てきた構成がコレ。
DAC : TEAC UD-301
AMP : ONKYO A-9050 (A級アンプ)
味を出すというところで個人的にifi nano iDSDはどうも冷たい雰囲気があって、UD-301はアナログチックな音がしてくれるというか。暖かさがある感じです。あとは中音域が張り出す感じがします。
アンプはD級アンプの方がスピーカーを鳴らすパワーや立ち上がりの早さ的なものを感じたのですが、先入観があるのかデジタルチックなトゲトゲを感じました。
なので今頃?といわれるかもしれませんがA級アンプにしました。真空管アンプとかも面白そうですけど。
結果的にピュアオーディオと言われている方向を向いたようですが、ブックシェルフスピーカーでは鳴らせない低音域をサブウーファで鳴らしているので邪道?ですw
方向性的にTMのデジタルサウンドとは違う気もしなくもない?のですが、CAROLやQUIT30、MTRにはバランスが良いです。特にMTRやばいっすw
ようやくもやもやしていた霧が晴れて、孤独な仕事中も楽しめそうです。
※ちなみにステレオアンプは高校生の頃にバイトして購入したDENON以来。当時、コンポーネントオーディオに憧れていた記憶が蘇りますw
あとはこの方向性を少しでもデミオで再現できたらなぁと思っています。
音としてのセッティング状態はなかなか良いのですが、どうにも定位が良くないというのが悩みです。やはりドア足元にスピーカーというのがいまいちなんですかね。。
ps...
リアルタイムDSD変換勝負
ONKYO HF Player VS foobar 2000
間違いなくHF Playerの方が音の粒がしっかり出ます。個人的にはHF Playerの勝ち。
foobar 2000は音の粒がいまいち再現性悪い気がします。
DAC勝負
ifi nano iDSD VS TEAC UD-301
デジタルチックで渇いた感じのiDSD。パワーを感じアナログ感があるUD-301。
パワーはUSB電源か100Vの違いか?
好みが分かれる気がします。ポップ系やテクノ系にはiDSD、オーケストラの壮大感やアナログ感を感じるにはUD-301というところでしょうか。
もっともっと高価格帯なDACだとさらに表情が変わりそうですが、手を出せませんw
ちなみにHF PlayerとUD-301の組み合わせは素敵です。PC版出ないかなぁ。。。
ps...
スピーカーのバナナプラグ端子はおとぅさんに頂いたものを使っています。
スピーカーケーブルは慎さんから頂いたケーブルを使っています。
お二方には感謝ですm(_ _)m