
2014年からBLレガシィに乗り始めて、気づけば12年。
スーパーライトチューンのつもりが、一周回って、今は“純正っぽいBLレガシィ”を作っています。
自分の中で節目と捉えて久しぶりにブログを書くことにしました。
最初はフルノーマル状態。
「スーパーライトチューンくらいで大人しく乗ろう」
そう思っていました。
……が、納車初日にSYMSの1本出しマフラーへ交換。
しかも当時は「2.0i仕様で大人しく乗る」と言っていた記憶があります。あの頃の自分はどこへ行ったのか😇
その後、少しずつ手を入れていくうちに、2016年頃にはすでに“スーパーライト”の枠から外れていました。
インタークーラー、キャタライザーなどもこの時期に導入。
「少しだけ」のつもりが、気づけば積み上がっていた感じです。
そして2016年〜2024年頃までは、外観的にもスポーツ路線へ。
カーボンパーツを増やし、ブラックアウトのイカリングヘッドライト、カーボンボンネット、不等長エキマニなど、今思えば“やってみたいことを全部試していた時期”だったのかもしれません。
当時はそれが正解でした。
あの頃の自分には、あの仕様がちゃんと似合っていたと思います。
でも、2025年に入って少し変化が出ます。
カーボンパーツのクリア剥げ。
各所のヤレ。
そしてふと思いました。
「このBLレガシィを、これからどうしていきたいんだろう?」
その時点では明確な答えはありませんでした。
ただ、まずはヤレた部分を直しながら、外装を少しずつ純正方向へ戻してみようと考えました。
カーボンボンネット。
カーボンルーフスポイラー。
カーボンフューエルリッド。
カーボングリル。
少しずつ外していき、傷だらけだった外装もリフレッシュ(ドア3枚補修)。
昔捨ててしまった純正パーツは、ヤフオクで買い直しました。
そして2026年。
純正戻しとリフレッシュが一段落した頃、改めて考えました。
「この先、BLレガシィをどうしていくのか」
かなり長い時間、今走っている現行車を観察しました。
何が新しく見えるのか。
何が古く感じるのか。
見続けるうちに、「新しく見える車」の共通点が少しずつ見えてきました。
その結果、自分の中で一つの方向性が決まります。
“2026年に見ても違和感のない、純正っぽいBLレガシィ”
ただし、一般の人から見れば純正っぽく。
でも乗ればちゃんと中身は違う。
そんな方向性です。
そのために、BLレガシィに対して
「残すもの」
「減らすもの」
「変えるもの」
を整理しました。
【残すもの】
時代の古さが出にくいもの。
【減らすもの】
カーボンパーツや、BP/BL全盛期らしい“当時感”。
【変えるもの】
現行車を観察して気づいたポイントを、当時存在したパーツの組み合わせで少しだけ再現すること。
特に時間をかけて考えたのはフロントフェイスでした。
新車から18年経ったデザインを、どう現代に馴染ませるか。
現行車を見続けるうちに、印象を決めているポイントが少しずつ見えてきました。
自分なりに整理すると、
・フロントフェイスに厚みがあること
・メッキパーツの使い方に統一感があること
・光るパーツのバランスが整理されていること
このあたりが、車の“新しさ”の印象を決めているように感じました。
では、BLレガシィでどう落とし込むか。
考えた結果、
・ヘッドライトは純正
→ 現行車のブラックアウトヘッドライトは、デイライト込みのデザイン。BLでやると少しズレると判断。
・ヘッドライトのメッキ率が高いため、その他はメッキ率を下げる方向
・フロントフェイスの凹凸感を減らし、厚みを少し足す方向
という考え方になりました。
その結果、2026年仕様として選んだのが、
K2GEAR エアバルジ Type1
純正OPフロントグリル
でした。
高さ方向の厚みはエアバルジ。
奥行き方向の整理とメッキ率の調整は純正OPグリル。
派手さではなく、2026年に違和感なく見えるための引き算と再構築。
それが、今のBLレガシィの外装思想です。
そして、外装と同じくらい考え続けてきたのが中身の方向性です。
BLレガシィは純正状態でも非常によくまとまった車だと思っています。
特にGT系は、純正状態で“かなり使い切っている”感覚が強い。
逆に言えば、純正の延長線上だけでは大きな伸びしろが少ない車でもあると思っています。
だからこそ、自分の中で一つの考え方ができました。
「BLレガシィらしさを壊さず、純正の限界点を少し上にズラす」
これです。
速さだけを追うなら、もっと大きなタービンや、別の車種を選ぶ考え方もあると思います。
実際、WRX STIのような車には絶対的なパワーでは敵わない。
でも、自分が求めていたのは“別の車にすること”ではありませんでした。
BLレガシィの乗り味やキャラクターを残したまま、少しずつ性能の上限を引き上げたい。
その積み重ねです。
だから吸排気は一通り手を入れています。
エアクリーナー、サクション、インタークーラー、エキマニ、タービン、キャタライザー、センターパイプ、リアマフラー。
でも方向性は“ピーク馬力至上主義”ではありません。
GTⅡタービン化も、馬力だけを求めたわけではありません。
純正タービンの“いっぱいいっぱい感”を解消し、少し余裕を持って走らせたかった。
純正タービンで高ブーストを掛けるより、余裕のあるタービンで少し低めのブーストを使う方向です。
……と、真面目っぽく書きましたが、もう一つ理由があります。
「シングルスクロールなら不等長エキマニ入れられるやん!」
ですw
効率だけを求めるなら等長だと思います。
でも、自分にとってはあの鼓動感や音も含めてBLレガシィらしさでした。
少し非効率でも、自分が“好き”と思える方向を残したかった。
結果的に、今の仕様になっています。
そして最近、GTⅡタービン仕様になってから改めて感じた変化があります。
以前は高回転まで回して、7000rpm近く使わないと“楽しい”と思えませんでした。
でも今は違います。
3500rpmあたりでタービンが立ち上がり始め、0.5barを超えた辺りから車の性格が変わる。
高回転だけではなく、中間域から盛り上がる。
常用域の楽しさが増えました。
速さというより、“気持ち良さの質”が変わった感覚です。
だから今の仕様は、自分の中では300PSを超えることが目的ではありません。
BLレガシィという完成度の高い車を、少しだけ上へズラす。
その結果として、速くなる。
でも本当は、“速さ”そのものよりも、
12年乗ってきた中で、自分なりのBLレガシィらしさを探し続けた結果が、今の仕様なんだと思います。
たぶん、まだ少し変わります。
でも方向性は、もうあまり変わらない気がしています。