前回からのエンジン編です。
実はこのエンジン、いざ手元に届くとかなりのジャンクでした…
出品時に裏の写真が無かったので気付かなかったのですが、なにやら巨大なドレンボルトと液ガスがコテコテに塗られています…
もう嫌な予感しかしませんが外してみました。
あぁ…
やはりこうなっていました。
今までどうやってオイル交換していたのでしょうかね🤔
オイルスクリーンは穴が空いています…
これでは意味がないです…
この惨状ですので、ケース交換と共に消耗品全交換、洗浄してオーバーホールすることにしました。
ちなみにこのエンジンは6VながらCDI点火、ベアリングカム、Rクランク、セルなしながら4速といった具合にいかにも過渡期な仕様でしたが、腰上はこの時代はかなり変更が多かったようで、ピストンやヘッド周りの互換性は自分は把握できておりません(パーツリストを見ると品番違いがいくつかあるようです)。
ケース以外の全部品をメンテナンスしつつ移植していきました。
ケースは12V初期のC50用です。
ヘッドを外してみたところです。
ガスケットが一部欠けていまして、そこに赤っぽい液ガスが塗られていました…
一度開けられていたのかもしれませんが…
燃焼室はカーボンまみれでしたので、全てカーボンを落としてバルブの擦り合わせ、ステムシール交換を行いました。
ピストンも真っ黒になっていました。
リングはもちろん?固着していまして、オイルリング裏の逃がし穴は8箇所全てカーボンで詰まっていました。
おそらくオイル上がりで白煙モクモクだったのでは?と個人的に推測しています🤔
ただ、全体的に大きなダメージはなく、ベアリング類もスルスルだったのが意外でした。
走行9000kmとのことでしたが、実走で間違い無かろうと思われます。
ケースのベアリングも交換しましたので、ひたすら移植します。
この時代のホンダはクランクのバランスや重さでエンジンの味付けやパワー特性を変えていたらしいと聞いたので、もしかしたら12Vのクランクとは微妙に違うのかも知れません…
そう思うと貴重なものに見えてきますね〜
クラッチも開けてみましたが、ほとんど減っていなかったので清掃して戻しました。
ただスラッジの量はそこそこありました。
遠心フィルターの凄さを感じました。
サクサク組んで完成です。
シリンダーは真っ赤にサビていたのでワイヤーブラシでサビ落としの上で耐熱ブラックで仕上げました。
ジェネレータは在庫のミツバで12V化しました。
一見普通のカブエンジンなのに謎のニップルが生えているのが面白いですね〜
この副吸気回路は83年式のみなのでしょうかね?
SDXエンジン搭載というモンキーが某オクに出ていましたが、このようなヘッドではありませんでした。
エンジン番号はかなり近く、そのモンキーのエンジンは82年のようなのですが…
やはりこの時代のホンダは奥が深いです…
次回は搭載と電装の予定です。
Posted at 2026/04/14 00:25:00 | |
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