
昨日、遠出をして壊れずに帰宅できましたがRCバルブ開閉は問題ありとわかりました。
1. 6,000〜8,000rpm 付近で全くパワーが出ない
本来 “パーン” と伸びていく回転域で失速する。
まるで リミッターがかかったように頭打ち になる。
2. 低回転は普通だが、中高回転で吹けない
3〜5千rpmは普通に走れるが、7〜9千rpmあたりでモッサリ。
2スト特有のパワーバンドに入らない。
3. エンジン始動時や走行中に「ジジジ…」「ウィーン」という作動音がしない
キーON時にRCサーボがポジションチェックする音がしない。
スピードを求めない私としては、今でも街中走行では極端に影響ないのですが
なんか気持ち悪いしエンジンにはLOW固定だと負荷がかかるらしい。
サーボモーター・配線・コントローラーの故障が疑われるので以下、自己診断
● RCバルブのワイヤー切れ・調整ズレ←切れてはいないが前回調整が中途半端だったとわかったのでやり直す。これはモータが動かない直接の原因ではない。
● サーボモーター故障←白いカプラーを外すとモーターが動く。動きもスムーズでモータは生きている。
● RCバルブ本体のカーボン詰まり←まだ5000キロだし、レストア中に動いていたから除外。
● PGM-IIトラブル←可能性はここ!
PGM-II の RC制御信号が出ていない という状態
★考えられる原因
1)RC制御ラインだけ出力が死ぬ
2)内部コンデンサ劣化
3)ハンダクラック
4)出力トランジスタ不良
1ですめばラッキー。2~4の場合、PGM-IIのオーバーホールコースで数万円。。
今週末に、PGM-II のカプラー抜き差しと腐食の確認とAZの接点復活剤をAMAZONで注文したので、清掃してみてみます。、カプラー内部のピンだけ腐食・接触不良 というパターンはMC18で非常に多いそう。そのパターンなら不幸中の幸い!ドキドキ。
仮にPGM-IIが原因の場合、そうそう修理はできないのでHI位置かLOW位置に固定させます。おそらく今は、LOW位置固定の症状。
HI位置固定だと
● 低速が極端にスカスカになる
→ 3,000~6,000rpm 付近が特に辛い
→ 発進が少しもたつく
→ 街乗りはストレスが増える
● パワーバンドに入ると普通に走る
→ 8,000rpm 以上はむしろ本来の性能に近い
→ サーキット仕様に近い特性
ちなみに、中間位置固定だと
低速もダメ、高速もダメという最悪の特性になる
低回転 → ポートが広すぎてトルクが出ない
高回転 → ポートが狭すぎて抜けが悪い
要するに 全域スカスカ になるらしい。うわぁ。。。
以下、安全なHI位置固定方法らしい。
● バルブレバーを「完全にHI位置」に固定する
中途半端だと排気が乱れ、逆に調子が悪くなる。
● ワイヤーは外しておいた方が安全
サーボが暴走したり力が入るとワイヤーが損傷するため。
● サーボは電源側カプラーを外して無効化
こちら実践はしていないので知識レベルですが、この対策も想定しておこう。