Windows 7 でも「USB 大容量記憶装置」を高速化

【マニアックなネタなので、興味が無い方はブラウザバック推奨です】







Windows 10にアップグレードせず、Windows 7のままで2020年を迎えようという方も意外と多いのではないかと思います。

私も作業するメインマシンでは仕事の都合で色々と制約があり、Windows 7のままとしました。

Windows 8系は全部すっ飛ばしたため気づかなかったのですが、Windows 7だと、Windows10よりUSB接続の記憶装置で速度が出ないことはご存じでしょうか。
実際に、同じベンチマークソフトを用いてUSB3.0接続で行うと、Windows 10の方が速度が出るんですよね。

なんとなく、速い方が嬉しいというか。
ではWindows 7でもどうにか速度向上を図れないかと、調べつつ実施してみました。

まずは変更前に計測した結果です。
※USB3.0接続のUSBメモリです。


Windows 7の設定類をカスタムすると、以下のようになりました。


シーケンシャル(上から３段目)ですと、読み込みで20％増し、書き込みはなんと倍になりました。
ここまでくると、実際に体感出来るレベルで速くなっています。

万人にお勧めは出来ないカスタム方法なので、もしチャレンジしてみたい方は「KB2581464」というアップデートパッチから調べてみて下さい。
ただ現状最新のWindowsアップデートが行われているマシンですと、「KB2581464」は当てられませんので、そこを一工夫して乗り切れる方なら、なんとかなると思います。

メモリカードを買ってベンチマークしましたというブログを以前書きましたが、このベンチマーク結果も設定を行うと向上します。
以前のブログに掲載したCFカードについては、以下の様になりました。

変更前


変更後


全体的に向上しているのがわかるかと思います。
CFカードについてはデジイチで書き込みをするわけで、パソコンへ取り込む際の読み込みでしか向上の体感は出来ませんが、実際に設定後は設定前よりスムーズに読み込みが行われるようになりました。

まだまだWindows 7には頑張って頂かなければ。