hookの方でUPしようかと思ったのですが、個人的な写真ですし、クルマではないので…。
ついでに名前も変えてみました
東日本大震災の話題も最近はめっきり少なくなり、風化しつつある今日この頃。
写真でしか自分は伝えられないのですが、記録しなければならないと思い、ここにUPします。
宮城県東松島市野蒜“のびる”海岸沿いにある“東松島市立鳴瀬第二中学校”に研修の一貫で行って来ました。
地元のボランティアガイドの方と一緒に校舎内外を見てきたのですが、まず驚いたのが校舎内の様子
天井板が外れ、断熱材や配管がむき出しになっている
まさに骨組みだけ
かつては賑わったであろう校舎の廊下は寂しさと恐怖すら感じる
たくさんの生徒が行き来したであろう廊下
グラウンド側より撮影
一階部分はもちろん、二階まで爪痕が残る
3時48分
ガイドの方によれば、この時間に地震による津波の第一波が到達したという
その衝撃で時を止めた

校舎二階
当日は卒業式だったらしく、黒板にはメッセージが書かれ、いまだに消されずに残っている
黒板上の時計はあの時間で止まっている
教室の雰囲気もあの時から止まっているようだった
校舎の壁の所々にはメッセージが書かれていた
校舎の取り壊しが決まり、整理されていた
校歌碑
学校の魂というべき校歌も、未来永劫忘れることのないよう石碑に残された
入り口の門には、数多くの折鶴が捧げられていた
今更と感じる方も多いと思う
しかし、直に自分の目でその場に行って見て来たが
現場はなにも進んでいない
決壊した防潮堤、破壊された水門、
これからの命を守るであろうものでさえ、再建されずそのままの状態
こんな
状態の建屋が手付かずで残っていた
止まった学校の時計のように、街全体があの時間で時を歩むのをやめてしまったような雰囲気だ
地元の方の笑顔が辛かった
なにも言ってやれなかった
流された数多くの想いが、安心して戻って来れるような街に戻さない限り
街の時間は止まったままなのだと思う
たくさんの方と共有したい
写真を撮ってこんな事を思ったのは初めてだった
どうか、風化してしまわないように
拡散のご協力お願いします
Posted at 2013/07/29 00:26:21 | |
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Stand Alone Episode 2013 | 日記