
「♪ 箱根の山は天下の剣 函谷間も物ならず ♪」
で有名な滝 廉太郎作曲「箱根八里」の歌にもなった場所でもあり、昔、第二次世界大戦後に勃発した、堤 康次郎(つつみ やすじろう)率いる西武グループと、大東急組の安藤楢六(あんどう ならろく)率いる小田急グループと、その背後に居る五島慶太(ごとう けいた)率いる東急グループの間で繰り広げられた「箱根山戦争」の舞台となった場所で、キューブのおへや・おおべや(以下 主要サイトと記す)主体の箱根オフが今年も行われました。
毎年6月に行われる恒例になった箱根オフも今年で8回目を迎え、37台の四角いクルマが関東圏を中心に集結しました。
キューブと箱根 このキーワードにポイントがあり、元々形が「箱」状であるキューブと「箱」根を掛け合わせたものであり、「キューブのオフは箱根で」という主要サイト管理者の拘りが伺えました。
(キューブは車検証上での車体形状は「箱型」ではなく「ステーションワゴン」です。)
箱根登山鉄道の撮鉄を終え、箱根新道経由で一路湖尻林間駐車場へ向かうロナウドは、途中国道1号線の「元箱根」付近でのダダ混みに巻き込まれ、結局12時40分過ぎに到着しました。
到着した時は、四角い11型キューブが沢山集まってました。
こーたろーさん、モン吉さん、canbe9821さんの東海3トリオ(笑)がお出迎え。
さかやんさんのコペンの後に止める事にしました。
恒例の自己紹介などは既に終わっていて、皆キューブ談義に花を咲かせていました。
何か自己紹介で衝撃的な出来事があったとか...。ブログのネタにもなっているそうですが...。
今回の箱根オフで、ロナウドが注目したマニアックなキューブがコレです。
すが様さんの青いキューブですが、ダッシュボードには「割増」の表示が...。
正に白タク仕様のキューブであります。(笑)
左後部ドアにはコレが...。
初乗り710円は高い!!
これらのグッズ、どうやらオークションで出回ってるそうですよ。
正にマニアックな1台のキューブでした。
こちらは以前美女木のAWで見たスポ魂キューブ(右)です。オイルクーラーのホースはダミーだそうですよ。
それと、何処かで見た横浜ナンバーの赤いキューブ(左)。雑誌ワゴニストにも載ったキューブ。
そうです。去年浜名湖渚園で行った東西の合同オフ(うなぎオフ)の時に入ろうか入るまいか迷いに迷って、結局帰ってしまったあのキューブです。(笑)
こちらは、「なにわ」「いわき」「つくば」と続く4大平仮名ナンバーの一つ「とちぎ」ナンバーが一際眩しいヒサビックさんのキューブ。何やら分解中のようですねぇ。PIAAという文字が...。フォグをHID化している途中ですね。ウチは大陸物に対し、ヒサビックさんのは国産のPIAAです。勿論高価です。いいなぁ~。
ロナウドと同じ大阪から参加のSHOさんの「なにわ」ナンバーとの平仮名ナンバー2ショットを実現したいと思ってるのはロナウドだけか...。(笑)
今回もインパクトのあるキューブが降臨しました。☆まり☆さんのキューブです。
フロントの原型がわかりません。顔面移植は関東では盛んなのでしょうね。特に埼玉はこのようなドレスアップを昔から多く盛んにやっていると聞いています。
屋根には模型までありました。当然ですが市販はしていません。
左のMPVの模型は相方銀さんのものです。
こちらは ぴっつさんのキューブです。いつのまにか痛車仕様になっている...。
ダッシュボードにおいてあるフェアレディZのラジコンも痛車仕様になってます。
こーたろーさんや、長老兄ちゃんとマニアックな話をしたあと、ジャンケン大会が始まろうとしていました。
今回も色んな物がズラーリと揃っていました。
目の前にはバナナが、奥にはSHOさんの高級一眼レフカメや、たろーさんのビデオカメラが置いてあります。これらも景品に含まれてるんです。(ウソです 笑)
みんな集合、たろーさんの合図でジャンケンほい!!
これぞ大規模オフの定番です。
ジャンケン大会の最中、ロナウドはココで一旦抜けて、箱根ロープウェイに乗りました。
桃源台駅から早雲山駅までの約4キロで、往復2340円也!! 箆棒に高いですが、朝に箱根登山鉄道を撮鉄する前に、予め「箱根フリーパス」(3900円)を買っていたので、採算は取れていますがね。
箱根ロープウェイも最近リニューアルされ、ゴンドラも一新しました。
約15年前に一度乗った時は、10人も乗れなかった小さいゴンドラでしたが、今のゴンドラは18人乗りです。中には風鈴もありましたよ。
また運転方式も大きく変わり、今までの単式複線自動循環式から、複式単線自動循環式フニテルに変わりました。
分かりやすく言うと、ロープ(支曳索)が2本並行している中にゴンドラが吊ってあって、横風に強くゴンドラを大きくして定員を増やせるという利点があり、日本ではこの箱根ロープウェイが初で、他に谷川岳ロープウェイや蔵王ロープウェイ山頂線にも採用しています。
フニテルとは2本の支曳索の間隔がゴンドラの横幅より広いものの愛称だそうです。
早雲山駅にはこのような物が見れますよ。でっかいプーリーが回ってます。

(画像をクリックすると、拡大します)
大涌谷(おおわくだに)付近です。かなり高いです。高所恐怖症の方はお断りです。(笑)
大涌谷駅内にあるレストランで名物の大涌谷カレーを食べました。
画像はその中のカツカレーバージョンで、値段はこの量で且つ温泉玉子(黒玉子)付きで1200円也!!当然高いです。
ご飯の量が少ない為、追加でライス(200円)を注文したのは言うまでもありません。(爆)
大涌谷駅でカレーを食ったあと、キューブのオフ会場所である桃源台駅に戻りました。
最後に今回の目玉であるエルキューさんのキューブを紹介しましょう。
全国キューブ乗りのエルキューファンの皆さん、お待たせしました。(笑)
今回も千葉から駆けつけましたエルキューさんの11型キューブに新たな進化がありました。
ナント11型キューブに20インチのホイルが入っているんです。
普通なら考えられない領域。ジューク(!?)を超え20インチです。
1インチ=2.54㎝で換算して、20インチで50.8㎝ですよ。
12型キューブで20インチを入れるという話はロナウドも聞いたことがあります。
まさか11型にも入るとは...。 驚き隠せなかったロナウドです。
タイヤメーカーは、かつて映画「トラック野朗」に技術協力したニットータイヤ。今は東洋ゴムの傘下に収め、ニットーブランドとして今日に至っていますが、あのニットータイヤがまだ健在だったとは、ロナウドも久しぶりに聞いたブランドだなぁと感じました。
装着しているタイヤは「NEOテクGEN」という左右非対称のトレッドパターンを持つラジアルタイヤです。
サイズは225/30/ZR20を装着しています。
今回は殆ど撮鉄と乗鉄をメーンに行動した故、実際にオフ会場所に居たのは2時間程度でした。次の日が仕事である故に3時半には後にしなければならない為、知っている方しかお話が出来なかったんですが、次回はゆっくりと色んなキューブオーナー達とお話したいなぁと存じます。
ということで、今回の箱根オフレポ、これにてお開きと致します。
今回も御覧頂き、有難うございました。
おしまい